カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

リンドウ

2008-10-30 | 町田の谷戸
 晩秋の谷戸を彩る花の代表格の一つであろうと思われるのが、リンドウ(リンドウ科)である。花の直径はそれほど大きくはないが、長さは4センチほどあって、茎に沿ってたくさんの花をつける。蕾のときは花弁が渦を巻くようにして閉じられているのが面白い。
 この花は曇りや雨の日は花弁を閉じたままだが、この日は曇っていたものの曇っていたから花弁を開かなかったというより、開花までもう少しというところだったようだ。

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秋草図

2008-10-30 | 町田の谷戸
 琳派の絵には秋草を描いたものが数多くあるが、写真では現実にあるものを消すことはできないので、なかなか整理された絵柄にはならない。この写真もそうだがどうしても余計なものが入り込んでしまって、よい写真とはとてもいえない。この写真はノイバラの赤い実に惹かれて撮ったが、手前にススキの穂を入れた。絵の場合ははっきりと描くか、省いてしまうかするところだろうが、写真だと(この場合は望遠レンズで撮っているので)奥のノイバラと手前のススキの両方にピントを合わせることは難しいので、絵のようにはゆかない。

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