『約束の地』神が与えた土地はユダヤ人のもの、これを信じて疑わないイスラエルの人たちは、パレスチナ人を闖入者、余所者として排除しているが、その根拠はどこから来ているのだろうか?自分たちの遠い祖先が何処から来たのかを探ってみるがいい。本当のユダヤ人は有色系のパレスチナ人の中にあることはイスラエルの知識人も認めているのに、国を牽引する政治家のプロパガンダに引きずられて、今のごとき歴史上の大惨事を起こしている。『ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか』2008年の朝日新聞に載った記事には、当時テルアビブ大学の教授であったシュロモ・リンドが言ったように、『イスラエルを建国したユダヤ人が、実はユダヤ教に改宗したハザール人であり、本当のユダヤ人はパレスチナ人の血の中にある』と告白している。本当のユダヤ人はパレスチナ人なのだ。イスラエル建国の陰の立役者はアメリカで、第二次大戦後の世界をリードしてきた功績はあるとしても、中東の一角に対アラブの楔を打ち込んだに等しい権益構築は、アラブとの紛争を絶えず抱えた火種を残したともいえる。発端はアメリカ政府に影響力を持つユダヤロビーの働きかけであったことは想像できる。「ユダヤ人」(イスラエル人)がホロコーストの悲劇を浴びて世界の同情を買ったのであるから、誰よりも悲劇に敏感であらねばならないはず、なのにパレスチナ人へのジェノサイドは鬼畜のなせる悪業ではないか。『さまよえるユダヤ人』が終の棲家を得た喜びは、パレスチナ人と分け合うがいい。シュロモ・リンド教授も双方が平等な権利を付与されるべきだと述べている。
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