Zooey's Diary

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「50代美容革命」

2010年06月04日 | 
婦人画報7月号。
創刊105周年記念として京都大特集が目玉で
美しい京都、おいしい京都をふんだんに紹介してくれているのですが
私がもっと気になったのは、「50代美容革命」という特集。
美容ジャーナリスト斉藤薫氏が「更年期の心と体を語りつくす」として
原稿用紙60枚の書下ろしを寄せているのです。
「女性が生涯で一番輝くのは50代」彼女はそう言い切っている。
その為には更年期世代をどう過ごすべきか?
60枚を使って様々な方法を彼女は提案しているのですが
その中で、印象的だったものを少々書き出してみます。

「50代から女を美しく見せるのは、100%知性である。
(中略)20代よりも美しくその服を着る決め手とは教養や分別でしかない。
それは大人美最大の武器。
だから毎日の外出には、必ず知性を持って出かけること。」
「大人美の始まりは、意外だけど”筋肉”にある。
(中略)筋肉をつけると体力が生まれ、体力がつくと心が前向きになる。
前向きになると、人生ことごとく楽しくなり、夜眠る時にもう朝が待ち遠しくなり、
綺麗になることが楽しくて仕方なくなる。」
「そしてもう一度、恋される。
(中略)50代の女が”女”として通用するかどうか、それをきっぱりと
分けるのは恋ができるかできないか。
”恋をする”だけじゃない、たった今誰かに好きになられるかどうか。
恋される50代であること…それだけで、後半の人生がまったく違うものになってくる。」

大変ですねえ…
綺麗な50代を迎える為には、外出の度に知性をカバンに入れ、
筋肉と体力を身につけ、そして恋して恋されなくてはならない。
ピチピチの20代の時は、素材だけで勝負できたけれども
身体的に下り坂の50代になっても尚輝く為には、それだけの努力が要る訳か…
えらいこっちゃ。

でも確かに、そうなのかもしれない。
暫く前に、朝日新聞の全面広告に草刈民代さんのオールヌードが載っていました。
「すべてをさらけ出さなければ、人を感動させることはできない」と。
それがあまりにも美しい筋肉美で、息を呑んだのでした。
いやらしさなんて微塵もなかったのです。
そんな努力までしなくちゃいけないのかと思う時点で
もう美容革命の戦線を離脱しているのかもしれない。
結局、「美しい50代」を迎えることができるのは
ほんの一握りの、その覚悟と努力を身につけた人、という気がする。
ちょっと気を抜けば、オバサン道まっしぐらという訳なのですね。
コメント
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