平成18年の北海道の栗山町議会で議会基本条例が制定されて以降、議会改革とそれに伴う議会基本条例の制定の動きは全国で加速して、鈴鹿市議会でも平成24年に議会基本条例が制定されました。
平成19年の統一地方選挙で当選し現職になっている私は、この間、平成19年から22年の間での鈴鹿市議会での議会改革特別委員会などでの議論はもちろん、市民と議員の条例づくり交流会議をはじめとした議会改革に関する研修や、すずか倶楽部での会津若松市議会の議会改革の取り組みの視察など、鈴鹿市での市民と議員と議会の関係についていろいろ考え取り組みました。平成23年の改選後は、議会基本条例の制定に議員として関わったことはもちろん、外部での議会改革についての研修、京丹後市議会の議会報告会の現場を視察しすずか倶楽部で想定議会報告会に取り組むなど、試行錯誤しながら現在にいたっています。
この間、鈴鹿市議会も基本条例制定後いろいろと変化、例えば議会報告会の開催やタブレットなどの持ち込みの試行などが行われてきており、鈴鹿市議会も着実に進んできています。
そのようなことを踏まえながら考えたのですが、鈴鹿市議会だけでなく議会基本条例を制定した多くの議会が来年の統一地方選挙で改選を迎えますが、条例があるからといって改選で新しく議員となる方たちが、必ずしも議会改革についてこれまでの議論を踏まえた上で立候補されるとは限らないことは、基本条例があるとはいっても議会改革の継続性から考えて、要検討の要素ではないでしょうか。もちろん、現職議員にとっても議会基本条例があるから学ばなくて良いということはなく、不断に学び検証し行動すべきことだと思います。
ですから、この部分について現職の議員は、改選後に事務局も含めた議会全員で議会基本条例の読み合わせを行う機会を設けるようにすることや、あわせて先例や申し合わせなどについても確認と議論の場を持つことなどを、議会基本条例の条文に記載することを検討するほうが良いのではないかと思います。新人議員に対する研修でいいのではないかという人もいるかもしれませんが、基本的に4年で入れ替えが行われる訳ですから、改選直後に行うことは大きな意義があると思います。
また少し違う観点として、すでにそのまちに議会基本条例があるということは、議員への立候補にあたって知っておくべき必須事項といえるのではないでしょうか。まだ制定されていないのであれば別ですが、議会基本条例が制定されているのであれば、そのことを知らないまま立候補することは少し理解しにくいものです。
議会基本条例のあるまちでは、議員立候補にあたって基本条例を学ぶことと、改選後の議会全体で基本条例を確認する作業を入れることを検討することは、そのまちの住民の方々にも議会にも重要なことだと思うところです。
平成19年の統一地方選挙で当選し現職になっている私は、この間、平成19年から22年の間での鈴鹿市議会での議会改革特別委員会などでの議論はもちろん、市民と議員の条例づくり交流会議をはじめとした議会改革に関する研修や、すずか倶楽部での会津若松市議会の議会改革の取り組みの視察など、鈴鹿市での市民と議員と議会の関係についていろいろ考え取り組みました。平成23年の改選後は、議会基本条例の制定に議員として関わったことはもちろん、外部での議会改革についての研修、京丹後市議会の議会報告会の現場を視察しすずか倶楽部で想定議会報告会に取り組むなど、試行錯誤しながら現在にいたっています。
この間、鈴鹿市議会も基本条例制定後いろいろと変化、例えば議会報告会の開催やタブレットなどの持ち込みの試行などが行われてきており、鈴鹿市議会も着実に進んできています。
そのようなことを踏まえながら考えたのですが、鈴鹿市議会だけでなく議会基本条例を制定した多くの議会が来年の統一地方選挙で改選を迎えますが、条例があるからといって改選で新しく議員となる方たちが、必ずしも議会改革についてこれまでの議論を踏まえた上で立候補されるとは限らないことは、基本条例があるとはいっても議会改革の継続性から考えて、要検討の要素ではないでしょうか。もちろん、現職議員にとっても議会基本条例があるから学ばなくて良いということはなく、不断に学び検証し行動すべきことだと思います。
ですから、この部分について現職の議員は、改選後に事務局も含めた議会全員で議会基本条例の読み合わせを行う機会を設けるようにすることや、あわせて先例や申し合わせなどについても確認と議論の場を持つことなどを、議会基本条例の条文に記載することを検討するほうが良いのではないかと思います。新人議員に対する研修でいいのではないかという人もいるかもしれませんが、基本的に4年で入れ替えが行われる訳ですから、改選直後に行うことは大きな意義があると思います。
また少し違う観点として、すでにそのまちに議会基本条例があるということは、議員への立候補にあたって知っておくべき必須事項といえるのではないでしょうか。まだ制定されていないのであれば別ですが、議会基本条例が制定されているのであれば、そのことを知らないまま立候補することは少し理解しにくいものです。
議会基本条例のあるまちでは、議員立候補にあたって基本条例を学ぶことと、改選後の議会全体で基本条例を確認する作業を入れることを検討することは、そのまちの住民の方々にも議会にも重要なことだと思うところです。