goo blog サービス終了のお知らせ 

格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

「私には夢がある」小沢一郎氏演説(抜粋)

2010-09-15 20:16:13 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

「私には夢がある」小沢一郎氏演説(抜粋)
私になりすましたTwitterがあることを聞いておりますが、私はTwitterでの情報発信を行っておりませんので、情報の周知をよろしくお願い申し上げます。

「今日、私は仲間の皆さんへ伝えたい。たった今は困難や苛立ちを感じていますが、それでも私には夢があると。この夢はアメリカン・ドリームに深く根ざしています。
 
 私には夢がある。いつの日にかこの国は立ち上がりその信条、「これらの真理は自明の理である。すなわち万民は生まれながらにして平等に造られている」という信条に沿った国家になるのです。
 
 私には夢がある。いつの日か、ジョージアの赤い丘で、元奴隷の息子と元奴隷所有者の息子が、兄弟愛の同じ食卓につくのです。
 
 私には夢がある。いつの日か、不正と抑圧の熱で暑くうだる砂漠のミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスに変貌するのです。
 
 私には夢がある。私の四人の子供たちがいつの日か、肌の色ではなく、人格の中身によって判断される国家に住むようになるのです。
 
 私には今日、夢があるのです。
 
 私に夢がある。いつの日か、州権優位論と連邦法の実施拒否を口にする知事のいるアラバマ州が、黒人の少年や黒人の少女が、白人の少年や白人の少女と兄弟姉妹になって手をつなぎ、一緒に歩くような状況に変貌するのです。
 
 私には今日、夢があります。
 
 私には夢がある。いつの日か、あらゆる谷間は高く上げられ、あらゆる丘や山は低くならされ、起伏のある土地は平原になり、曲がった場所はまっすぐになるのです。神の栄光は示され、あらゆる人間が皆一緒にそれを見るのです。
 
 これがわれわれの希望です。
 
 この信念で、私は南部へ戻って行きます。この信念で、われわれは絶望の山から希望の石を切り出すのです。この信念で、われわれは不協和音で騒がしいこの国を、美しい兄弟愛のシンフォニーヘ変貌させるのです。この信念で、われわれは共に働き、共に祈り、共に闘い、共に刑務所へ入り、共に自由を求めて立ち上がるのです。いつの日か、自由になることを知りながら。」

「私には夢がある」1963.8.28
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
『アメリカの黒人演説集』(岩波文庫)より引用



「私には夢があります。役所が企画した、まるで金太郎あめのような町ではなく、地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たちも近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。その一方で個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う自立した国家日本。そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。
 
 日本人は千年以上前から共生の知恵として、和の文化を築きました。われわれには共生の理念と政策を世界に発信できる能力と資格が十分にあります。誰にもチャンスとぬくもりがある、豊かな日本を作るために、自立した国民から選ばれた自立した政治家が自らの見識と自らの責任で政策を決定し実行に移さなければなりません。
 
 そして、霞ヶ関で集中している権限と財源を地方に解き放ち、国民の手に取り戻さなければなりません。そのため、国のひも付き補助金を順次すべて地方への一括交付金に改めます。これにより、地方では自主的な町作りやインフラ整備が可能になります。国、地方を通じた大きな節約効果と、そして地域経済の活性化が期待できます。また、地域での雇用が生み出され、若者がふるさとに帰り、仕事に就くこともできるようになります。
 
 国民の皆さんにご負担をお願いするのは、ここにいる皆さんがありとあらゆる知恵を絞って、できることすべてに取り組んでからでいいはずであります。そしてそれが、昨年の総選挙で民主党と国民との約束でなかったでしょうか。
 
 官僚依存の政治に逆戻りさせるわけにはいきません。それはとりもなおさず、政治の歴史を20世紀に後戻りさせることになるからであります。私は代表になってもできないことはできないと正直に言うつもりであります。しかし、約束したことは必ず守ります。
 
 こう断言できるのは官僚の壁を突破して、国民の生活が第一の政治を実行するのは、最後は政治家の志であり、改革のきずなで結ばれている皆さんとなら、長い時代の壁を突破できると信じるからであります。そして私自身は、民主党の代表すなわち国の最終責任者として、すべての責任を取る覚悟があります。
  
 明治維新の偉業を達成するまでに多くの志を持った人たちの命が失われました。また、わが民主党においても、昨年の政権交代をみることなく、志半ばで亡くなった同志もおります。このことに思いをはせるとき、私は自らの政治生命の総決算として最後のご奉公をする決意であります。そして同志の皆さんとともに、日本を官僚の国から国民の国へ立て直し、次の世代にたいまつを引き継ぎたいと思います。」

「私には夢がある」
小沢一郎氏 2010年9月14日
『民主党代表選演説』より抜粋
 
 悪徳ペンタゴンの抵抗はすさまじい。しかし、いつの日か、必ず悪徳ペンタゴンの抵抗を粉砕し、主権者国民の国家を実現しなければならない。
 
 夢は必ず実現される。希望を持って進まねばならない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早晩行き詰まる菅政権に備え捲土重来を期す

2010-09-15 19:51:16 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

早晩行き詰まる菅政権に備え捲土重来を期す
民主党代表選は、

国会議員票
小沢一郎氏49.3% 菅直人氏50.3%
 
地方議員、党員・サポーター票は両者とも
小沢一郎氏40% 菅直人氏60%
 
という結果に終わった。
 
 勝敗という面では菅直人氏の勝利となったが、焦点の国会議員票は完全にフィフティーフィフティーの結果だった。
 
 地方議員、党員・サポーター票が40対60で、菅氏が上回ったが、党員・サポーター票では、投票後、倉庫に保管されている間に小沢一郎氏への投票が抜き取られた疑いを依然として払拭できない。
 
 投函はがきにシールを貼ればこの不正を回避することができたにもかかわらず、この措置が取られなかった。不正選挙の疑いは解消しないだろう。
 
 重要なことは、今回の代表選に際して、想像を絶する情報工作が展開されたことである。本ブログでも指摘してきたが、その工作活動はまさに狂気のなせる業であった。小沢一郎氏の「政治とカネ」問題について、ほとんど意味不明な誹謗中傷が展開された。そのうえで、世論は圧倒的に菅直人氏支持だとの虚偽の情報が土石流のように流布されたのである。
 
 したがって、本来の投票分布と比べて、最終的な投票では、菅氏への投票が増加し、小沢氏への投票が減少したはずである。ところが、仮に党員・サポーター票の不正集計がなかったとしても、地方議員、党員サポーター票の配分が小沢氏40、菅氏60になったということは、本来の得票比率では両者の差はもっと小さかったか、小沢氏の得票が菅氏の得票を上回っていたということになる。
 
 世論調詐が示していたような小沢氏17%、菅氏78%などという姿は、どこにも存在しなかったことは明らかだ。マスゴミが虚偽の世論調詐結果を流布していたことが改めて明らかになったと言ってよいだろう。



 これだけの情報工作が展開されてなお、国会議員票で互角、地方議員、党員・サポーター票で4:6の結果に終わったということは、実質的には小沢氏が勝利したと考えてよいと思われる。
 
 投票前の小沢氏と菅氏の演説でも、小沢氏は完勝を収めた。
 
 日本国民はこれからの2年間で、この日の小沢一郎氏の名演説の意味をじっくりと体感することになるだろう。
 
 民主党の支持者では小沢一郎氏支持者が菅直人氏支持者を圧倒的に上回っている。
 
 菅民主党が、今後、官僚利権を温存したままでの消費税大増税に突き進むことは明らかである。その際には、同じ政策を目論む自民党と手を組むことが予想される。いま、菅氏を支持する人は、その時に泣き言を言えないことを覚えておくべきだ。
 
①対米隷属を打破し、
②官僚利権を根絶し、
③政治と大企業の癒着を解消し、
④セーフティネットを重視し、
⑤取り調べ過程の全面可視化
を目指す主権者国民勢力は、これらの方針にことごとく対立する路線を示す菅直人政権と厳しく対峙してゆかねばならない。
 
 今後、日本経済は円高、株価下落、景気悪化に苦しむことになる。そのあとには、消費税大増税が待ち受ける。
 
 また、郵政改革法案の処理で、菅政権は市場原理主義・対米隷属政権の本性の牙を見せることになるだろう。予想以上に早い段階で大規模な政界再編が動き出す可能性も高い。
 
 必ず菅政権は行き詰まることになる。その時に主権者国民勢力は悪徳ペンタゴンから政治の実権を奪還しなければならない。小沢一郎氏を支え、必ず捲土重来を実現しなければならない。
 
 小泉政権が樹立した時も、国民は悪徳ペンタゴン手先のマスゴミの情報誘導に載せられてしまった。今回は当時と比べて、真実を洞察した人々が圧倒的に増加したが、ぎりぎりのところで惜敗を喫してしまった。
 
 すべての日本国民が目を覚まさねばならない。すべての日本国民が目を覚ますとき、日本はようやく悪徳ペンタゴンの呪縛から解き放たれるのである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする