Zooey's Diary

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知らない方がよかったかも

2011年01月12日 | 社会
この週末、遅めの正月帰省で岐阜に帰っていました。
一週間ずらしただけで東名高速、非常に順調。
年末年始の渋滞が嘘のようです。

今、全国にタイガーマスク運動が広がっているのですってね。
ことの始まりは去年のクリスマス。
前橋市の児童相談所玄関前に「伊達直人」の名前で置かれたランドセル10個。
そこから似たような善意の行動が全国で。
岩手県花巻市のスーパーで現金と一緒に見つかった手紙には
「全国にタイガーマスクが居るんですよ、きっと」と書かれていたのだそうです。
心が温かくなるニュースです。

朝日の今日の社説によると
”約580の児童養護施設に、3万人余りの1~18歳児が暮らしている。
40年前と比べ、両親との死別や貧困のため預けられる例は激減し、
虐待を受けた子が半数以上を占める。”
のだそうです。
多いだろうとは思っていましたが、半数以上とは。
少なくとも1万五千人の子どもが、親に虐待され、
施設に捨てられたか、あるいは強制的に引き取られて暮らしているのか…

”親から歯磨きすら教わらず、虫歯だらけの子。
暴力を受けて育ち、すぐキレてしまう子。
心の奥に傷を抱え、ケアが難しい例が増えている。”
小さな子どもが親を求める姿は、本当に切実なもの。
その愛にこたえるどころか、無視したり折檻したりするなんて。
そんな子どもたちが、ちょっとでも笑顔を見せてくれるかもしれないと思うと
そしてそんな善意がどんどん広がってることを思うと
嬉しい限りです。

ついでに。
友人がタイガーマスクの最後は衝撃的だったとつぶやいていたので
今更ながら調べてみたら…
”大阪での再戦当日、車にひかれそうになった子供をかばって死亡する。
最後の力を振り絞って虎の覆面を近くの川へ投げ捨てたため、
伊達直人の事故死とタイガーマスクの失踪は結びつけて考えられることはなかった。”
(Wikiより)
兄がいたので子どもの頃、「マガジン」や「サンデー」などの少年漫画も読んでいましたが
プロレス漫画は残酷なので好きじゃなかった。
そんな可哀想な最期だったなんて…
知りませんでした。

コメント (2)
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