Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日50. ロシアの白タク

2016年08月27日 | field work
 サンクトペテルブルグに着いた日の夕食後、少しだけ一人で世界遺産の街を歩いた。北の町の夏は夜の9時をすぎないと暗くならないからだ。
 私達の旅では、この街は通過点だから、あまり長く滞在しないので短い時間の中で一寸だけみてみようと思った。夜の街は危険だ等というガイドブックに従っているどころではない。所詮都市はどこに行っても危険ばかりだ。それがいやなら田舎に行け!。だからEOSをかついで街に出た。こんな1世代前のシステムなど盗まれたら新しいシステムにできて調度良いの気分である。
 街の中心であるネフスキー通りはライトアップされていて美しい。そんな都市景観を撮影していると雨が激しく降ってきた。さて帰るか。だがここは日本ではないから流しのタクシーなんかなさそうだ。歩くか、そう思っていたら道路端に後ろのバンパー部分が吹き飛ばされた白タクモドキがある。尋ねたらOKであり、これでホテルに戻った。料金は1000ルーブル!。思わず高けーー!!と口ずさんだ。空港から市内までが600ルーブルだから僅かな距離でそれは暴利だが、よく考えると新宿の繁華街から実家のある神楽坂まで1500円では行かないから、私にとっては高いとは限らない。それに雨に打たれ続けるよりましだ。白タクにしては大変親切な運転手だった。サービス料と思えば妥当か。
 そして翌日鉄道と船でギジ島に向かったのである。このブログも旅の順番には書いていない。気が向くままに画像をチョイスしている。
 さて最近1日早くブログを書いている。それはどこか週刊誌的な日付みたいなのだが、やはり日記という以上はその日の終わりに書くのが私の場合はスムーズだ。というのも早書きしてストックしていても、1日立ってから読むとくだらねぇーといって全部消してしまうことが多々ある。だからその日の終わりに読み返すいとまもなくアップさせるのがよい。当然1日たつとくだらねぇーとは思うだろうが、アップしたものに興味がないから次に進んでいる。
 今日金曜日の京都の夜は珍しく雨だ。すこし涼しい風を受けながら心地よい夜である。明日は寝坊しつつ大学でやりかけの仕事をするために出勤するのだろう。少し浦添グスクの想像復元を思考するためのツールができあがりつつある。まあツールというよりも建築の玩具といったらよいか。

サンクトペテルブルグ
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO3200,焦点距離40mm,露出補正0,f6.3,1/60
コメント
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