Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE107. 天使突抜町のT字路

2010年11月05日 | Kyoto city
私は道路が十字に交差するよりもT字のほうが、正面に家が見えて面白いと思っている。私なりの街並みの美学だ。
 京都市内にT字路は、結構多くある。T字路だけを撮影した写真集などがあっても面白いかも。なんとなく気になって撮影したこの画像をみていたら、正面の家のルーフラインの上が空だ。つまり背後に高い建物がないからだ。かっては、このように民家の屋根越しに空が見えていることが当然だったのだろう。このあたりのを、「天使突抜」という。なんとも素晴らしい町名だ。
 京都市内も高層化の先例をうけたので、ビルに挟まれた民家があたりまえになってきた。それだけにT字路の風景が気になっていたのかも知れない。
 この冬は、T字路をデジタルペンのモノクロームで撮影してみようかな。

天使突抜4丁目、撮影日2010年10月10日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL9-14mm/F4-5.6
シャッター1/750,絞りf9.5,焦点距離17mm,ISO200,iFINISH
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