カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

稲刈り

2007-10-11 | 町田の谷戸
 ちょっと見ると楽そうですが、方向を変えるときなど結構な力仕事のようです。
見ている分にはいかにも簡単にばさばさと稲が倒れて、ずんずん作業が捗っているように感じられるのですが。
 この日は暑くもなく寒くもなく風も穏やかで、稲刈りには最高の陽気でした。

 ところで、ワシタカのお話の続きを少し。町田の谷戸でこれまでに確認できたワシタカ類は、これまでに挙げた他にオオタカ、サシバ、チョウゲンボウがあります。したがって、ノスリ、ハイタカ、ツミと合わせて6種類となります。ただし、この6種類がいつも見られるわけではなく、オオタカは年間通して生息していますが、サシバは夏鳥なので春から秋まで、ノスリは冬鳥、ハイタカ、ツミは冬鳥の可能性が高いですが、見られる頻度が少ないので、正確なところは何とも言えません。チョウゲンボウは、雑木林のある環境よりもより開けた環境を好むので、谷戸に生息しているというより、単に上空を通過しているだけなのかもしれません。見ることも少ないです。
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谷戸風景

2007-10-10 | 町田の谷戸
 刈り取った所とこれからの所と両方が見えます。
 大体2週間くらいこのように干すとのこと。途中雨が降ったりするとさらにもう少し干すのだそうです。
 赤トンボも飛んでいますが、赤トンボと一口に言ってもアキアカネ、ナツアカネ、マイコアカネとそっくりさんがいるので、識別に困ります。虫屋さんには簡単なのでしょうが、私は未だにわかりません。赤トンボもどうも数が減っているように感じます。

 ところで、先日魚眼ズームで撮った写真を載せましたが、あの写真は180度の画角ではなく、正確にはわかりませんが、150~160度の画角で撮ったものでした。訂正させていただきます。
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トウキョウダルマガエル

2007-10-09 | 町田の谷戸
 田圃脇の小川にトウキョウダルマガエルがいました。大きさは4cmくらいありましたが、このカエルとしては小さい方です。
 このカエル、この谷戸ではかつては随分たくさんいたものですが、すっかり減ってしまいました。原因は分かりませんが、冬の間は田圃からすっかり水を抜いてしまうことも影響しているのでしょうか。
 田圃にこの愛嬌のあるカエルの姿があまり見られないのは寂しいです。歩くそばから、驚いたカエルがぴょんぴょん飛び跳ねる、そんな田圃に戻ってほしいと思います。
 以前にこのカエルがトノサマバッタを丸呑みしているところや、逆にヤマカガシがこのカエルを飲み込もうとしているところも見たことがあります。

 ところで、このところ鷹の話題を書いていますが、それぞれの凡その大きさをお話したいと思います。大きい方から紹介しますと、ノスリはカラスくらい、ハイタカはハト程、ツミはカケスくらいです。ただし、オスとメスでは大きさが違うので、特に距離がはなれている場合には大きさだけで識別するのは難しく注意が必要です。
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魚眼レンズで

2007-10-08 | 町田の谷戸
 昨日は出勤、今日は雨というわけで土曜日に撮った写真です。
 これは魚眼ズームという変わったレンズで撮った写真です。画角が約90~180度まで変化するのですが、この写真は180度の画角で撮っています。そのため少しゆがみが生じていますが、独特の写真になります。思いっきり広い画角で撮りたいときは時々使いますが、実際の広さより大分広く写ったり、ちょっと現実離れした写真になるので、あまり多用はしません。
 この田圃のご主人と会いましたが、土日で稲刈りをするとのことでしたので、もう稲刈りが終わって干されていることと思います。
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写真展に

2007-10-08 | 写真
土曜日は谷戸から戻って一休みした後、品川のキヤノンSギャラリーへ岩橋崇至氏の写真展を見に行ってきました。岩橋氏は、山岳写真家として長い間活躍されてこられた方ですが、今回の個展はアメリカのコロラドプラトーを舞台にしたもの。130×90cm位の大型プリントによる展示で迫力があり、大地のエネルギーが伝わってくる見ごたえのある写真展でした。

続いて、新宿のペンタックスフォーラムへ。こちらは薄井裕氏の「花時の雨」というタイトルの個展。文字どおり雨のなかに咲く花を撮ったもの。アメリカの大自然と対照的に里山など身近な小自然をとらえた写真。しかし、繊細きわまるその写真の味わいはアメリカの大自然をとらえた写真に負けない魅力を放っています。

午前中の谷戸での時間と午後の見ごたえのある二つの写真展の時間を過ごし、心が満たされる一日でした。
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ヒガンバナと田圃

2007-10-07 | 町田の谷戸
さて、昨日の続きですが、巻雲の撮影を終えて次の谷戸に向かいました。次の谷戸ではまだヒガンバナが咲いていて、刈り取り前の田圃の黄色ときれいなコントラストを描いています。そんな風景を撮ったり、干してある稲を撮ったりしていました。
すると鳥がなにやら鳴いて騒いでいます。そちらを見ると4羽のキセキレイ(おそらく二番なのでしょう)が争うように鳴きながら飛び交っています。とその時でした。1羽の鳥が猛スピードで私の方に向かって飛んできます。そして私の頭上、わずか3,4m上を飛んで行ったのです。それは何とハイタカ(小型の鷹)だったのです。きれいな白とグレーの縞模様がはっきりと見えました。思いがけぬできごとに、気がつくと鳥肌が立っていました。
その時はやはり小型の鷹であるツミとの識別はできませんでしたが、帰宅後、図鑑やネット上に掲載されているの写真を見ると、ほぼ間違いなくハイタカのようです。
4羽のキセキレイの思わぬ逆襲に遭って、ハイタカが慌てて逃げようとしたら、今度は人間がいてと、きっとかなりあせったんでしょうね。キセキレイは2,30m追いかけてゆきましたが深追いはせず、ハイタカも雑木林に逃げ込んだのでしょう、見失ってしまいました。
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巻雲の空

2007-10-06 | 町田の谷戸
今日は町田の谷戸へ。今日は1年に1度あるかどうかというほどの素晴らしい1日となりました。
まず出迎えてくれたのは、写真のような青空に巻雲が浮かぶ空でした。しかも、その空にはこの秋初めて見るノスリ(中型のワシタカ類)がゆうゆうと舞っていました。そして辺りの大気はまるで夏の高原の朝のように、半そででは涼しすぎるくらいのさっぱりとした気持ちよさ。
谷戸の上に広がる爽快なこの空を撮りまくったのは言うまでもありません。

でも、この日はそれだけでは終わらなかったのです。それはまた明日以降書くとして、今日は約250コマくらい撮影。これはこれまでの新記録です。フィルムカメラ(コンタックスG1)も持ち出して、ビオゴン28mmやゾナー90mmでも撮影。フィルムカメラは、現像が上がるまでは結果がわかりませんが、それも楽しみの一つです。もっとも期待が裏切られることの方が多いのですが。
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暗雲迫る

2007-10-05 | あちこち
青空は今日の13:30ころ、こちらは17:30ころで、4時間の間に天気は激変。雨もポツポツ落ち始めたところです。下を流れているのは鶴見川。
暗くてシャッター速度も大分遅く手振れぎりぎりでした。

明日は雨という予報。でも、特に出かける予定がないときは、雨の日というのは気持ちが落ち着いて嫌いではありません。なんと言っても、豊富な雨が日本の豊かな自然を育てているのですし。
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青空

2007-10-05 | あちこち
東京は曇天、雨天の日が続いていましたが、やっと晴天が続きました。
写真の木はメタセコイアです。白い雲が1本すっと入り、緑と青空が鮮やかでした。メタセコイアは中国原産ということで、私のなかではなんとなく異邦人という感じがあります。
あと1ヶ月余り経つと葉がレンガ色に染まることでしょう。
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エノキの木

2007-10-04 | 多摩川
川崎フロンターレのホームグラウンドがある等々力競技場近くの多摩川に1本の大きなエノキの木が立っています。
このエノキを定点観測的に撮っています。と言っても、それほどきちんと一ヶ月おきにとか、時間を決めて撮っているわけではないので、結構間隔が空いてしまったりすることもありますが、多摩川に行くと撮るようにしています。
エノキはケヤキと同じニレ科の仲間の木で、木の持つ雰囲気は確かにケヤキに似ていますが、写真のようにケヤキよりも横にも枝を広げて、なんとなくケヤキよりも穏やかなゆったりした印象を受けます。
エノキというと日本の国蝶になっているオオムラサキの食草であることでも知られていますが、この辺の多摩川の環境ではオオムラサキが棲むのは難しそうです。
写真は大分日が傾いてきた時間帯なので、少し黄色味がかった色合いになり、ちょっとよい味わいの写真になりました。
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