オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2017-4-14 今年最初のアメマス釣り

2017-04-16 15:49:17 | 渓流魚、蝶、自然
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2017-4-14 今年最初のアメマス釣り




2017-4-14(金)  晴れ 強風

このところとても暖かい日が続いており、春の気配が例年より早い。


山奥の雪解けはまだ本格化しておらず渓流はまだ雪代増水もなく穏やかに流れているようだ。


しかし、この時期、林道には深く積もった雪があるため渓流魚が棲息するところまで到達不可能。







それでも種々の理由で林道が奥まで除雪され、なんとか釣り場まで到達できる奇跡的な渓流が数本ある。


今日はあまりに天気が良いので、その一本に釣りに出かけた。



午前9:30、自宅を出発。


最後のセルフでガソリンを入れ、最後のコンビニでおにぎり二個と野菜サラダを買い、約40分で釣り場に着いた。




川の水量は普通。さすがにひどく冷たい。日陰にはまだ氷が残っていた。






草木の葉がおちてとても見通しが良くなっている。



この時期、アメマスの活性はとても低く、それなりの良場所にしかいついていない。


ポイントからポイントまでは川の中をかなり歩く。


今日は1Kmほどの間にある良ポイント3箇所を狙う。


この時期、きっと、それらのポイント以外では、何も釣れないだろう。


普段はニジマス、アメマスが半々で釣れ、しばしば良型ヤマベが混じる渓流だ。


最源流域には砂防ダムが3基連続し、最後のダムの上流にかろうじてオショロコマが生き残っている。


オショロコマ以外の渓流魚、特にニジマスはダム群のためオショロコマの聖域に侵入出来ないでいる。


皮肉なことに自然破壊の元凶とされる砂防ダムがオショロコマを守っている格好になっている。


この日は良く晴れたが、早春独特のすざまじい強風が吹き山の稜線の木々がゴウゴウとものすごい音を出している。


しばしば強風がもろに吹き付けると体が持ってゆかれそうになる。


風にあおられ振り込みが決まらない。


道糸はふけてしまいなかなかアタリが取りにくい。


それでも 25〜35cm のエゾイワナ傾向の強いアメマスが次々にかかったが、越冬直後のせいか引きはさほど強くなかった。



























昨年秋の台風で渓流の様相がかなり変わってしまった。倒木がやたらと多い。



昨年秋のすざましい台風の強風で折れた大木がいたるところにある。














産卵行動で痛んだヒレがやっときれいになってきた感じ。






このアメマスは鼻の穴から針が入って、ちょっと変わった針かかり。 
一暴れで軟部組織が切れ遁走した。































最後に、おそらく50cm級のニジマスをかけたが取り込みに時間がかかりすぎ、軟部組織に刺さった針が外れるいつものパターンで逃げられた。


半年近いブランクで川歩きのカンが衰えているのを感じたが、今年最初のアメマス釣りを堪能できた日でした。


水中で手早く撮影させていただいたアメマスたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。





雪解けでどろどろの林道を走ったせいかフォレスターが目をそむけるような泥んこ車両に変身してしまった。 


帰りに自宅近くの洗車場で洗ってもらった。1400円でピカピカフォレスターにもどった。




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