今日は、祇園祭のハイライトである山鉾巡行がある。麩屋町筋界隈で、しめ縄が四条通に渡してあり、これを長刀鉾のお稚児さんが切り落とすと、山鉾の巡行が始まる。ここから、御池でお稚児さんが鉾から降りるまでが宗教行事であり、それ以降がお遊びになるといった具合に、鉾の巡行の性格が分けられている。そのために、宗教行事とお遊びとではお囃子のテンポが違うということを、京都人から伺ったことがある。
今年は少し雨模様であり、そのために胴掛けや山の飾り物にビニールを張り巡らしてある。こういう季節は、私のように写真をとりたい人間にとっては、ハズレ!、である。なにしろ見栄えが悪く、写真写りが悪いというのが理由だ。といっても洞掛けは、大変高価なモノなので、主催する側の気分としては、ビニールをかけたくなるのだろう。
山鉾の高さは15m位だから、周囲のビル群と比べれば、可愛いサイズなのであるが、それがギシギシと音を立てながら、かけ声や囃子とともに、街中を巡行する様子は、やはり優雅な雰囲気が漂う。
全ての山鉾は、四条通、河原町通、御池通を反時計回りに回って、鉾町に帰ってゆく。この頃梅雨が終わり暑い夏の始まりをつげるのが山鉾の巡行である。これから、8月中旬の五山送り火の日迄の間が、真夏なのである。盆地であるが故に蒸しかえるような暑い京都の夏が始まったという気分である。
京都・四条通
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
今年は少し雨模様であり、そのために胴掛けや山の飾り物にビニールを張り巡らしてある。こういう季節は、私のように写真をとりたい人間にとっては、ハズレ!、である。なにしろ見栄えが悪く、写真写りが悪いというのが理由だ。といっても洞掛けは、大変高価なモノなので、主催する側の気分としては、ビニールをかけたくなるのだろう。
山鉾の高さは15m位だから、周囲のビル群と比べれば、可愛いサイズなのであるが、それがギシギシと音を立てながら、かけ声や囃子とともに、街中を巡行する様子は、やはり優雅な雰囲気が漂う。
全ての山鉾は、四条通、河原町通、御池通を反時計回りに回って、鉾町に帰ってゆく。この頃梅雨が終わり暑い夏の始まりをつげるのが山鉾の巡行である。これから、8月中旬の五山送り火の日迄の間が、真夏なのである。盆地であるが故に蒸しかえるような暑い京都の夏が始まったという気分である。
京都・四条通
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED