Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし55. 海の家!?

2009年07月23日 | Shonan coast
 先日仕事の合間に、茅ヶ崎海岸まで足をのばした。茅ヶ崎は、桑田佳祐の故郷であり、サザンオールスターズのサウンド・プレイス、或いはイメージ・プレイスである。そういうイベント時の環境の変化とは関係なく、茅ヶ崎海岸は大変人気が少ない。まだ夏休み前だから、訪れる人も少ないのだろう。
 「海水浴」というのも20世紀的な言葉である。かっては、夏のレジャーの代名詞だったが、今ではどれぐらいの人が行くのだろうかと思うぐらいに、流行らない余暇活動である。今の若い女の子に言わせれば、肌が日焼けするから外はヤダ!と言われそうである。
 だからかどうかは知らないが、海の家も閑散としている。私が、海岸を歩いてゆくと、海の家から「いらっしゃい」とかけ声がかかるが、私自信が水着をもっていないし、仕事の合間の時間つぶしであるからして、場違いな格好である。そんな場違いな私に声をかけないでよ、と内心では思っていたりする。
 そうはいっても、ものすごく暑いのであるから、気分としては休みたいのだが、といって「海の家」で、休む時間も意欲もない。
 海の家も、少しはお洒落志向になったようだか、それ以前に、海の家というコンセプト自体が変わってしまったように思う。そんなことを考えながら、日差しがとても強い人気の少ない海岸を歩いていた。

神奈川県・茅ヶ崎
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
コメント
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