
三番町でモニター会議があり、その後半蔵門界隈を散歩しました。
桜の季節以外その辺りは、用でもなければ行くような処ではないので。
お堀に面した広大な英国大使館。
その場所といい、広さといい、いかめしい門扉といい、
虎ノ門のアメリカ大使館よりもよっぽど格が上じゃないのか?
かつての大英帝国の名残か…
そんなこと思いながらうろついていると
その英国大使館の横っちょの細い道の雑居ビルに翻る三色旗を発見。
よく見ると「パラグアイ大使館」と書いてある。
こんなところにこんなものがあったんだ…
パラグアイについては何も知らない。
「ノルウェイの森」の中で緑がワタナベに
お父さんはロバのウンコだらけのパラグアイに行ってしまった、と
語った(それは嘘だったのですが)ことが印象的だったくらいか。
去年サッカーで戦って、PK戦で日本は負けたのだっけ…
帰宅して「パラグアイ大使館」をネットで見てみたら
トップページに、緑の芝生に囲まれた白亜の建物の写真がある。
何これ!?
知らない人が見たら、これが大使館と思っちゃうのじゃないの?
しかし大使館の住所表記はあくまで”一番町第2TGビル7階”。
あるいはかつてはこんな建物だったけど
経済的に苦しくなって雑居ビルに移ったとか?
分かりません。
http://www.embapar.jp/subsitio2/
そのサイトに綺麗な演奏が流れている。
「アルパ パラグアジャ(ハープ)コンサート案内」と出ているので
クリックすると空白。
大使館のHPって、その国の顔なんじゃないの?
いいのかこんなことで…
余計な心配しながら見ていると綺麗なピンクの花の写真が。
ああこれ!
この「ラパチョの花」(写真、ネットから)というのは
プルメリア、ジャカランダと並んで昔からの私の憧れの花なのです。
パラグアイの国花だったのか…
甘い匂いのプルメリアは、ハワイや東南アジアで堪能しました。
後はジャカランダとラパチョ!
いつか紫のジャカランダやピンクのラパチョに埋め尽くされた街を
見ることができるかしら?