沖縄の南部は、海岸に向かって傾斜する地形が続いている。地形に沿って民家や段々畑がみられるなど傾斜型の景観が続く。観光開発も南部は関心外なので、そのことが俗化されたところがなく比較的良い景観をみせている。海岸沿いのアップダウンのある道を走りながら、イタリアの海岸集落を思い出していた。
この頃から春先まで、この地域は空がどんよりと曇り、小さな風の音がいつも聞こえている。強い風が陸地をなでているのだ。そんな風の気配を常に感じているのは、いかにも旅をしているという実感がある。
沖縄の南部を回った。このあたりは第二次世界大戦で米軍の艦砲射撃を受けていたところだから、古い民家はほとんどない。コンクリート造の建築ばかりだ。それでもどこかこの土地固有の空気を感じさせてくれる。それは風の音のためだろうか。
南城市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO100,焦点距離35mm,露出補正-0.3EV,f6.3,1/200
この頃から春先まで、この地域は空がどんよりと曇り、小さな風の音がいつも聞こえている。強い風が陸地をなでているのだ。そんな風の気配を常に感じているのは、いかにも旅をしているという実感がある。
沖縄の南部を回った。このあたりは第二次世界大戦で米軍の艦砲射撃を受けていたところだから、古い民家はほとんどない。コンクリート造の建築ばかりだ。それでもどこかこの土地固有の空気を感じさせてくれる。それは風の音のためだろうか。
南城市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO100,焦点距離35mm,露出補正-0.3EV,f6.3,1/200