東京都美術館で開催中の日本美術院再興100年特別展「世紀の日本画」を見てきた。日本美術院草創期の作家から現代の作家まで大家の作品に偏することなく多数の作家の作品が展示されていたのが特徴的だったが、展示点数は70点程度と期待したほど多くはなく、やはり100点程度は見たかったところだ。小林古径や前田青邨などのお馴染みの作品もあったが、名前も知らなかった作家や現代日本画家の初めて見る作品が数多く見られたのは収穫だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c2/272ff9d2cbadaa7649cb0b9e8204623d.jpg)
入場してすぐの所にあった狩野芳崖の「悲母観音」はとても細密に描かれているので、持参した双眼鏡が役に立った。今回の展示のマイ・ベスト10に入る作品。小茂田精樹の「虫魚画巻」は初めて見たが、じっと見ていると鯉など今にもふっと動き出すような気配を感じるほどの見事さ。同じ絵巻物の菱田春草の「四季山水」はすでに見ている作品だが、何度見てもほれぼれする。早世が本当に惜しまれる作家だ。現代の作家の作品では抽象的なものあり、幻想的なものありと楽しんだが、とりわけ宮北千織の「うたたね」は、透明感のある色彩が目を惹き、いかにも女性的な感性にあふれる作品だった。
美術館を出て上野公園を歩いた。清水堂そばのソメイヨシノはちらほら咲き始めたところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/7e/8f13d607f09ce5c991c3cc36e711570d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8f/6ba414f4b16234b75e38dc984f37a612.jpg)
何という品種か早咲きの桜はすでに満開。海外からの観光客がこの木をバックに記念写真を撮っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b3/e1b938e7a949b226629ebda638ac0066.jpg)
とってもかわいいたくさんの花や苔で作られたパンダのオブジェ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fb/f1be9a6795f1f2981a25fcb1a1de718a.jpg)
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入場してすぐの所にあった狩野芳崖の「悲母観音」はとても細密に描かれているので、持参した双眼鏡が役に立った。今回の展示のマイ・ベスト10に入る作品。小茂田精樹の「虫魚画巻」は初めて見たが、じっと見ていると鯉など今にもふっと動き出すような気配を感じるほどの見事さ。同じ絵巻物の菱田春草の「四季山水」はすでに見ている作品だが、何度見てもほれぼれする。早世が本当に惜しまれる作家だ。現代の作家の作品では抽象的なものあり、幻想的なものありと楽しんだが、とりわけ宮北千織の「うたたね」は、透明感のある色彩が目を惹き、いかにも女性的な感性にあふれる作品だった。
美術館を出て上野公園を歩いた。清水堂そばのソメイヨシノはちらほら咲き始めたところ。
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何という品種か早咲きの桜はすでに満開。海外からの観光客がこの木をバックに記念写真を撮っていた。
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とってもかわいいたくさんの花や苔で作られたパンダのオブジェ。
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