オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ヤマベ釣りからオショロコマの撮影へ

2018-06-16 10:26:50 | 渓流魚、蝶、自然
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ヤマベ釣りからオショロコマの撮影へ

20XX-7-22(金) 晴れ

天気もよし、旬のヤマベはまだまだおいしい。そこでかみさんと二人で常呂川水系の、とある支流へ出かけた。


最初、ダム下魚道をさぐったが3年魚ヤマベ2匹の他はチビヤマベとオショロコマが多かった。オショロコマを6匹ほど撮影した。


ついで二つ目の橋をさぐるとかなり釣り人の跡があった。


ヤマベ釣り師がかなり入っているようで残念ながらヤマベは期待していたほどは多くない。



それでも夫婦で旬のヤマベを味わうには十分過ぎるヤマベが釣れてビクもまあまあの重さになった。



このあたりから上流はオショロコマの棲息水域となる。



ここのオショロコマはまだ十分に撮影は終わっていなかった。



そこで今日は急遽ヤマベ釣りからオショロコマの撮影に切り替えた。








食べるためにビクに放り込むヤマベ釣りと異なり、オショロコマは最初からリリースすること念頭におくので釣り方はまったく変わる。



すなわち、あわせは最初のかすかな変化をのがさず早あわせに徹する。



まちがっても、ぐんぐんっといったアタリであわせて、呑まれてしまうことがないよう細心の注意が必要。



その結果、釣り落としが増えるがやむを得ない。



右手の林道を詰め、上流へから源流に進んで、あちこちに散在する良たまりをさぐりオショロコマをひろい釣りしながら撮影。 
















ヤマベとの混生水域のオショロコマはヤマベ釣り時の混獲釣り圧のせいか年々減少傾向。



一方、ヤマベはサクラマス遡上のほか、毎年地元でかなりの稚魚放流をしているせいか減る気配はない。



かってはここの自治体が毎年、かなりのニジマスを放流していたがこのブログなどでニジマスの被害が"明らかになってきたことをうけてニジマス放流をやめるという英断をしてくれた。



継続的な放流が途絶えて、この渓流ではニジマスは漸次釣りきられ、最近ではまったく姿を消した。



最近では、ひとり滝上町を除き、ほとんどの自治体ではオショロコマ生息域にはニジマス放流を行わなくなっている。


滝上町の英断を切に望んでいる次第です。



源流域まで林道をつめてみたが、この日オショロコマは比較的多くみられ総計20匹ほどを撮影した。



ただ、ここのオショロコマは種々の理由で、かっての状態と較べると面影もないほど少なくなっていることはいなめない。













































下流域のオショロコマは比較的明るい色調の個体が多かったが、最源流に近づくにつれ暗色調が目立つようになり当然ながら小型個体が多くなる。






























この個体は、もしかすると下流域に多いアメマスとオショロコマの 雑交F1かもしれません。 白斑のみのように見えますがよくみると一部着色しています。





この日も撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。




何故か 桂の大木は このように何本もの幹がでているものが多い。



この林道で帰路にヒグマの糞にコムラサキ、キバネセセリが集まっているのを発見した。


糞の太さは人間ほどだが便量はかなり多い。若いヒグマと思う。



この日、恐怖の針刺し事故があったことは以前に紹介しました。釣り針が親指にぶっすり、恐怖の針刺し事故。





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