ある方が「ガルミッシュには私も近いうちに行きたい」と書いておられた。その方は世界中を旅しておられるので、旅のノウハウは、わたしは足元にも及ばないが、他の方で(たとえば音楽好きの方や、山好きの方で)ミュンヘンに行ったついでに、ガルミッシュにも足をのばしてみようとお考えになる方はいるかもしれない。以下は、そういう方のために、何かの参考になればと思って――。
ガルミッシュの正式名称はガルミッシュ=パルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchen(以下、ガルミッシュ)。ミュンヘンから電車で1時間20分ほど。電車は1時間ごとに出ている。
ガルミッシュは作曲家リヒャルト・シュトラウス(1864‐1949)のゆかりの町。ミュンヘン生まれのシュトラウスは、1908年にガルミッシュに屋敷を建てた。広大な敷地を持つその屋敷には、今もシュトラウスの子孫が住んでいるので、中に入ることはできないが、外から見ることはできる。写真(↑)は周辺の風景。岩山の右の奥がドイツの最高峰ツークシュピッツェ(2962m)。シュトラウスはこの風景を見ながら「アルプス交響曲」を作曲した。
シュトラウスの屋敷は、民家なので、ガイドブックや地図には出ていない。場所は駅の西側のガルミッシュ地区(東側はパルテンキルヘン地区)のマクシミリアン通りからツェプリッツ通りに折れた所にある。駅から歩いて15分ほど。なお、パルテンキルヘン地区にはリヒャルト・シュトラウス博物館がある。
ガルミッシュは児童文学作家ミヒャエル・エンデ(1929‐1995)の出身地でもある。ガルミッシュの中心部に緑豊かなミヒャエル・エンデ・クアパークがあり、「モモ」や「はてしない物語」などの物語世界を展示する博物館がある。
前述のツークシュピッツェは、登山鉄道とロープウェイで山頂まで行ける。山頂にはレストランがあり、アルプスの山々や氷河を眺めながらビールが飲める。
登山鉄道は、ガルミッシュ駅の西側のツークシュピッツ鉄道駅から乗る。山頂まで行く方法は二通りある。登山鉄道のアイプゼーEibsee駅で途中下車してロープウェイで行く方法と、登山鉄道の終点のツークシュピッツプラットZugspizplatt駅まで行き、そこからロープウェイで行く方法。前者の方が速いし、展望もきくので、お薦め。切符は共通なので、自由に選択できる。
なおアイプゼーは小さな湖で、よく整備された散策路がついている。一周して2~3時間。スニーカーでも歩ける。
ガルミッシュの正式名称はガルミッシュ=パルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchen(以下、ガルミッシュ)。ミュンヘンから電車で1時間20分ほど。電車は1時間ごとに出ている。
ガルミッシュは作曲家リヒャルト・シュトラウス(1864‐1949)のゆかりの町。ミュンヘン生まれのシュトラウスは、1908年にガルミッシュに屋敷を建てた。広大な敷地を持つその屋敷には、今もシュトラウスの子孫が住んでいるので、中に入ることはできないが、外から見ることはできる。写真(↑)は周辺の風景。岩山の右の奥がドイツの最高峰ツークシュピッツェ(2962m)。シュトラウスはこの風景を見ながら「アルプス交響曲」を作曲した。
シュトラウスの屋敷は、民家なので、ガイドブックや地図には出ていない。場所は駅の西側のガルミッシュ地区(東側はパルテンキルヘン地区)のマクシミリアン通りからツェプリッツ通りに折れた所にある。駅から歩いて15分ほど。なお、パルテンキルヘン地区にはリヒャルト・シュトラウス博物館がある。
ガルミッシュは児童文学作家ミヒャエル・エンデ(1929‐1995)の出身地でもある。ガルミッシュの中心部に緑豊かなミヒャエル・エンデ・クアパークがあり、「モモ」や「はてしない物語」などの物語世界を展示する博物館がある。
前述のツークシュピッツェは、登山鉄道とロープウェイで山頂まで行ける。山頂にはレストランがあり、アルプスの山々や氷河を眺めながらビールが飲める。
登山鉄道は、ガルミッシュ駅の西側のツークシュピッツ鉄道駅から乗る。山頂まで行く方法は二通りある。登山鉄道のアイプゼーEibsee駅で途中下車してロープウェイで行く方法と、登山鉄道の終点のツークシュピッツプラットZugspizplatt駅まで行き、そこからロープウェイで行く方法。前者の方が速いし、展望もきくので、お薦め。切符は共通なので、自由に選択できる。
なおアイプゼーは小さな湖で、よく整備された散策路がついている。一周して2~3時間。スニーカーでも歩ける。