カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2020-06-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
 毎年紫陽花から少し遅れて咲くノカンゾウ。この花が咲くと夏が迫っていることを感じます。
 
 紫陽花は次第に萎れた花が目立つようになってきました。
 
 このネムノキは大木なので花ははるかなたに咲いています。
 
 カメラをバッグにしまおうとしていると石のベンチの上にカメムシがいました。よく見ると3匹もいてちょうどこのカメムシの発生の時期のようです。珍しいカメムシではないと思いますが、自宅の図鑑には載っていませんでした。
 
 鳥の方はシジュウカラの幼鳥の声も聞こえず、これといったものは皆無でいよいよ夏枯れの時期になりつつあります。
 
 24日にオリンパスがカメラ事業を売却するというニュースが流れて驚きました。カメラ事業が赤字を出しているということは知っていましたが、長い歴史があるので手放すことはないだろうと思っていました。
 オリンパスといえばハーフ・サイズ・カメラのペン・シリーズ(最初のモデルは1959年発売)が一世を風靡しましたが、私もペンSが最初の私自身のカメラとなるはずでした。しかし、買いに行ったカメラ店の主人がほぼ同じ価格の露出計内蔵のミノルタ・レポを勧め、家族もそれにしろということで、こちらが私の最初のカメラとなりました。しかし、ペンにしなかったことはずっと心に引っかかっていて、その後、35㎜版が主流の時代に移るとオリンパスのトリップ35(1968年発売)というコンパクトカメラを購入するに至りました。これが私が手にした最初のオリンパス・カメラでした。ただ、これは特にオリンパスらしいカメラとは言えず、これといった特徴はありませんでした。その後、オリンパスはXA(1979年発売)というカメラを発売しましたが、これはいかにもオリンパスというもので超コンパクト・軽量な上に使わないときにはバリアーでレンズ部を覆うことができるというユニークなものでした。
 一眼レフはペンタックスとニコンを使用したので、フィルムカメラの時代はオリンパスはこの2機種を使用したのみに終わりました。
 デジタルの時代を迎えて最初のオリンパスはC-5060WZ(2003年発売)というコンデジで、当時としては少なかった27㎜からの広角ズームが付いていたので便利でよく使いました。ミラーレスになってからはE-M10を皮切りに現在のE-M1Ⅱまで数台を使用しているというのがこれまでの経歴です。
 こうして見てくると熱心なオリンパス愛好家というほどではありませんが、オリンパスとは着かず離れずという関係できて、このところ少し関係が濃くなったところで今回のニュースに接したというタイミングでした。
 オリンパスが事業を売却した後も製品の販売やアフターサービスは続くようですが、やはり不安は残ります。アサヒカメラの休刊といい写真・カメラ業界には暗いニュースが続いていて、まだ今後も続くのではないかという不安がぬぐえません。

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