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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

シーズンズ 2万年の地球旅行とモリソバ。

2016-02-06 11:09:47 | 映画
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2016-1-29 (金) 晴れ

シーズンズ 2万年の地球旅行とモリソバ。



めずらしく妻の希望があり、午前 11:40からの 話題の自然物映画 シーズンズ を見に行った。


切符を買おうとするとイオンシネマ北見の5番スクリーンは最近の猛烈寒気の影響で空調不良となり室温あがらず16℃にしかならないがそれでも良ければと言われた。

別のスクリーンは なんと11℃にしかならないところがあり そこはホットドリンクが付くらしい。

しかし今更帰るわけにもゆかず、見ることにした。寒いので毛布が配られるようだが、特別割安にはならない。
 



毛布をかかえて、いざ5番スクリーンへ。





さて 5番スクリーンへいくと場内は、なぜか鼻をつままれてもわからない真っ暗闇。どこがシートか通路かさえわからない。

なんとか手探りで適当に席にすわる。

いつもはコマーシャルだの予告編だの、盗撮防止の注意だの、携帯を切れだのが延々うんざりと上映されてから、やっと本編開始になる。

今日は、いきなり本編映画が始まった。

しばらくして目が慣れてくると何と観客は私たち夫婦のみであった。

二人だけの貸し切り映画館であった。

5番スクリーン観客なしと思っていたら急遽2名観客がきたのでおおあわてで上映準備をした様子。

おもいおもいの二人別々の座席で映画をみたのであった。

つるべい氏の日本語の語り。かかとをつけて歩く動物は人間とヒグマだけであるとか、草食の鹿が肉食になるときとか、ボス争いに敗れたオオカミが人里に近づいてエサをもらうようになったのが犬の始まりだとかその他ずいぶん勉強になった。

野生馬群れの疾走やオオカミ群れの狩りの様子の映像は迫力満点であった。

これだけの映像を撮るのに種々新兵器も使ったようだが一体どれほどの苦労があったかがしのばれる労作だ。

ところで、その舞台背景は、なんと私たちがオショロコマを探し歩く北見市界隈の森や山とそっくりの風景。

私が幼少時、エゾモモンガに石をぶつけた森の風景と今回夜空を飛ぶモモンガの映像とはまったく同じ光景であり、懐かしさに涙があふれた。

この映画をみていて、この映画の舞台と私が子供の頃の光景、現在ではオショロコマをさがしてさまよう森林等の光景との違和感は、まったくなかった。

言わせてもらえば、この映画の舞台の森林よりは北見市界隈の川沿いのオショロコマの森のほうが遙かに美しい。

棲んでいる生き物だって似たようなものだ。

かって北海道にもこのような原始の森はどこまでも広がっていて、オオカミはたくさんいたのである。

北海道では家畜の天敵として毒饅頭で100年ほど前に皆殺しにしてしまった。

シーズンズの舞台となった数千年前のヨーロッパの原始の森が農業などの人間のいとなみで急速に消えてゆき、とうとうエッフェル塔のあるパリ市街の風景へとフェードしてゆくといった設定が象徴的であった。

映画のシナリオ的にはしかたないとはいえ、冒頭の大迫力シーンから始まって、だんだん映像の迫力がしぼんでゆくのが物さみしい。

観客の気持が最後にはなんとなく落ち込み切って、はいおしまいというのは、やや救いがなく不満足感が残った。

せめて奇跡的に残っているシーズンズの舞台の森林や、オショロコマの森はなんとか守ってゆきたいものです。

さて、5番スクリーンの室温は16℃よりもっと下がっていたことは明白で、毛布にくるまってブルブルしながらの映画館貸し切り鑑賞は、初めての経験であった。

厳寒の北見市のシネコンならではの経験でしょうか。


シーズンズ 2万年の地球旅行
「WATARIDORI」「オーシャンズ」といった作品を手がけてきたジャック・ペラン監督が、2万年に及ぶ地球上の生命の歩みを題材に撮り上げたネイチャードキュメンタリー。世界初の無音小型バギーにより、カメラが馬やオオカミと同じ目線で疾走し、「WATARIDORI」で開発した軽量飛行機を改良して雁の群れに並走飛行した撮影も敢行。緻密な技法で野生動物の行動をありのままに映し出し、氷河期が終わり、あらゆる生命が春を謳歌し始めた2万年前から現在、そして未来へと至る地球の歩みを動物の視点から描いた。( 広告サイトからのコピペです。)



映画のあと、イオンにあるソバ屋へいった。妻は豪華ワリコソバを注文。







このソバ屋さんのメニューにあるソバ好きおじさんは相当なメタボ体型で、痛風はもちろん、おそらく重症糖尿病、高血圧、腹水を伴うNASH 肝硬変、もしかすると甲状腺機能亢進症もあるかもしれないといったすごい風体だ。


びびった私はモリソバ。



  おわり。




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感激のチェコ映画ダークブルーを見た。

2015-09-18 03:59:03 | 映画
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にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村2002-10-26 (土)  雨のち曇りのちまた雨

感激のチェコ映画ダークブルーを見た。

横浜での学術集会3日目、最終日だが、今日は朝、抄録集を読んですませた。

ダークブルー(原タイトルは Dark blue sky )というちょっと気になっていたチェコ製(正確には英国との合作)の映画が横浜の専門館、関内アカデミーで本日封切りされるのを知ったからだ。

配給は宮崎駿(みやざきはやお)氏のスタジオジブリらしい。

昨夜、偶然発見した小さな新聞広告には先着40名様にチェコビールをサービスなどと書いてある。

午前10時55分開演でタクシーで道を聞きながらやっと小さな古ぼけた場末の映画館にたどり着いた。

思いがけず、すでに超満員だったので初回上映はパス。

向かいの石田電気ビルでMacのコンピューターの本など立ち読み、映画館の裏のソバ屋で納豆そばを食べて時間を過ごし、午後1時からの2回目上映をみた。

狭くて、とても古い映画館で画面が静かになると後ろで映写機がカラカラ回る音がかすかに聞こえるような気がした。

若い頃のロバートデニーロに似た主人公。映画の始まりは突然ドイツに占領されたチェコスロバキア。

チェコ空軍のパイロットたちが密かにイギリスへわたりイギリス空軍の義勇兵としてバトルオブブリテンでドイツ空軍と戦い活躍する話。

女性とのからみもいろいろあるが飛行機マニアの私にとって、そんなのはどうでもいい。

CGか本物かわからないが(きっと本物の飛行機を使用しているに違いない)、画面が美しく飛行機の動き、映像が息を呑むほどすばらしい。











冒頭のチェコ空軍の複葉機の低空飛行シーンでは最初から大感激で気がついたら涙がぼろぼろこぼれていた。

チェコ空軍義勇兵パイロットたちは次から次ぎへと敵ドイツ機を撃墜する。同時に自分たちも次々に被弾撃墜される。

映画の常で重要な役どころだけは何故か危機一髪助かる。

空中戦で機関砲の薬莢が空中に激しく飛び散るシーンは映画史上初めての映像で新鮮だ(この影響力は大きく、その後の空中戦映画ではよく出てくる光景になった。日本でも紅のブタや永遠のゼロでまねしている )。




英空軍の主力戦闘機スピットファイアはドイツのメッサーシュミットMe109を迎え撃ち善戦した。

これまでの映画ではただ撃墜されるだけの役どころのドイツ空軍のハインケル爆撃機も今回は英軍戦闘機を迎撃し撃ち落としたりする。

チェコの作者は英軍にもドイツ軍にも平等だ。

素晴らしい空の映像のたびに感激で涙があふれた。

           
映画のクライマックス、スピットファイアが海面すれすれに旋回するシーン、一体どうやって撮影したのだろう。

主人公の愛犬も好演技。

ロンドンから田舎に疎開してきた5-6歳くらいの女の子たち、特に両親を爆撃で失った双子の姉妹はものすごくかわいい。

話の筋立て上、主人公と準主人公が一人の英国人女性を愛してしまう話はアメリカ映画パールハーバーにそっくりで気になるが、飛行機の映像がこんなにも素晴らしい映画は今世紀初めて、画期的と言える。

    

    

話の展開、過去と現実、画面の移り変わりは絶妙で、美しくきわめて入念で、いやみのない99点の作品だ。

上映が終わっても観客は興奮さめやらず劇場が明るくなるまで一人も席をたつことができないでいた。

久しぶりに大感激の素晴らしい映画であった。
 
映画館を出たらびっくり仰天。なんと次回の上映待ちで100mもの人の列が出来ていた。

映画館前に観客がこんなに並んで待っているなんて北見の田舎から出てきた私には信じられない光景であった。

この映画、マニアの間では相当話題になっているもよう。ただ一般人向けに公開してもきっとはやらないかも知れない。

ハリウッド映画みたいに興行収益を第一目標にする作風とはあまりにも異なる映画だからだ。

ちなみにこのチェコ製映画はチェコ国民の90%が見たという。

       

   
この映画のなかでは滅法格好いいスピットファイアだが、日本の名戦闘機ゼロ戦との戦いでは性能が劣り撃ち落とされてばかりであったらしい。


PS: これは、今から13年前の出来事で File Maker Pro で作製し、長年毎日書いてきた私の日記を別の目的で検索中に偶然発見したものです。もう忘れていました。

シネコンが発達した現在とは映画の世界もだいぶ違っていたようです。ダークブルーはその後 DVDを購入し20回以上は見ました。

今日、古いDVD を探し出しもう一回見ましたが空戦シーンは、やはり素晴らしい。

けだるい感じの主題曲もいい。私の脳には、しっかり刷り込まれたメロディーで、今でも無意識に口ずさんでいることがあります。


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映画 ウォーターホースのすごい映像

2015-09-15 20:31:24 | 映画
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映画 ウォーターホースのすごい映像

20XX-2-2 (土) 晴れ

ネス湖の恐竜を題材にした物語、ウオーターホースを見にいった。

珍しく、妻が今日は映画を見たいと言い出したのであった。

家のすぐ近くのワーナーマイカルシネマへ朝一番で見に行った。あまり話題になっていない映画で、きっとガラガラの貸し切り状態を期待していったのだが、予想に反してすでに20人ほど観客がいた。


スコットランドのケルト族に伝わる伝説上の生き物 ウオーターホースは常にこの世に一頭しかいない世界一珍しい大型の生き物だ。


      



寿命がくると卵を一個だけ産む。雌雄同体だ。

それが孵化して短期間で巨大な水生恐竜に発育する。これが実はネス湖の恐竜の正体だ。

最初の30分ほどは 冗漫などたばた映画調で見ていてイヤになりもう帰ろうかとまで思ったほどだ。

しかし、クライマックスで恐竜クルーソーが主人公の男の子アンガスを背中にのせて湖上を泳ぎ、水中に潜って縦横に泳ぎまわるシーンでは目が画面に釘付けになった。

すごい。すばらしい映像だ。

こんなすごい映像は見たことがない。まさに自分自身が恐竜に乗って泳ぎ回っているかのような錯覚に陥る。

CGであることは十分分かっているはずなのに、あまりにもリアルで素晴らしい映像で見ているうちに思わず、あーっと感激の声を出しそうになった。

ついには感激のきわみでぼろぼろ涙が出てとまらなくなってくる始末。

すごい。本当にすごい。数分ほどのこのワンシーンに大感激するだけでこの映画を見る価値は十分にあるとおもう。

後から考えると実によく計算されて上手な作りの映画だ。

一見地味な感じの俳優たちも実は素晴らしい演技力の持ち主だったのだ。

すべては、この感激シーンに観客を巧みに誘導するための実に入念な布石であったのだ。


          


もし、興味を持たれましたら DVD を借りて見てください。きっと満足されると思います。





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孫たちとナイトミュージアム/ エジプト王の秘密を見た。

2015-04-20 21:24:03 | 映画
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2015-4-4 (土)  晴れ
孫たちとナイトミュージアム/ エジプト王の秘密を見た。







孫たちにせがまれて この日 11時30分家をでて 北見市のイオンシネマに ナイトミュージアム/ エジプト王の秘密 12:00~13;45 を見にいった。








一番下の子がかついでいるのは、幼児用補助椅子です。座高が低い子供もこれで画面がよく見えるのです。


土曜のせいかけっこう混んでいて 子供連れが多い。 

子供たちを3人並んですわらせ 私は左斜め前の空席に着席。 

私の後ろの 子供が映画で興奮して 私の椅子をしきりに蹴ったり 母親にぺちゃくちゃしゃべりかけたり やたら うるさい。

振り向いて注意したい衝動にかられるが 見ると右斜め後ろの我が家の子供3人も 興奮して けっこうしゃべったり、体をゆすったりしており ここは知らないふりをして我慢するしかなかった。


映画は 夜になると 博物館の展示動物や 蝋人形、恐竜骨格などが あたかも生きているようになって、動き回りいろいろやるという お子さまむけ どたばた喜劇映画。 私にとっては面白くも面白無くもないが、子供たち大喜びの顔を見たいばっかりに今日の映画見物になった。 高齢者にはちょっと微妙な映画であった。

そのあと 大戸屋で上二人は 四元ブタトンカツ重 末っ子はお子さまオムライス 私は 焼き魚定食で ランチ。

さらには 注文よせばよかったデザート、なかなか出てこない間 えんえんとあまりにおおらかにおおはしゃぎ。

店の人やまわりに多大なる ひんしゅくを買っているのは間違いないが 叱ってもどうにもならないし 私は恥を忍んでひたすら知らないふりをして無視。

おっかないおじさんやおばさんが一言けわしい顔で言ってこないかひたすらドキドキのランチタイムであった。



おおはしゃぎ昼食は終わりなんとか無事に帰宅できてめでたし、めでたし。

さて かわいい孫たちが じいじに映画見物をせがんでくれるのは あとどのくらい続いてくれるのだろうかなあ。




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感情移入不可能、アメリカンスナイパー

2015-03-07 12:29:49 | 映画
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感情移入不可能、アメリカンスナイパー

北見市のイオンシネマで上映中の話題のアメリカ映画 アメリカンスナイパー 9:40からのを見に行った。

朝一番の上映のせいか、熟年主体の観客は10名ほど。

主人公は幼少時から人間には 羊、番犬、狼 の三種類がいるがお前は羊にはなるな と言い聞かされて子供ながら鹿撃ちなどもやりながら育つ。

やがて海兵隊に入隊。類稀な射撃の才能からスナイパーになり種々の理由で女性、子供もふくめて160名ものイラク人の『敵』を射殺することになる。





伝説のスナイパーと大いにもてはやされ、この間いろいろとドラマ仕立てのシーンが続くといった筋立てだ。

映画の造りは秀逸で、よくある中だるみシーンもなく最後まで引き込まれる映像の連続だ。

しかし、各所に目立つイラクでのアメリカ兵の傍若無人な振る舞いは、戦争の常とはいえ見ていて不快感がつのりどうしても感情移入ができなかった。

これは私が、いまや羊の代表選手、日本人であるからに他ならない。皆さん、もし自分がいわれなき理由で戦争をふっかけられた善良なイラク人であったら、と思ったら心臓がつぶれそうになるだろう。

むしろ、日本人観客の多くは好敵手ムスタファに感情移入してゆくのではないだろうか。

ムスタファはイラク側の伝説のスナイパー、オリンピック射撃のメダリストで1000m先の信じられない距離から次々と米兵を倒す。

格好いい。協力者である妻は超美人。

この名スナイパーが放つ弾丸が、なぜか主人公にだけは毎度当たらないのは観客として断固納得できない。

クライマックスで彼がムスタファを倒すシーンは、あっけなく、出来ればもっとひと工夫してほしかった。

心を病んで帰国した彼も実にあっけない最後をとげて映画は終わり、尻切れトンボ感はぬぐえない。 

ちょっとした話題の娯楽映画のつもりで見に行ったのだが、見てすっきりするような映画ではなかった。 

ただ 中東・アフガン方面の戦争映画マニアは必見。

主人公と子供・妻との関係も一つの売りのようだが、妻の演技力不足のせいか、これもまったく感情移入できず、そのようなシーンでも観客の反応はなかった。

一方、永遠のゼロ では戦場からもどった主人公と妻・子供とのシーンではすすり泣きやおいおい泣く人で映画館が異様な雰囲気になり、私も泣いてしまったものだ。

映画が終わって、いつもの映画館下の時計台ラーメンにゆき、今日はあっさり系、鶏ガラ塩ラーメンにしたが、今日のは食べて満足感がなかった。

ここの味噌野菜ラーメンは絶品なのに、今回選択をあやまってしまったのは映画の後味のなごりでしょうか。





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ブラピの戦車映画フューリーを見た。

2014-11-29 01:01:06 | 映画
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ブラピの戦車映画フューリーを見た。

2014-11-28 (金) 晴れ


       



夜 8:50から北見イオンシネマでブラピ主演の本日封切り戦車映画フューリーを見た。

フューリー(怒りの叫び声といった意味でしょうか)とはブラピの乗っているシャーマン戦車の愛称。

昨日の新聞にこの映画のことが載っていて、戦車兵が主役の映画は初めてではないかと思ったら急に見たくなったのだ。

戦車が主役といったところが特異で、アメリカのシャーマン戦車が装甲に圧倒的差のあるドイツ軍のタイガー戦車のために次々と砲搭を吹っ飛ばされてゆくシーンは迫力満点。現在、世界でただ一台残った稼働可能の本物のタイガー戦車が出てくるのも凄い。ブラピのシャーマン戦車だけには何故か致命傷がなく、ついに普通なら勝ち目の無いタイガー戦車に勝ってしまったりする。

ところで、本当の主役はブラピではないみたい。タイプライター打ちしかできない軟弱な若者が徴兵され突然ブラピのシャーマンの戦車兵にされてしまったという設定。

軟弱な若者が試練をくぐり抜けてゆくうちに.......というのは以前見た プライベートライアンによく似ている。途中で先が読める感じの中だるみシーンが長く続いたのがちょっと気になる。

クライマックスシーンはキャタピラーが破壊されたシャーマンの5人の戦車兵とドイツ兵300名との死闘だが、これは先日DVD でみたローンサバイバー(4人のアメリカ兵とタリバン200名との死闘)ときわめてよく似た話でアメリカ人はこういった設定が好きみたい。

しかしどうみてもドイツ兵やタリバン戦士たちだけが一方的にバタバタ倒されてゆくというのはアメリカ人ならぬ日本人の目からみるとうなずけない。

そういえば戦車同士の戦いを描いた映画としては古いロシア映画でホワイトタイガーというのを見たのを思い出した。戦車どうしの戦いという点ではこちらもなかなかのものでした。 

いずれにしても戦争映画マニア、ブラピファンにとっては必見の映画でしょう。




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 映画 永遠のゼロ を見た、劇場内嗚咽

2013-12-21 15:24:05 | 映画
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2013-12-21(土) 雪 のち曇り



本日封切りの 映画 永遠のゼロ を見た。 我が家の近くには大型シネコンがあり映画好きには最高だ。

異常なほど命を惜しむ凄腕ゼロ戦パイロットの物語。 単なる戦争映画ではない。

久しぶりに大泣きしたい人がいたら是非おすすめの映画だ。日本人なら泣かずにいられない。

原作を読んでいたので覚悟はしていたものの、ぐっとくるシーンが続くため涙が溢れてくるのを誰もが止められない。

いたるところで涙をすする音や嗚咽する人の音がする。一緒にいった娘は泣きすぎて頭が痛くなったとのこと。

私のお目当ての CG シーンも世界で最高の水準で素晴らしい。

本物を経験したことが無いので何とも言えないが、これほどリアルな映像は見たことがなく大満足。 

この技術を用いて、今後似たような飛行機映画が次々と出てきたら飛行機マニアの私としては、嬉しいことこのうえない。

きっと、皆さん泣きすぎたせいだろうか、映画が終わり、エンデングの音楽が終わって明るくなるまで席を立つ人がいなかったのも驚きであった。




私が高校1年生の頃に書いた零戦のペン画。













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驚異のSF映画アバター、惑星パンドラとダム建設

2013-11-01 16:32:01 | 映画
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驚異のSF映画アバターを二回観た。この映画は2009年11月23日に封切られたSF映画の傑作。約3時間の長編映画だが私は二回も観た。

一回目は字幕版。二回目は吹き替え版。これまで世に出たSF映画の中では多くの意味で一番すごい。娯楽映画としても最高。

場面の多くは架空の3D映像なのだが違和感がまったくないすばらしい映像だ。



舞台は地球から5光年離れた惑星パンドラ。大気は有毒ガスで地球人は酸素マスクなしでは活動出来ない。

ここには100年前の地球に存在した熱帯雨林みたいな本物の美しい大自然があり無数の不思議な野生生物が繁栄している。

すべて架空の動植物、昆虫?なのだが我々地球人が見てもなんとなく理解できる外観の生き物たちだ。

ここには身長3m、炭素繊維みたいに強靱で美しい青い皮膚を持つ人間そっくりの先住狩猟民族ナヴィが住んでいる。


彼らの武器は矢尻に神経毒を塗った強力な弓矢。

乗り物はダイアホースという6本足の馬とバンシーという大きな翼をもち獰猛で空を飛ぶ肉食恐竜みたいな動物。いずれも乗り手とフィーラーで繋がれることにより一身同体状態になる。つまりナヴィは陸も空も自由に駆け回ることができるのだ。



惑星パンドラには、絶え間ない環境破壊の末、緑が消え荒廃しきった地球の燃料危機を救える可能性のあるアンオプタニウムという超伝導性の鉱物があり、ナヴィのの真下にその巨大な鉱床があるのだ。

地球の資源開発会社RDAはナヴィたちをそこから追い出そうとするが最終的には抵抗するナヴィたちと壮絶な戦争状態になる。そして.....。

アバターとは遺伝子操作で造り上げた人工のナヴィで特殊な装置でアバターの脳とリンクされた操縦者(人間)の肉体のように動かせる。つまり操縦者はナヴィとなって惑星パンドラのどこにでも行く事が出来るし他のナヴィたちと会話をしたり心を通じ合うことまでできる。




今回は地球での戦闘で下半身不随となった元海兵隊員ジェイクが操縦者となり、彼とナヴィの美しい娘ネィテリが主人公となり物語の横軸となってゆく。

映画の中で最も感銘したのは惑星パンドラはそれ自体が一つの生き物であり、たとえば惑星中の植物たちはすべてが根などで繋がっておりお互いに信号を送りあい綿密な微妙な連携の上に存在しているということだ。

ナヴィたちが聖なる木として大切にしている巨木はいわば巨大なサーバーみたいなものでフィーラーで繋がることによりナヴィたちは先祖の声まで聞く事が出来る。アンオプタニウムの巨大鉱床も惑星パンドラの生態系を守るためにはそれを取り去ってはいけないものなのだ。



バンシーに乗って、邪悪な地球からの傭兵部隊との戦いに出撃するネィテリ。




この映画には今世紀、私たちが地球の生態系をあっと言う間に完膚無きまでに破壊してきたことに対するささやかな反省もこめられているのだと思う。

また、世界各地で先住民族を抹殺し虐殺し、俗にいう文明社会が彼らの住む豊かな自然を強奪することによって現在の国々が成り立ってきたことに対する反省とおわびの気持ちもうかがえるとおもう。

さて、話しを現代の日本にもどしてみよう。ごく身近な状況としては、このブログでは毎度おなじみのダム建設の問題がある。

もともとダムでその場しのぎの対応をしても長期的には根本的な解決にはならないことを知ってか知らずか私たち人間はダムを造り、川を殺し続けてきた。

ダム建設で最も問題なのは惑星パンドラと同じく、そのことで川全体としての微妙な生態系を一気に破壊することだ。免罪符として魚道を考慮するなどは正に笑止の極みだ。川は源流域の森林地帯を含めて源流域から上流、中流、下流域、河口、汽水域、時には海の生態系にもかかわる形で、それ全体がひとつの生き物なのだ。ダムができた時点で本来の川は死ぬ。

少し前に民主党への政権交代があり、主に経済的な理由で全国各地でダム建設が再検討され、いくつかのダム計画は頓挫した。しかし最近、偶然の天変地異をきっかけに、自民党政権が復活し、ダム建設をとりまく環境がまた微妙になってきた。

ダム建設は壮大な自然破壊の幕開けにしかすぎない。ダム建設による目先の効果でごく短期的な利益はあるかも知れない。しかしその何倍ものしっぺがえしを将来こうむるであろうことをそろそろ認識する時期だと思う。ダム建設の錦の御旗、治水治山に限って言えばダム以外の方法による問題解決を本気で考えるべき時期に来ていると思う。

この10年間、私たちほど北海道の渓流を春夏秋冬歩き回った人間は恐らく歴史上、誰もいないだろう。滅多にはないがいまだ人の手が加わっていない水域は正に手つかずの惑星パンドラだ。川全体が一つの生き物として躍動している。その根幹となる部分の一部でも破壊すれば微妙な生態系は壊れ川は死ぬ。また、川に生きるものは多少の経済価値のあるサケとマスだけではないこともそろそろ認識すべきと思う。





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映画 そして父になる を見た。

2013-10-27 18:57:34 | 映画
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私は映画マニアなので主だった外国映画はほとんど映画館で見てきた。邦画は滅多に見ない。

最近、第66回カンヌ映画祭で審査員賞を受賞したという映画 そして父になる を見に行った。

映画館嫌いの妻が珍しく映画見に行こうというものだから断ったら後がこわそうで一緒に見に行った。

北見にはいわゆるシネコンがあり東京あたりで映画をみるよりは遙かに恵まれた映画館環境がある。




朝一番のを見て、そのあとお昼は時計台ラーメンかソバを食べて帰ってこようという算段。

意外にも朝から私たち以外にも客は20名ほどもいて、二人貸し切り映画館を予想していったので驚いた。

天塩にかけて育てているかわいい子供が6歳になったとき、実はあなたの娘さんは赤ちゃん取り違えで他人の子供ですと出産病院から連絡があったところから映画が展開してゆく。

ぐっとくるシーンが続くため妻はしきりと嗚咽していてティッシュペーパーが足りなくなってしまう始末。他の観客もあちこちで嗚咽している。

6年間育てた親子の情をとるか血をとるか。最後はちょっとうやむや風の終わり方だが、きっと情をとったのだろうか。

雑多な人種、養子縁組、離婚・再婚などが日常茶飯事のアメリカなどでは、ひたすら血にこだわるこの映画はどう映るのだろうか。

主役の福山雅治は実際には子供がいないので父親役は似合わないはずだが彼が出ているというだけで見にゆく人はきっと多いのだろう。

私はというと、まあ見て悪い映画ではなかったがきっと一人では見に行かない。

赤ちゃん取り違えは今でも少ないながら毎年あるようだがかっては相当数あったもよう。

病院の人手不足など過酷な医療環境が主な原因なのは言うまでもない。

ずるいなと思ったのは担当ナースが赤ちゃんが生まれて幸せ一杯の夫婦をねたんでわざと取り替えたという話にしているところ。

しかも6年たったので恐れながらと自白したナースは時効で無罪となる。赤ちゃん取り違えがおこる時代背景、医療環境に触れずにさらりとかわしている。

映画の終わり方がハッピーエンドでもないし、はっきり結論づける形でもないし、スッキリしない感が強く私は相当欲求不満感が残った。

そこで、夜中の9時20分からのSF映画 エリジウム を見にいってしまったという次第。


観客は朝とおなじく20名ほど。とてもよく出来た映画で100年後の地球はこうなっているという映画だが、かなり本当くさい気がした。

しかし、こりに凝ったすざまじい戦闘シーンが続きすぎて、ついに見ているほうの感覚が麻痺。

途中で不覚にも寝てしまい、目が覚めたら映画が終わるところであった。




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アマゾンで見た怪物が、映画ハリーポッターに出た

2013-08-24 08:04:44 | 映画
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アマゾンで見た怪物が、映画ハリーポッターに出た。

先日、夜、テレビでハリーポッターをやっていたので何となく見た。

出だしからあっと驚く凄い映像が続くので、つい引き込まれて見ていると、醜悪奇怪おぞましい生き物が現れびっくり。

なんと私がアマゾンに通っていたころ、こいつを発見しやっとの思いで採集、この標本は我が家の標本箱にある。

ただ、映画では人間的な動きが多く、現実の動きの素早さとは相当違うなあ、まあ映画だからいいか。などと見ている内に映画の流れがだんだん説明調、冗漫になってゆき、気がついたら映画は終わって別の番組になっていた。

途中でテレビを見ながらぐっすり寝込んでしまったのだった。

当時の日記を開いてみましたので紹介します。


ウデムシを発見した鬱蒼としたジャングルのキャンプ付近の風景。

2005 Jan. 4 曇りのち雨  Shima Junin Andes Amazon Peru 

 シマのジャングルでは毎日見たことのない生き物にお目にかかった。黄色黒まだらの猛毒蛇、真っ赤な胴体の蛇、トカゲ、巨大な足長蜘蛛、おぞましい色彩のヤスデの仲間、きれいな色の小昆虫たち、巨大ゴキブリ、よく見ると恐ろしい顔つきの種々雑多な吸血昆虫類、大きな顎の巨大蟻、ハキリアリの行列。しかし、どれもなかなか撮影が難しく映像記録は上手に出来なかった。なかでもこの大きなウデムシの一種は最も迫力があった。夜、ガイドが大声でさわいでいるのでいってみるとこいつが岩の上をすごい速さでいったりきたりしている。やたらすばしこい。私がネットをかぶせ、ガイドが押さえつけ、動けないでいるところにホルマリン・アルコールを注射して採集した。おとなしくなったのでおそるおそる触ってみたがまさに怪物だ。毒はないのかな。長い足を伸ばすと全長40cmほどあった。

帰国後 調べると こいつの和名は ウデムシ。クモの仲間。 節足動物門 Amblypygia(ウデムシ目)に属する生き物で陸性の節足動物としては大型の部類らしい。世界中の熱帯地方に広く分布するようで60種類ほどが知られている。日本には、ペットとして持ち込まれることがあるという。なお、この虫は拙著 ペルーの蝶類 P158 にも紹介されています。

このウデムシよりも巨大な足長クモの写真もありますので、そのうちアップするかも知れません。
















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