科研費が余っているので使わなければならないし、あろうことか世界遺産の研究者達という異分野のグループに参加して10日間出張していた。サンクトトペテルブルグから列車で5時間程でペトロザボーツク、ここから船で1時間半ほどゆくと湖沼の一角に特異な姿のギジ島の木造教会が姿を現す。ユネスコの世界遺産に登録されたロシア正教会である。現在修復工事中である。
ギジ島はロシア全土から民家を集めた博物館にもなっており、私達はこの博物館が主催する三日間の教育ブログラムを受講していたのである。午前中はもろ講義、午後からは外に出て現場の実習プログラムと全て英語で行われ、まあ3割ぐらいはわかったか。講義の内容は建築の知識があれば理解できる部分もあるが、全くわからない部分も多々あり私には結構難儀なプログラムだった。最後に受講証明書とギジ島のTシャツをもらったのがせめてもの救いだ。
キーワードは、木材を校倉様式状に積み重ねたティンバー様式である。ギジ島の教会に始まり、範囲を広げれば、ウクライナに至るまでティンバー様式の民家・教会が多数現像する。それがこの地域の大変大きな風土的的特徴といってよいのだろう。
もう食傷するぐらいにティンバー様式の建築をみて歩いた。食傷を通りこして、多いに消化不良になるぐらいであった。おかげティンバーが嫌いになるわけだから。
ロシア・ウクライナと回り、帰国した翌日一泊二日で福岡に出かけ京都に戻ってきたら地蔵盆だった。ロシア・福岡・京都の地蔵盆にいたる夏の仕事旅であった。
さて来月は、人並みにおそがけの夏休みをとって沖縄へダイビングに行こうと目論む。目下大変暑い夏の京都である。
ロシア連邦
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO1600,焦点距離135mm,露出補正0,f14,1/1000
ギジ島はロシア全土から民家を集めた博物館にもなっており、私達はこの博物館が主催する三日間の教育ブログラムを受講していたのである。午前中はもろ講義、午後からは外に出て現場の実習プログラムと全て英語で行われ、まあ3割ぐらいはわかったか。講義の内容は建築の知識があれば理解できる部分もあるが、全くわからない部分も多々あり私には結構難儀なプログラムだった。最後に受講証明書とギジ島のTシャツをもらったのがせめてもの救いだ。
キーワードは、木材を校倉様式状に積み重ねたティンバー様式である。ギジ島の教会に始まり、範囲を広げれば、ウクライナに至るまでティンバー様式の民家・教会が多数現像する。それがこの地域の大変大きな風土的的特徴といってよいのだろう。
もう食傷するぐらいにティンバー様式の建築をみて歩いた。食傷を通りこして、多いに消化不良になるぐらいであった。おかげティンバーが嫌いになるわけだから。
ロシア・ウクライナと回り、帰国した翌日一泊二日で福岡に出かけ京都に戻ってきたら地蔵盆だった。ロシア・福岡・京都の地蔵盆にいたる夏の仕事旅であった。
さて来月は、人並みにおそがけの夏休みをとって沖縄へダイビングに行こうと目論む。目下大変暑い夏の京都である。
ロシア連邦
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO1600,焦点距離135mm,露出補正0,f14,1/1000