conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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鼻先三寸の秋心

2012-10-26 20:55:10 | 随想

初っ端から、とっかかりの悪い題名をつけてしまったが、ようするに

近視眼的随想ということになります。

石原慎太郎都知事が辞表を提出したことで

殿中松の廊下のような慌ただしい政界の動きとなりました。

 

この場合、誰が浅野匠頭で、誰が吉良上野介なのかとか

昼行燈の大石内蔵助は?なんてことは場違いだと云うことがすぐに分かった。

江戸幕府の長年にわたる政治機構の疲弊が、二進も三進もいかなくなった頃

外圧による混乱の眼が開いて、愛国有罪不問の倒幕運動へと進んだ、と

見るべきだろう。

 

少なくとも幕末から維新にかけての、とてつもない爆発エネルギーが

一気に本土に押しかかった。

このエネこそが捲土重来の好機、というか危機意識の今様なのだと

現代の政治家が革命の志士を募っているわけだ。

 

問題はこの後、日本をどのような姿に持って行こうとしているのか

橋下竜馬船中八策が柱?

21世紀の先読みが欲しい。

 

 

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