Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1068. リバイバル・サバイバル

2014年12月01日 | Shinkansen commuting

 このPENブログでは、ニコンとキャノンについては、批判的かつ辛口である。だか実は昔の私はニコンフリークだった。いまでも、フィルム時代の世界の名機NikonFとF3のボディが手元にある。F4ボディと3本のf2.8ズームレンズは、人にあげてしまったが、それでも単焦点レンズの何本かは手元にある。
 それがCarl ZeissのDistagon25mm/f2.8、Nikkor50mm/f1.4、Macro Planar100mm/f2.0と、焦点距離が倍々となり調度良く、接写から風景までなんでも撮れるお手本モデルのようなシステムだ。f2.0以上の明るいレンズが2本そろっていて申し分ない。でっマニュアル志向のNikonDfボディがあれば、現代のデジタル時代の発色で大変使い勝手が良い高性能マニュアル志向のシステムだろうと考えてしまう。昔の悪い病気のリバイバルだ。
 ついでに言えば、Canonの16ー35mm/f2.8、50mm/f2、100-400mm/3.5-5.6と、これもプロ好みのシステムがそろっているので、EOS1Dxがあると超広角から超望遠までレンジの広いシステムとなる。三脚担いで野鳥でも撮りに行くかと思わせる。これも悪い病気のリバイバルだ。
 まあ、どちらも中判機材のように重たいし毎日持ち歩けるわけではないので、PENの類でよいと思いとどまっている。
 そう思ったのは、先日AiAF Nikkor50mmをPENにつけてファィンダーをのぞいたときの見え方の良さである。やはり良いレンズだ。ただしPENには似合わないデザインではあるので、使えても使わないだろう。それにニコンでよい絵が撮れた試しがないという経験則もある。
 リバイバルという言葉でいえば、例えば音楽の世界でハイレゾ音源の登場などは、iPhoneの圧縮音源を聞き飽きると魅力的に聞こえるのかも知れない。まあ撮影機材のリバイバルは勘弁願いたいが。
 明朝は零°以下という天気予報だ。この冬一番の寒さがやってくる。こんな冬に古ぼけた珈琲屋で聞く、マイルス・デイビスはあまりにも似合いすぎている。寒い時は、やはりジャズが一番よく似合う。意識がサバイバルになってくるところがいい。
 寒い時に風呂に入ると、ジワッと温度差の衝撃がある。それは体が温まりここちよいのだが、どこか冬特有の感じ方でもある。冬が来たか・・・。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-P5,LEICA DG TELE ELEMARIT 45mm/F2.8
ISO1250,露出補正-1/3,f2.8,1/8000
コメント
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