

チミケップ湖のチビヤチウグイとエゾウグイ

201X-8-27(日) 晴れ
今日は北見市での姉たちの大事なバスケ大会があるため、長男君は私たち夫婦であずかりとなった。
午前11時。長男君は魚釣りに行きたいというので北見市郊外のチミケップ湖へ向かった。
チミケップ湖キャンプ場の駐車場に車をとめ湖畔で楽しい食事。
長男君は例によって大好きなコンビニの盛りソバ。
チミケップ湖はアングラーやフライマンが喜ぶ大型トラウトは多くはないが、実は自然がきわめて豊か。
たとえば、日本固有のヒメマス(チップ)の原産地は阿寒湖と、ここチミケップ湖のみです。
この日も桟橋から小型ヤチウグイ、エゾウグイの群が渦を巻くように泳いでいるのが見える。
長男君とこれらを釣って遊んだが、彼はすぐ飽きてしまったもよう。

チミケップ湖特有の超小型ヤチウグイ。




準絶滅危惧種とされるヤチウグイだが、チミケップの個体群は超小型で、釣りの対象としては物足らない感じ。
道内の他の場所で生き残っているヤチウグイと較べると、チミケップのものはきわめて小型の個体群である。

女満別湖のヤチウグイやシュンクシタカラ湖のヤチウグイはここのと較べるとはるかにデカイ。
たまに、アメマスやニジマスがかかることがあるが、その前に、ヤチウグイがわっと群がってくるのでどうにもなりません。
時々、エゾウグイの大群がやってきて、先頭はデカイ個体、最後尾はヤチウグイなみの小型幼魚。






昔、チミケップ湖に漁業組合があった頃、刺し網で捕獲したここのエゾウグイ30cmくらいのをアライにして食べさせてもらったことがあるが、鯉のアライと同じくらいおいしかった。
小さい魚ばかりで、つまんないなあといった表情。もっとでっかいの釣りたいなあ。


