全盲の日本人学生、辻井伸行君が、アメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
優勝したというので話題になっているようです。
私は、この人のお母さん、辻井いつ子さんが書かれた「今日の風、なに色?」という本を
以前読んだことがあるのです。
(そう思って本棚を探してみたのですが、見つかりませんでした…)
どうも綺麗な女性だと思ったら、この方はかつてアナウンサーだったのですね。
産婦人科医の夫君との間に生まれた長男が、全盲だと分かった時の絶望、
色々な面において、健常児よりも成長が遅いことの不安、
でも彼女が口ずさんだ歌を、2歳位の伸行君がおもちゃのピアノで弾いたことから
息子の音楽の天分を見つけ、母子でがんばってきた…というようなことが
書かれた本だったと思います。
それを読んだ時には、彼はもう天才ピアニスト少年と呼ばれていたようですが
遂に、こんな立派なコンクールで優勝するほどになられたのですね。
素晴らしい…
昨夜の「報道ステーション」の中で、いつ子さんが生電話で話されていましたが
「本当に、本当に、良く頑張ってくれました。
私の息子に生まれてくれてありがとう、という思いです。」
という言葉が印象的でした。
これだけの偉業が、簡単に成し遂げられる筈もない。
その言葉の陰には、気が遠くなるような汗と涙が込められているのでしょう。
私の息子に生まれてきてくれてありがとう。
そういえば、息子たちが生まれた時は、心からそう思ったのですけど。
もう長いこと、そんな思いを忘れていたような気がする。
日頃の彼らの態度を見る限りは、無理もないような気もしますが。
ちょっと反省。
辻井伸行君が優勝
優勝したというので話題になっているようです。
私は、この人のお母さん、辻井いつ子さんが書かれた「今日の風、なに色?」という本を
以前読んだことがあるのです。
(そう思って本棚を探してみたのですが、見つかりませんでした…)
どうも綺麗な女性だと思ったら、この方はかつてアナウンサーだったのですね。
産婦人科医の夫君との間に生まれた長男が、全盲だと分かった時の絶望、
色々な面において、健常児よりも成長が遅いことの不安、
でも彼女が口ずさんだ歌を、2歳位の伸行君がおもちゃのピアノで弾いたことから
息子の音楽の天分を見つけ、母子でがんばってきた…というようなことが
書かれた本だったと思います。
それを読んだ時には、彼はもう天才ピアニスト少年と呼ばれていたようですが
遂に、こんな立派なコンクールで優勝するほどになられたのですね。
素晴らしい…
昨夜の「報道ステーション」の中で、いつ子さんが生電話で話されていましたが
「本当に、本当に、良く頑張ってくれました。
私の息子に生まれてくれてありがとう、という思いです。」
という言葉が印象的でした。
これだけの偉業が、簡単に成し遂げられる筈もない。
その言葉の陰には、気が遠くなるような汗と涙が込められているのでしょう。
私の息子に生まれてきてくれてありがとう。
そういえば、息子たちが生まれた時は、心からそう思ったのですけど。
もう長いこと、そんな思いを忘れていたような気がする。
日頃の彼らの態度を見る限りは、無理もないような気もしますが。
ちょっと反省。
辻井伸行君が優勝