3月30日、法政大学を会場に開催された「市民と議員の条例づくり交流会議」に参加しました。
大テーマは「もう一度、何度でも・・ 議会改革 見失うな原点、あなどるな傾向と対策」です。
会場には全国各地の議員の方々や、首都圏近辺の市民の方々など多くの人が集まり、議会改革をテーマに研修やワークショップを熱心に取り組まれていました。交流会議には1期目の2年目からずっと参加しており、関わってからかれこれ6年目、その間に東海地方での企画と運営にも携わったり、また議会基本条例の制定などこれまでの鈴鹿市議会の議会改革など、学びを行動につなげられていると感じています。
また今回、議会基本条例が現在のところ全国で約3分の1の自治体議会で制定されていることが報告され、全国に動きが広がっていることが、数字の上で見えてきました。
今回のワークショップでは議会改革の3つの壁として、「3つのカベをどう乗り越えるか」(3テーマにわかれグループ討議@分科会)が行われました。
【第1のカベ】改革をしようという合意ができない・・どのように議会改革の合意をつくっていくか/個別の改革をどう全体の流れへつなげていくかなど
【第2のカベ】改革の中身が深まらない・・どのように改革を実質的なものにしていくか/具体的な中身を決着させていくためのポイントなど
【第3のカベ】改革の成果がみえてこない・・どのようにすれば成果へとつなげられるのか/なんのための議会改革? 成果ってなんだ?など
各分科会の報告からは、それぞれのテーマ、それぞれのグループで熱心に議論されたことが見えてきました。
しかし参加していて気になったことがあります。あくまで自分個人の感覚なのですが・・・。
それは今回の取り組みに参加しているような方々と、残念ながら参加されていない方々と、議会改革について温度差ができてはいないかということです。
端的に書くと、議会改革について議会基本条例の制定をゴールと考えるのか、それとも条例制定は通過点と考えるのかによるものです。
前者のとらえ方をする人にとって、制定するまでの段階での研修は意義があり研修参加への動機付けは強いものがありますが、いったん成立した後は研修に対する動機付けも下がると考えられます。逆に後者のとらえ方をする人にとっては、条例の制定はもちろんですが議会改革に対する動機が強く、制定後もよりよい運用という視点で条例の活用を考えるでしょうから、情報の収集や意見の交流という観点から研修への動機付けが維持されると考えられます。
このような空気を会場から感じたのです。
鈴鹿市議会についても議会基本条例が施行されている状況の中、やはり第三者の視点で市議会が行っていることをモニタリングすることが求められるのではないかと思います。
大テーマは「もう一度、何度でも・・ 議会改革 見失うな原点、あなどるな傾向と対策」です。
会場には全国各地の議員の方々や、首都圏近辺の市民の方々など多くの人が集まり、議会改革をテーマに研修やワークショップを熱心に取り組まれていました。交流会議には1期目の2年目からずっと参加しており、関わってからかれこれ6年目、その間に東海地方での企画と運営にも携わったり、また議会基本条例の制定などこれまでの鈴鹿市議会の議会改革など、学びを行動につなげられていると感じています。
また今回、議会基本条例が現在のところ全国で約3分の1の自治体議会で制定されていることが報告され、全国に動きが広がっていることが、数字の上で見えてきました。
今回のワークショップでは議会改革の3つの壁として、「3つのカベをどう乗り越えるか」(3テーマにわかれグループ討議@分科会)が行われました。
【第1のカベ】改革をしようという合意ができない・・どのように議会改革の合意をつくっていくか/個別の改革をどう全体の流れへつなげていくかなど
【第2のカベ】改革の中身が深まらない・・どのように改革を実質的なものにしていくか/具体的な中身を決着させていくためのポイントなど
【第3のカベ】改革の成果がみえてこない・・どのようにすれば成果へとつなげられるのか/なんのための議会改革? 成果ってなんだ?など
各分科会の報告からは、それぞれのテーマ、それぞれのグループで熱心に議論されたことが見えてきました。
しかし参加していて気になったことがあります。あくまで自分個人の感覚なのですが・・・。
それは今回の取り組みに参加しているような方々と、残念ながら参加されていない方々と、議会改革について温度差ができてはいないかということです。
端的に書くと、議会改革について議会基本条例の制定をゴールと考えるのか、それとも条例制定は通過点と考えるのかによるものです。
前者のとらえ方をする人にとって、制定するまでの段階での研修は意義があり研修参加への動機付けは強いものがありますが、いったん成立した後は研修に対する動機付けも下がると考えられます。逆に後者のとらえ方をする人にとっては、条例の制定はもちろんですが議会改革に対する動機が強く、制定後もよりよい運用という視点で条例の活用を考えるでしょうから、情報の収集や意見の交流という観点から研修への動機付けが維持されると考えられます。
このような空気を会場から感じたのです。
鈴鹿市議会についても議会基本条例が施行されている状況の中、やはり第三者の視点で市議会が行っていることをモニタリングすることが求められるのではないかと思います。