Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

一字違い

2011年12月20日 | 劇、オペラ、コンサート

ジャズやソウルが好きな夫は
たまに私をライブやコンサートに誘うのです。
昨夜は六本木のビルボード東京で行われたStylistics(スタイリスティックス)のライブ。
ミッドタウンの中のお洒落なライブハウス。
スタイリスティックスについては、いかつい黒人の4人組くらいの認識しかありませんでしたが
しかし曲はよく知っている。
80年代前半、青春を過ごした頃、嫌というほど流れていたから…

ライブの前夜、日曜日の夕食での会話。
なんで黒人のソウル・グループに、統計学なんて名前つけたのかしらね?と
私がつぶやくと
食卓が一瞬静まり返りました(夫と次男と私3人の食卓なんて元々静かなものですが)。
それを言うならstatistics(スタティスティックス)じゃねえの?と次男。
そ、そうだっけ!?何十年間統計学だって思いこんでた、ブラック・ジョークでつけたのかって。
と私が言うと
怖いのはさ、と夫。
自信たっぷりに言うから、気の弱い人ならそう信じ込んじゃうよな。
社会悪だよな、まったく。
黙らっしゃい!と私は胸の中でこっそりつぶやく。
一字くらい違ったって、大勢に影響ないんじゃないの…!?

ともあれ、Stylisticsのライブは見事なものでした。
メンバーはみんな年老いて(1968年結成というから無理もないか)
角刈りにパジャマのような服を着て一見、囚人のような見てくれでギョッとしましたが
どうしてどうして歌は素晴らしい!
甘く透明な、むせび泣くようなファルセット。
Can't Give You Anything(愛こそはすべて)、You Make Me Feel Brand New、
You Are Everything…往年の名曲が次々と。
アンコール曲は、クリスマス・ソングのソウル・バージョン。
この曲は最近のテレビのCMでも使われていたので
聞き覚えのある方も多いかと思います。



少しドレスアップして、シャンパンで乾杯して。
国際フォーラムの東京ジャズ・フェスティバルに行ったのは去年だっけ?
あれもよかったけど、ジャズやソウルはやっぱり、
アーティストの体温が感じられるような、唾が飛んでくるような少人数の
ライブハウスの方が私はいいなあ…

スタイリスティックス ビルボードライブ
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=7859&shop=1
コメント (8)
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