カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

小さなキノコ

2011-06-13 | 町田の谷戸
 谷戸の片隅にある栗畑の下が苔で覆われていて、その中にみかんのような色合いの傘の大きさが1㎝もない小さなキノコが生えていました。苔の下や土壌中にはたくさんの小さな生きものがいるはずで、彼らにとってはこの10数㎝四方の範囲が小宇宙となっているのでしょう。
 昨日はサンコウチョウの声を聞くという幸運な出会いがあったので、確認できた鳥を挙げておくと次のとおりです(写真を撮りながらなので、漏れはあると思いますが)。
キジバト、ホトトギス、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、サンコウチョウ、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス、ガビチョウ、アオサギ、カルガモ 以上19種。
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羽化

2011-06-12 | 町田の谷戸
 今日は町田の谷戸へ。早朝の谷戸ではシオカラトンボの羽化が見られ、1匹見つけると近くに何匹も羽化しているのを見つけました。羽は透明で繊細そのもの。小さな抜け殻からよくこんなに大きなトンボになるものだと感心します。
 羽化の写真を撮り終えて歩き始めると鳥の鳴き声が聞こえてきましたが、なんとそれはサンコウチョウの囀りでした。何年か前にこの谷戸で聞いて以来のことで、しかも今回はだいぶ近くで鳴いていたのではっきりと聞くことができました。密に繁った林の奥の方で鳴いていたので、残念ながら優雅な長い尾羽をひらめかすその姿を見ることはできませんでした。
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つる聖火

2011-06-11 | 生田緑地ばら苑
 生田緑地ばら苑の写真から、つる聖火。1日撮影。
 今日で大震災から3ヶ月。いかに巨大な地震がこの国を襲い、甚大な被害を与えたかということを思い知らされる毎日です。阪神大震災のときもそうでしたが、インフラの復旧は進んでも一人一人の生活の再建がままならないということが、再び繰り返されないように政治には求めたいと思います。
 それと原発事故。現在は原発から20㎞圏内が計画的避難区域に指定されていますが、私が住んでいるところに当てはめてみると、多摩川の河口付近に原発があるとすれば、原発から約10㎞の所に位置しているので、完全に圏内であり、多摩川を遡って見て行くと20㎞圏には調布市の一部が入ります。そうして考えてみるといかに広い範囲が計画的避難区域になっていて、そこが無人の街になっていることを想像すると空恐ろしい気持ちです。産業界を中心に原発なしではやっていけないから、今後も原発推進という指向もあるようですが、私としては先日朝日新聞紙上に掲載された作家の池沢夏樹氏の考えに全面的賛同したい。今、原子力が人間の手に負えるものではないということを痛感しています。
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幼鳥たちのその後

2011-06-11 | 多摩川台公園とその近隣公園
 9日にせせらぎ公園にシジュウカラの幼鳥たちの様子を観察に行きました。幼鳥たちの動きはとても活発で、まるで一刻も時間も無駄にできないとでも言っているように感じられます。ホバリングをしながら餌を獲るという飛翔能力も身につけて逞しく育っていると感じます。親鳥を探すと幼鳥たちの群れの中にいることはいるのですが、もう子離れしているように見え、幼鳥がそばに来ても見向きもしない様子です。幼鳥の数はかなり多そうで、ひょっとしたら、複数の家族の幼鳥が集まって群れを作っているのではないかとも思いました。スズメもそうですが、鳥の種類によっては若鳥だけの群れを作ることが知られています。幼鳥たちが採餌をしている場所は、木々が密に繁っていてとても暗い場所なので撮影は無理でした。写真は5月27日に撮影したものです。
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タイサンボク

2011-06-10 | 等々力緑地公園
 秋のばら苑の際にギャラリーに展示していただこうと思い、先日撮影した生田緑地ばら苑の写真を提出するために等々力緑地公園の中にある川崎市公園緑地協会に行きましたが、公園には高さ6メートルほどはありそうなタイサンボクが大きな花を咲かせていました。花はホオノキにそっくりで同じモクレン科ですが、こちらは常緑でつややかな葉です。
 昨夜は久しぶりにレコードに針を落としました。やはり便利なCDに手が伸びてレコードを聴くことがほとんどなくなりましたが、CDでは持っていない曲が少なからずあり、シューベルトの室内楽のCDは持っていないので探すと4枚ありましたが、その中からピアノ三重奏曲(op.99)のレコードをかけました。演奏はスーク・トリオでスークのバイオリン、フッフロのチェロ、パネンカのピアノ。懐かしい顔ぶれですね。レコードのジャケットの写真には壁に宗教画がたくさん掛かっているので、ライナー・ノートを読むとプラハ北方にあるルチャニー聖母マリア教会での録音とのこと。昨年はプラハを旅しましたが、このレコードを買った30年ほど前には夢にも思わなかったことです。
 室内楽はあまり聴かない分野なので、このレコードには2、3度しか針を落としていないのではないかと思いますが、かけてみると旋律が蘇り、シューベルト節が満載。表面には2楽章までしか入っていないので裏面にひっくり返してレコードをクリーナーで拭いてから針を落とします。CDに慣れてしまうと1曲聴くのにも大変な手間ですね。もう1曲余白に入っているノットゥルノはまったく聴き覚えがない曲でしたが、とてもきれいな曲でした。
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つるサマー・スノー

2011-06-10 | 生田緑地ばら苑
 生田緑地ばら苑の写真から。春の開苑は終わったので、秋の開苑まではバラの世話をする方だけが立ち入れる領域になります。秋の開苑を楽しみに待ちましょう。
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やんちゃな感じ

2011-06-08 | 多摩川台公園とその近隣公園
 独り立ちが近いシジュウカラの幼鳥は、動きが激しかったり、暗い所にいたりで写真は撮れずにいますので、5月24日に撮った写真から。まだ幼い頃の幼鳥が鳴いて親鳥に餌をねだっているところですが、ちょっとやんちゃな表情を見せています。
 6日には公園に設置されている巣箱に餌を咥えた親鳥が入ってゆくのが見えました。シジュウカラなどでは1回目の子育てが終わった後、再び産卵することがあるので、おそらく中には孵化した雛鳥がいるのでしょう。できれば巣だったばかりの幼鳥の姿を撮りたいと思います。
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ポプリ

2011-06-08 | あちこち
 せせらぎ公園を歩いているとゴールデンレトリーバーを連れた方から、何を見ているのですか、と声をかけられたので、シジュウカラの子どもたちがいることを話しました。この子の名前はポプリちゃんで13歳ということでしたが、元気そうなワンちゃんでした。
 シジュウカラについて尋ねられたので特徴を説明しましたが、全体に黒っぽく見える鳥がいるが何でしょうか、とのこと。ヒヨドリのことはご存じだったので、もしかするとムクドリのことかと思い、ムクドリの特徴を話しましたが、さて、その鳥は何だったのでしょうか。
 ところで、この時期に多摩川台公園で観察される鳥を挙げると次のとおりで、これらの鳥たちはほぼ1年中いる地の鳥たちです。
コゲラ、キジバト、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ドバト、ワカケホンセイインコ。
 こうして挙げてみるとカワラヒワも全体に黒っぽく見えることに気付きました。
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紫陽花

2011-06-07 | 生田緑地公園
 昨日はせせらぎ公園と多摩川台公園へシジュウカラの幼鳥の観察に。せせらぎ公園の幼鳥たちは、まだ親鳥と一緒にはいるものの自分で餌を探して食べていましたが、時々、親のそばにやってきて、物欲しそうな様子を見せる子もいて、ほほえましい様子が見られました。一方では、幼鳥が地面で餌を探していると別の幼鳥が翔んできて邪魔をするような場面も見られて、兄弟喧嘩をしているような感じ。暗い場所にいたので撮影はできず、双眼鏡で観察するのがやっと。
 この後100メートルほど離れた場所で見たシジュウカラ家族は、幼鳥の羽色が薄くて発育が遅く、明らかに別の家族でした。以前からせせらぎ公園では少なくとも2家族のシジュウカラがいるようだと思っていましたが、そのことを確信しました。この家族が飛び去る際に数えると5羽でしたが、両親がいたとすると幼鳥は3羽となり、シジュウカラとしてはずいぶん少ない数でした。
 写真は多摩川台公園の紫陽花ですが、序序に色づきが進んでいます。
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菖蒲田

2011-06-07 | 生田緑地公園
 花菖蒲の色は白から濃い紫まで様々で、絞りになっているものもあります。写真のようにまだ蕾のものも多いようで、まばらな咲き具合でした。
 この公園にはいつものように自転車で行きましたが、薄い雲が少しかかっている空模様にも関わらず往復20㎞を走るとだいぶ汗をかきました。これからの季節は自転車乗りにとっては暑さとの戦いが待っています。
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