バターリャの次はアルコバサのサンタマリア修道院へ。バスで30分程の距離。この修道院も1153年に建設が始まったという歴史的建造物で世界遺産に指定されています。
修道院の中庭。
参事会堂の彫像。
細かな彫刻が施された水鉢。
ところでポルトガル生まれの有名人というとサッカー選手のクリスチアーノ・ロナウドが最も知られていると思いますが、ピアニストでも世界的に活躍している人がいてその名はマリア・ジョアン・ピレシュ。この人の演奏するモーツァルトやシューベルトが好きなのでCDで聴くことが多いです。1944年のリスボン生まれなので現在71歳になりますが、昨夜は1973年に録音したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番のCDを聴きました。ピレシュがまだ20代という若い頃の録音でオーケストラも地元のリスボン・グルベンキアン・オーケストラ。1973年録音のわりに全体に音質がよくなくて、そのためなのか、それともその頃は今のピレシュとはピアノの音が違っていたためなのかわかりませんが、ピアノの音にはそれほど特徴がないようです。それに演奏も現在の彼女ほどの表現の深さは感じられません。手首の故障のためしばらくの間演奏活動を中断して、その後1980年代の終わりに近い頃から続々と録音を始めていますが、1973年からの10数年の間に大きな飛躍を遂げたようです。
修道院の中庭。
参事会堂の彫像。
細かな彫刻が施された水鉢。
ところでポルトガル生まれの有名人というとサッカー選手のクリスチアーノ・ロナウドが最も知られていると思いますが、ピアニストでも世界的に活躍している人がいてその名はマリア・ジョアン・ピレシュ。この人の演奏するモーツァルトやシューベルトが好きなのでCDで聴くことが多いです。1944年のリスボン生まれなので現在71歳になりますが、昨夜は1973年に録音したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番のCDを聴きました。ピレシュがまだ20代という若い頃の録音でオーケストラも地元のリスボン・グルベンキアン・オーケストラ。1973年録音のわりに全体に音質がよくなくて、そのためなのか、それともその頃は今のピレシュとはピアノの音が違っていたためなのかわかりませんが、ピアノの音にはそれほど特徴がないようです。それに演奏も現在の彼女ほどの表現の深さは感じられません。手首の故障のためしばらくの間演奏活動を中断して、その後1980年代の終わりに近い頃から続々と録音を始めていますが、1973年からの10数年の間に大きな飛躍を遂げたようです。