鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

不適正支給の返還金について

2010年03月10日 23時22分20秒 | Weblog
一般質問で取り上げました。
鈴鹿市の事務手続きの不備については、市に責任があることは揺らがないことだと思っています。ただ、市民の側にも公金に群がるような人たちがいることは、無視できないと思っています。

そこで国への返還金もふくめた約5800万円についての対応を考えると、質問の中でも言いましたが、市の上が決めて、それを下に伝えるということでは、手続き不備につながること、いわゆる鈴鹿市行政の風土と表現されるものが変わらないのではないかと思います。

公金弁済でという話も聞いたりしていますが、返還金への取り組みについて、いろいろな考え方が市職員の中にもあるのであれば、それをボトムアップ、より多くの職員の意見を集め、そこから対応を考えることをするべきだと思います。
そこでの意見を見ながら、市としての責任の取り方を選択するのが、トップの仕事ではないかとも考えるところです。

今回の問題については、不適正支給されたお金についてと、事務手続き上の不備に関連する市行政のあり方と、整理して考えることが重要です。
ですから、市のトップが方向を考えるのではなく、市民への説明という視点も考えながら、職員全体で考えるということを行うべきだと考えています。

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名古屋市議会

2010年03月08日 22時34分01秒 | Weblog
名古屋市議会が議会改革について市民と意見交換を行ったというニュースを見た。
それに先立って、東京財団にある件で電話をさせてもらったところ、
名古屋市議会から議会改革について勉強会を依頼されていると聞いた。
河村市長の強引なやり方があったとはいえ、方向性は市長の考えるところと違うかもしれないけれど、市民と議会にとって大きな動きになることは間違いないことだと思う。

河村市長は、年間80日しか仕事をしとらんみたいなことを言っていたけれど、それは会議への出席や委員会への出席だけを、議会の仕事と考えているからだということを、名古屋市議会がどのように市民と意見を交わしたか関心があるところです。

鈴鹿市議会でもこの10日に議会改革特別委員会があり、費用弁償についての議論となります。名古屋市長の言うように、会議への出席だけを議員の仕事と考えるのか、そうではなく、二元代表制のもとでの議会の仕事について考えるのか、その根本での議論になるべきだと考えています。
周りの動向ではなく、きちんと議論をすることこそが議会のはずです。

メディアに流されない、いろいろな面からの議論と、議会改革についての気づきを市民を交えて行うべき時期なのだと思います。
今回の議会改革特別委員会がはじるまるときにも、実は内部で意見交換会のようなことを行ってはどうかと提案したりしていたのですが、そのときは私の勉強不足などでうまく伝わりませんでしたが、それから1年近くたって、ようやく手をつけられそうなところに来ているのだと思います。

しかし、その動きもメディア受けを考えるような動きではだめで、メディアの評価を抜きにして、議会が主体的に行うべきと考えます。また、反省のない議論ですすめるものは、中身を薄めてしまいかねません。これまでの動きから考えて、議会改革についての基本的な情報収集と、議員間討議を鈴鹿市議会はじっくり行うべきと考えます。

H19に議会基本条例について、H20に議会改革として、H21にも議会改革として取り組んでいても、その都度メンバーが入れ替わることで、本当の意味で継続的に話が進んできているとは思えません。
その意味でH22に議会改革を取り上げるのであれば、予算のかかる特別委員会ではなく、議員の自主的な活動として取り組むべきだと考えます。


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チキンクリームスープ

2010年03月08日 22時10分03秒 | Weblog
先々週の金曜日、昼ご飯を食べたときにふと思い立って、その日の夕食にチキンクリームスープを作ってみました。もちろん、気合とうろ覚えで。

素材は近所のスーパーでしたが、国産品をできるだけ使いました。国産鳥の骨付き肉、北海道産のタマネギ、静岡産のマッシュルーム、大内山牛乳、塩、こしょう、固形コンソメ、北海道産というバター、小麦粉です。
さすがに、塩、こしょう、固形コンソメは鈴鹿産ということは難しいですが、それ以外は生産できるものだろうなと思いました。

大きな流通という中での生産では、その流れに巻き込まれるだけですから、地域での農業活性化のためには、小回りの利く農業、また、すべてを市場に委ねるように私たちも考えるのではなく、地域経済、地域の自然を保全するという視点で、農業を支えることも考えるべきと思います。

いまある素材をどう活かすか、どのように組み合わせるかは、地域についても料理と同じじゃないでしょうか。
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本日のできごと

2010年03月07日 23時15分48秒 | Weblog
今日は、午前中にナイスミドル会の集まりで春日神社に。地域防犯について行動していくことになりました。
それを中座させて頂いて、愛宕公民館の舞台発表会を見学、その足でジュニアバレーの練習試合の様子を見に行き、午後からは鈴鹿青年会議所主催の勝谷誠彦氏の講演を聞きに行っていました。

勝谷氏の講演について、なかなかおもしろく聞かせて頂いたと同時に、参考になる部分もありよかったです。

公民館の発表会では、女性のほうが文化事業への参加が多いことを実感し、これからどのように男性の文化活動への参加を促すかということが、高齢化社会のなかで大切だと感じました。
この点に取り組むためには、公民館が地域自治活動の拠点としての位置づけももっていくことが、そちらへの参加と文化活動への参加の接点になるのではと考えます。

勝谷氏の講演で感じたことは、氏がメディアに出ており、独特の話術も持っていらっしゃることはもちろんですが、それだけではないものを感じました。
参加している方々の雰囲気を見ていると、閉そく感のあるこの時代、閉そく感のある地域だからこそ、それを打破するものを感じたいと思っている空気があるのではないかと思いました。

明日からはまた一般質問が始まり、週末は質疑があります。質疑の文面はもちろんですが、質疑の日に補正予算案も出てくるでしょうから、そのあたりも議会の審議でポイントになってくるのではと考えています。
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一般質問終わって

2010年03月05日 22時39分51秒 | Weblog
今日一般質問が終わりました。質問内容は「市民の声を聴くしくみについて」と「不適正支給の返還金について」の2つでした。

「市民の声を聴くしくみ」については、図を作成して質問に臨んだものの、与えられた時間に対して言いきれていない部分も多く、整理しきれなかった感が自分でも強いです。
ただ、行政は自分たちの考えがまずありきという空気をひしひしと感じました。もう少し整理をして、行政には問いなおしたいと思います。

「不適正支給の返還金」についてですが、こちらは言いたいことをかなり言えたかと感じます。たしかに、市行政の杜撰な仕事への取り組みが要因の中で大きいものの、同時に生活保護費のような公金に群がる市民の存在もあるわけで、市民・議会・行政の鈴鹿市全体で考えるべきと思います。
そして、上から言われたと職員が解決に取り組んでも、本当の意味での解決、鈴鹿市行政の職員気質の改革につながりはしないでしょうから、すべての職員が考えることを提案しました。

今日の全日程が終わってからは、質疑の向けての聞き取りがありました。また、12日に鈴亀広域連合議会の議案質疑と一般質問の通告締め切りがあるので、それに向けても取り組み始めました。

夜は、JA鈴鹿稲生支店で地域医療を応援する会に参加、医療だけでなく、地域公共交通に関しても課題が多いことに気づかされました。質疑で、地域公共交通計画に関連することがあるので、そのことを活かそうと考えています。

というような一日でした。


関係のない話ですが、いろいろと僕についての噂が流れているようです。
が、鈴鹿市を育てるという気持ちでの取り組みはまだ道半ばです。議会改革も含めて、市議会議員としてしっかり取り組みたいと考えています。市議会議員として、鈴鹿を良いまちに育てるために、日々の活動に一所懸命取り組みたいと思っています。
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代表質問終わって

2010年03月04日 22時36分18秒 | Weblog
答弁も含めて聞いていると
鈴鹿市は市民との協働を都合よく使っているような気がしてなりません。
PDCAサイクルのPの部分だけに市民参画があれば、協働が成り立つのではなく、Cの部分にも市民参画がなければ、行政と市民の協働は片手落ちではないでしょうか。
また同時に、議会についての意識の低さを強く感じます。

その年その年の流行りを追いかけるような市政方針にはがっかりします。
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津波

2010年03月01日 22時59分32秒 | Weblog
今回のチリでの地震で被災された方々には、経済的にも精神的にも非常に大きな痛手となってと思いますし、一日も早い復興のためにも国際社会からの支援があるように願うところです。

津波についてですが、インドネシアでの大地震の際の津波被害も記憶に新しいところですが、過去のチリ津波に際し私の父親が被災しており、小学生のころに津波の際の状況を聞かされたことを思い出します。

地震の規模が過去に比べ小さかったこともあり、気象庁の判断と対応が過剰であったのではないかという論調もありますが、実際に一部で市街地が冠水した状況があることを考えると、もしもの可能性を考えればいたし方ないと思います。

チリでの地震の数日前には、沖縄県でも震度5弱の地震があるなど、地震についてかなり警戒しなければいけない時期に来ていることはまちがいのないことだと思います。

鈴鹿市のある東海地方を考えると、東海・東南海地震の想定震源域はもちろん、南海地震の震源域もここのところほとんど動いておらず、個人的にはすこし不安を感じたりもします。

想定したものよりも下回ることであればよいのですが、自然の力、地球の大きな動きからのものですから、もしかすれば想定以上のものが発生することも考えられるわけです。
もしそうなったとき、広い海岸線を持つ鈴鹿市にとって、津波は決して他人ごとではないと思います。


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