Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak32. EOSの宣言

2016年08月22日 | field work
 そうか、ここからのギジ島教会のアングルが世界に公開された画像を撮影した場所だと実感した。それはギジ島の対岸の島の個人の民家のベランダからの画像である。ギジ島の教会の構成が一番よくわかり大変美しくみえるポジションだ。教育プログラムの最後にレクチャーをしてくれたロシア人の歴史の先生がつれていってくれた場所である。
 こういうアングルを撮るためにEOSに28-300mmレンズを付けて持参してきた。だがあいにく今日は持って来ていない。おまけに雨模様だ。これで400mm相当の画角なのだから、まあニコンのクールピクスで間に合わせている。
 つまりキャノンの機材は、浮気せずに重いけどシャッターチャンスなどどこにあるかわからないから、いつも持ち歩けといっているようだ。画像というのはそういう世界なのだということを画像の先人達が語っているようでもある。
 この画像のように代用品のコンパクトデジタル機材は大変使い勝手がよく便利なのだが、ここ一番で弱さを露呈する。ニコン・クールピクスのデジタル・テレコンバータで400mmではあるが画質面では多いに不足の感もある。
 そのEOS1Dsも帰国途上リュックの中に詰めていたら、下部の液晶プロジェクターが割れていた。たぶんボディ・レンズの保護用のバックの紐に丸いノブ状のプラスチック辺が付いている。これが堅い昔の屋根材に挟まれ液晶モニターに触っていたのだろう。まったく防護用のカバーがボディを傷つけるとは。この日本製品(ここではKingという製品)は持ち出すことを全く考えていないと痛感した。結局ニコンの重宝さにうつつを抜かしている間にあまり使えなかったEOSボディの修理となってしまった。
 そうなるとEOS1DXMark2に買い換えようかという案が浮上してくる。常に最新型をつかえというEOSの宣言のようなものだ。確かに画像の発色が少し気になりだしている頃ではあるが・・・。

ロシア連邦
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離73.1mm(407mm相当),露出補正0,f4.9,1/640
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする