画像は、仲村渠桶川(なかんだかりヒージャー)。さてパッキングの続きでも書こう。
パッキングの難しさは、まだ起こりえぬ未来を予測することにある。もちろん予測したって外れる場合の方が多いし、逆に転ばぬ先の杖みたいな発想だと荷物は限りなく増えてゆく。
大方の世の中のアドバイスは、寒くなるから厚手のセーターをもってゆけといった具合に、それすべて聞いていたら荷物が増えるベクトルだ。逆にもってゆくなというアドバイスは少ない。
良い方法は、必要な物しか持たないことなのだけど、いつのまにか必要になりそうな物までリュックにはいってしまう。そんなわけで老婆心の自分と割り切り型の自分との戦いともいえそうだ。
解決策の一つは旅のシミュレーションかと思われる。旅を想定して必要だと思われる物をすべてリュックにつめて1日持ち歩いてみる。それで旅に出たつもりですごしてみる。そうするとやはりこれはいらないとか、兼用できる物に変えようとか、持ち歩くのには重すぎるといった具合に装備の取捨選択ができる。そうして旅の全体像をイメージしながら、パッキングする方法があるだろう。
パッキングが自分なりに納得できたら、ワンシーズンぐらいは、そのままにしておく。そうすればいつでも旅に出られる。とまあ、理屈としてはそうなのだけど・・・。
南城市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO100,焦点距離16mm,露出補正-0.3EV,f3.5,1/50