PEN LIFE648. ため息

　夜半に目覚めブログを書いている。窓を開け放っているので、窓から入り込んだ空気がトップライトへぬけてゆくようであり夜半の涼しい風が心地よい。最近の京都の天気は、曇り空で 雨が降らず、昼間は少しばかり暑い。太平洋上には梅雨前線が停滞している。
　梅雨時の古都の風景は面白い。お寺の庭の苔は美しく、雨に濡れた石畳は、古都の空気を感じさせてくれる。そういう風景ならば金戒光明寺あたりだろうか。京都の都心も三条通を越すと観光客もなく静かなたたずまいになる。
　最近授業を移動したりして、ようやく京都の街を徘徊できる時間がつくれそうだと一人ほくそ笑む。さて雨の街の徘徊をしたいのだが、そういうときに持ち歩くのに最適なPEN E-P5の発売日が6月末だ。予約はしたが随分持たせてくれる。まっている時間は長いぞ。毎日このPEN画像を眺めながらため息をついている。
　梅雨が明けれけば祇園祭だ。この春頃町内会の回覧板で、交通事情の関係から祇園祭を2日に分けて行う案はどうですか、というアンケートが回ってきた。大体お祭りを最初から最後迄みている観光客はなく、半ばであきてしまい、昼頃には暑くもなるので、皆さっさとお帰りになる。であれば、 2回に分けて涼しいうちに行ったほうが観光客も数多く呼べるし 京都人としては賛成なんだけど。今年はどんな結論がでたのだろうか。

宇陀市松山地区
OLYMPUS E-PM2 M.ZUIKO DG 9-18mm F4.0-5.6.
ISO400,焦点距離14mm,露出補正-0.3,f8,1/1000.