カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

クズの黄葉

2007-11-18 | 町田の谷戸
 今日は谷戸へ。朝の内は4枚着ていて調度よいくらいでしたが、日中は2枚でも暑いくらいになりました。

 雑木林の紅葉はまだ10日以上先でしょうが、一足早くクズの黄葉は始まっていました。
 
 今日は3年ぶりくらいにマムシに合いました。5,60センチくらいの大きさで、足元にいたのですが、まったく気づかず、たまたま近くにいた知り合いの方に言われて分かりました。できれば写真に収めたかったのですが、藪のなかに入ってしまいました。

 マムシはもちろん毒蛇ですが、谷戸で一番怖いのはスズメバチです。出会う頻度がマムシよりはるかに多く攻撃性も高いからです。もっとも、スズメバチにしてもそうやたらと攻撃してくるものではなく、ニアミスの経験はありますが、まだ一度も攻撃を受けたことはありません。
コメント (2)
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キツネノマゴ

2007-11-17 | 町田の谷戸
 面白い名前の花ですが、改めて調べたらキツネノマゴ科というのがあるんですね。「キツネ」はもちろん動物の狐からきているとのこと。花はとっても小さくて7ミリ位しかありません。草丈も10~20センチ位のもの。

 この株は斜面にあったので、比較的撮りやすかったのですが、平らなところに生えている場合は地面に這いつくばるようにして撮ることになり、無理な体勢を強いられることの多い花です。

 秋の花となっていますが、花期は長くて8月から咲いています。
 この写真では葉の先の方が少し赤くなっていますが、これは紅葉になりかけているのであって、普通は緑です。

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リンドウ

2007-11-16 | 町田の谷戸
 リンドウ(リンドウ科)は、それほど野草に関心がない方でもそれとわかる野草の一つでしょう。花の直径は2センチ弱といったところ。株の大きさは70センチくらいまで伸びますが、2,30センチくらいの小さな株もあります。
 
 その濃い藍色の花はとても魅力的です。その美しさから随分盗掘に遭っています。
 
 リンドウ科の花には凛とした気品を感じさせる花が多いように思います。センブリしかりハナイカリしかり。
 ハナイカリは山に行かないと見られませんが、登山をして初めてハナイカリを見てからもう何十年経ったでしょうか。

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蛾ですが

2007-11-15 | 町田の谷戸
 蛾としかわかりません。私が持っている昆虫図鑑は北隆館の「原色昆虫図鑑(コンパクト版)で、これで調べてみましたが、載っていませんでした。だからといって、珍しい種とも思えません。おそらく蛾の種類というのは、並みの図鑑では普通に見られる種でさえ、掲載しきれないほど多いということではないかと思います。

 蛾であるという偏見を捨てれば、なかなか美しいと言えるのではないでしょうか。幅は2,5センチくらいであまり大きい方ではありません。

 私がよく見るTV番組にNHK・BSで放映されている「熱中時間」がありますが、だいぶ前に蛾に熱中している若い女性が登場していました。

 この番組、様々なことに熱中している人が登場して楽しませてくれるので、お奨めです。完全に自己満足のためにあることに熱中しているのですが、多くの場合それは何の役にも立たないこと。そのお馬鹿さんぶり(これ褒め言葉です)に思わず笑ってしまいます。そして、結果としては、ときに図らずも何がしかの役に立っていたりもする。驚いたり、感心したり、笑ったり、考えさせられたりの番組です。

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草紅葉

2007-11-13 | 町田の谷戸
 ミゾソバの群落の紅葉です。まだ青い部分が少し残っていますが、今頃はすっかり赤茶に変わっているのではないでしょうか。

 ちょっと現代絵画のポロックの絵のようにも見えます。
 微妙な色合いが複雑に混ざって絡み合い、同じ色が一つもないないとさえ言えるようです。そして、少しも秩序だった部分はありませんが、そうしたものの中に美が潜んでいると感じます。

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ツマグロヒョウモン

2007-11-12 | 町田の谷戸
 気温が上がってくるとどこにいたのかというほど、蝶やトンボが飛び始めます。これはオスですが、メスはこれが同じ蝶かと思うほど違います。この時期だと羽が傷んでぼろぼろになっている蝶が多いのですが、この個体はきれいでした。

 蝶に限りませんが、昆虫に接近するときは横方向の移動には敏感ですので、撮る角度を決めたらゆっくりと真直ぐに接近することです。前後方向の動きにはそれほど敏感ではないからです。

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ノコンギク

2007-11-11 | 町田の谷戸
 秋の野の情景を感じていただければ幸いです。野菊が咲き乱れる様は、日本の秋の風情を語るには欠かせないものでしょう。

 今日は雨という予報だったので、町田の谷戸行きは見送りましたので、この写真は先週のものです。結局、雨は降らなかったのですが・・・。

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ヨコバイ

2007-11-10 | 町田の谷戸
 ウドの茎にヨコバイがいました。茎から汁を吸っているのでしょう。
 ヨコバイといっても何種類もいて、ヨコバイの一種としておきます。

 ヨコバイはカメムシ目に属するので、セミと同じ目なのですね。確かに口吻を刺して植物の汁を吸うところは共通しています。
 
 このヨコバイの大きさは7,8ミリといったところでしょうか。薄緑の羽が少し透けて見えてきれいでした。
 
 カメラを近づけたら警戒して茎の裏側に回ってしまったので、カメラを反対側にセットして撮りました。

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ウド

2007-11-10 | 町田の谷戸
 ウド(ウコギ科)の実です。大きさは3ミリ程でしょうか。あの香りの強いウドです。

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ヤクシソウ

2007-11-09 | 町田の谷戸
 ヤクシソウは花期が長いので、寒さが加わってきても花を見ることがあります。花は、1,5センチ位と大きくはありませんが、次第に色を失ってゆく谷戸にあって、黄色の花は生命の輝きを見せてくれます。

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