カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2014-08-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この日は朝起きると比較的涼しかったので、まずはせせらぎ公園に寄ってから多摩川台公園へ。しかし、せせらぎ公園ではまったく撮るべきものがなくレンズキャップを開けることさえなく公園を後にした。
 多摩川台公園でも貧果を予想してとりあえずの一枚にと紅橋を入れて盛夏の林を撮った。ここは風の通りがよいのでここで涼むことがあるのだが、この日は風がほとんどなかった。
 
 苔の上には桜の黄葉が落ちていていくら暑くても季節は秋に向かっていることを教えてくれているようだ。
 
 他に被写体がないのでいつもの場所にハグロトンボを撮りに行った。なぜかこのところは地面に降りていることが多く、この日もほとんどのハグロトンボが地面にいた。
 
 

 先日ブロックフレーテの名手で指揮者のフランス・ブリュッヘンが亡くなった。その報に接するブリュッヘン数日前にブリュッヘンが指揮するモーツァルトの交響曲のCDを聴いたばかりだった。ブリュッヘンはブロックフレーテの演奏家としてデヴューしてやがて指揮活動も開始した音楽家である。古楽器によるモーツァルト演奏はそれまでのモーツァルト像を一新するもので、きびきびと歯切れのよい音楽を聴かせてくれた。アバド、マゼールと長く親しんできた指揮者がこの世を去っていったが、そこにもう一人が加わった。いずれも私が若かった頃に新進気鋭の若手指揮者として登場してきたのだったが、そうした人たちがいつのまにかそんな齢になっていたのだった。

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