Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

EOSな日19. 外せない135mm域

2016年04月16日 | Nagoya city
 焦点距離では135mmからが圧縮効果が効いた本格的な望遠レンズになる。だから是非使いたいところだ。他社では軽くて解像度がある24-120mmというレンズがある。これで135mmレンズの代用が出来るかと言えばまず出来ない。だから120mmと135mmの焦点距離の違いは、別物だと思っていただきたい。ライツ・レンズシステムでは90mmの次は135mmなのである。ただし125mmというマクロレンズがありましたけど。
 さてキャノンのEF28-300mmIS USMの135mm域は、あらキャベツのところなんかとてもシャープでいけているではないですか。背景のボケ方もすっと抜けていて綺麗だ。それにしてもF8ってこんなに被写界深度が浅かったか、それは昔の記憶にはないのだが。こうした画面のヌケがとても良くスッキリしてるあたりがキヤノンLレンズの特徴なのだろう。このレンズ案外手放さずに使い込みそうだな。
 この135mmというのは、例えば眺望点から見た大理古城の市街地といった具合に遠景を引き寄せたいとか、アップで撮りたいとか、背景を圧縮させたいといった具合に使う機会が多々ある。だから外せない焦点距離。でっ、別の言い方をすれば、外せない135mm域なのである。合理主義のアメリカ人は、今では廃盤になったキャノン28-135mm/F3.5-5.6をよく使っていましたね。
 私も135mmが含まれているから、EF28-300mmレンズを使用しているわけだけど。というか広角、標準、望遠という3カテゴリーを含む高画質レンズは、今はこれ1種類だけしかないのだけど。

名古屋市大須
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO800,焦点距離105mm,露出補正0,f8,1/100
コメント
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