格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

アメリカ、ユダヤ国際金融との戦い

2010-09-20 20:13:50 | 植草事件の真相掲示板

アメリカ、ユダヤ国際金融との戦い 投稿者:マッドマン 投稿日:2010年 9月19日(日)05時59分36秒
今朝のリチャード・コシミズ静岡浜松講演会は3時間半にも及ぶ熱演「党員選挙総括」でした。来週にはYOU TUBEに出るでしょうから、見逃した方はぜひご視聴を。

リチャードさんの分析はこの掲示板で渡邊良明先生がこの掲示板に選挙前に投稿いただいた
分析と同一だ。小沢さんの敵は管ではなく、アメリカであり、ユダヤ国際金融である。

国内事情だけを見る人は、官僚だ、マスコミだといいますが、どちらもこの世界権力の
単なる手下、下っ端じゃないですか。小沢さん、亀井さんは口では言えないが、このことを
見抜いて慎重に行動する政治家だ。属国の王様だから、子会社の社長みたいなもんだ。
親会社米国株式会社の無茶で傲慢な要求をうまく交わしながら、じっと耐えている。

「不正選挙を追及せよ」と主張する人は甘い。アメリカが2000年にブッシュの不正選挙を行ったにもかかわらず、2004年もブッシュは再選された。同じ人間が属国の日本に対して
シナリオを書いて、実行しているのである。官や仙石が作ったシナリオじゃない。
米ユダヤ国際権力は、日本国民に意思を持たせたくないのだから。
日本を搾取することによって何とか米国帝国を維持しているのであって、ここは絶対に彼らも譲れない。だから、死んでも小沢一郎を日本の総理にしたくない。

日本が独立した瞬間に1946年から築いてきたロックフェラー体制、ブレトンウッズ体制
などなど世界のシステムが崩壊してしまうからだ。こんな不条理なことはなく、日本はいつも正論なのだが、正論が世の中通るわけではない。日本は孤立して国際連盟から脱退して
第二次世界大戦へ突入した。小沢総理に欧米メディアがこぞって反対するのは、こういう理由である。1941年も2010年も国際政治の状況はあまり変わっていない。

7月11日に国民新党の投票が消えた、とあれだけネット人は騒いだのなら、なぜ「9月の
党選挙でも不正が起きるのでは?」と1か月その関心が持続しなかったのか?

小沢さんが立候補した8月26日の朝、私は「まずいなあ」と思った。「出るべきじゃない」と3か月主張し続けたのは、ネットでも副島隆彦と弟子のアルルの男ひろしと日々坦々さん(と私)くらいだった。阿修羅のコメント欄も全て見ていたが皆無だった。

私は嫌な予感がした。2005年9月の郵政民営化選挙の時と同じような直感が起きた。見事に予測は的中してしまった。

もう一度今回の結果の数字を見てほしい。見ればみるほど、人工的で「わざとらしい」数字に見える。自然でなく、人工的な臭いがする数字だ。敵ながらよく考えたなあ、と思う。味わい深い数字、である。出来レースであることが直感的にわかる数字だ。

8月26日の朝、小沢さんが立候補を表明した時、つぶやきやネットやメールで民主党党本部に100万くらいの「投票の全過程の可視化を要求します。」と緊急に動かなかったことが今回のネット人の敗因だ。「うれしい!」なんて喜んでいた奴はおかめさんが言うように
やはりマヌケだと思う。私もそのマヌケの一人だ。敵の方が動きが早かった。敵の方が必死
であった。「ここまでやるか?」というほど、人間落ちるところまで落ちれるものだなと
思う。人間を放棄している敵の方が強い。敵の方が必死だ。だから勝った(不正だが)

「米国は機械読み取りだが、日本は手書き投票だから不正選挙が行われないだろう」との
安心感はリチャードさんや私でも最近まで思っていた。ここが甘かった。

「日本はまだいいよね手投票で安全だから」じゃなくて、「日本は米国の属国だから、米国が圧力で日本に不正選挙をやらせるのでは?そして証拠は絶対に出てこないように米国あげてしかけてくる」と読まなければならなかった。

711参院選からネット選挙になるはずだったのに、法案が通らず、そのまま昔式の手書き
投票が続けられた。ここに落とし穴があった。最後の手書き選挙だから、「最後の不正の
チャンス」と敵は考えて、春頃から先手を討っていたのだ。機械で不正はできてしまうが、
投票後は密室化、可視化されていないという盲点があった。

手書き投票でも不正が行われるという疑いをネット人が持ったのは、7月11日の夜からだ。政治先進国の英国でさえも、こうした手書きの選挙箱が夜中盗まれたりする事件が昔も今もある。この事実を日本人のほとんどが知らない。私も最近知った。発展途上国の政治状態を見れば、公平な投票が行われる方が珍しいのではないか。属国日本は政治的には北朝鮮やアフリカ以下の国なのである。祖国を卑下するのは嫌だが政治システム、投票システムやその管理については記者クラブ同様、世界最低だと認識すべきだ。市民革命を未だ経験していない日本は世界的基準から見て、「前近代」的国家である。この認識を持つ人は日本では
皆無に近い。ここを認めることから未来は開けるのだが。

調査団でも政府で作ればいいだろう。米国でもこうした調査委員会が昔から作られるが、
何も証明されない。当然だ。犯罪をした側の人間が調査委員会を作るからだ。それが権力であり、国際金融権力に隷属してしまっている政治の姿である。そのまま闇に葬られる。

広島長崎原爆への謝罪、アポロ月面着陸、911内部犯行、2000年ブッシュ不正選挙をいまだに認めていない腐った米国帝国(末期)が2010年に属国の日本に仕掛けた不正選挙を認めるだろうか?

認めるわけがない。官や仙石や日本の最高裁が認めても、アメリカは絶対に認めない。

日本の首相は日本の国民が決めるのでなく、常にアメリカが決めるからだ。

例外は田中角栄だった。田中角栄の失敗にこりたアメリカは「もう2度と日本から愛国者
政治家を出させない」として厳重な体制をしいてきた。小沢一郎は田中角栄の最後の
愛弟子である。田中真紀子が「米国のネオコンが小沢一郎が首相になるのを妨害している」
は名言だった。

民主党に調査委員会を作ってもらっても、現政権自身が不正なのである。調査委員会にレンホーでも入れてパフォーマンスするのか?八百長な調査が行われて終わりだろう。
 小沢派が半分調査委員会に入るのならともかく、今回の政権のように敵側の人間、犯罪者が自ら調査委員会を作ってもまともに調査しないはずだ。

711と同様、今回の党員選は全て米国と日本にいるCIA100人などが脚本・演出まで全て
手がけている。郵政民営化と同様だ。官直人や仙石など何の権限もない。仙石はアーミテージに呼びつけられて怒鳴られてばかり。今週の日銀介入でわれわれの貴重な税金の2兆円が
もうすぐ紙屑になる米ドルを買わされた。2兆円あれば、小沢さんが提唱した地方の景気を活性化するのに十分な予算だ。早速われわれの税金がユダヤ、アメリカに貢がれた。食費を1円でも切り詰めている私(みなさんも)からすれば、腹が立つ話だ。このままでは2年以内に、日本人の預金や国の資産はみんな米国に貢がれてしまう。抱きつかれ心中だ。

私は2012年末に米国がデフォルトすると昔から予測している(リチャードさんも同意見)が、官政権がこのまま続くと、日本も同時に2012年にデフォルトするかもしれない。

官政権は短期政権だとみなさん主張するが、過去の隷米政権が長期政権になってきたことを
思えば、長期になる可能性も高いのではないか?2年とか続いたらどうしよう。
日本の資産をすべて米国に貢ぐ、第二の小泉政権である。国民の半分が「指導力がない」「馬鹿だ」とすでに思っている管直人だから短期政権だろう。しかし希望的観測だけで
物事を予測してはいけない。現実を見よう。
日本の首相の施策や原稿はどうせ米国(とその手下の日本の官僚)が考えるのだ。馬鹿だけれど漢字くらいは読めるのだ。(昔いたなー、誰だった?)

14日当日に裏切って官直人に投票した議員は40名だと言われている。岩上安身、森ゆうことリチャードの話から総合するとそのようだ。だから、13日の段階では、議員票は

小沢;240 官;168 で小沢さんの圧勝だったのだ。

14日朝の地方・党員票の「官圧勝」の先行結果と12時からの官側からの脅迫電話で
揺れていた40人の議員が官に流れたので

小沢200 官208 の逆転になったのだ。

40人の裏切り者が誰であったのか、わかり次第ネットで1人づつつるしあげることが必要だ。

そしてこんな過酷な状況でも200人もの民主党議員が小沢さんに投票してくれたのだ。

この200人のリストも早急にネットで作成すべきだ。この200人が1人でも減らないように、われわれネット人が200人を各地域で支えて、今後の戦いで減らないようにして
いくことが大切だ。この200人の愛国者政治家をみんなで支えていきましょう。

今回の党員選により、ごちゃごちゃ混ざっていた民主党のゴミ、クズが自動的に仕分けされた。この206と200のリスト作りさえできれば、戦いやすくなる。これが今回の収穫である。マスゴミ人も完全に仕分けできたしね。あとは国民で両方に揺れている人をこちらの陣営へ1人でも味方につけていきましょう。

河村たかしを暗殺する計画があるそうです。週間朝日が報じましたね。河村さんは自分の
中小会社を自分のビルで細々とやっていて、その一番上の階が選挙事務所なんだけど、秘書も誰もいないよう。岩上さんのインタビューでその狭い部屋が写っていました。大丈夫なんでしょうか。名古屋周辺の方、ぜひ応援に行ってください。鈴木宗男の次は、河村たかし
が検察に逮捕されてしまいますよ。

前原は典型的なネオコン。上司はマイケルグリーンで、その上の上司がアーミテージ。
この1年はおとなしくしてましたが、これからは本性発揮で、中国と日本の関係を壊しまくります。沖縄の民意をふみにじってこれから大活躍するでしょう。
ネット人の基本知識は副島さんの「世界権力年鑑」を見ましょう。

まりもさんも甘い。この議論はこの掲示板でずっとしてるんですよ。沖縄の人に習って、デモ行進10万人で東京都内を行進して、「米国の手先のマスコミ、検察(官僚)反対!」と日テレ、テレ朝、霞ヶ関、永田町を日曜日一日行進する。植草先生とか三井環さんとかも
加わってもらって検察省の前で演説して。ここまでやればマスゴミも取り上げる
だろうと思いましたが、マスゴミの人に冗談で聞いたら、「いや、それでも取り上げない」って(笑)Uスト中継して、外国に発信して、世界中のメディアで取り上げてもらって、
馬鹿記者クラブと日本のマスゴミは一切無視でしょう(笑)「不景気で労働者のデモです」
なんて嘘報道して終わり。みんなでブタ箱入りして終わりですから、このアイデアに反対してくれた中小さんに感謝しています。1人でやります。日本テレビの前にいって「くたばれナベツネ!CIA放送局、日テレ!」とか叫んで。まあ、これは、消費税15%決定、小沢さんやフリーのジャーナリストが100人くらい検察に逮捕されたあたりの最後の切り札でしょう。今はまだ時期尚早。こういうことネットで書くと危ないんですよね。共謀罪で投獄。
だから、まりもさん、当面はネットと口コミ、個人で地元議員やマスゴミや広告主への抗議
など、個々人でできることをする、ということでこの掲示板は今のところまとまっています。敵は強すぎるのだから、焦らずゆっくりやりましょうや。

私も中小さん同様、「屍を乗り越えて」の部分はひっかかりました。ただ私にはとても「前向きな」響きに聞こえましたけど。

私の解釈では、マスゴミのような「脱小沢=小沢は終わった」とか検察が動くとかじゃなくて、むしろ田中角栄への言及がありましたよね。「田中先生を今でも愛しているけれど、今田中先生が生きていても、うまく対応できないでしょう」の部分。小沢さんは「悪徳ペンタゴン対小沢」の戦い後の2012年以降のことを語っているのでしょう。

「最後のご奉公」の言葉にあるように、明治以降200年続いた官僚任せの「偽議会政治」
を打破したら、そのあとは次の新しい世代の政治家に建設を任せて、自分は現場をひこうという決意ではないですか?そのメドがまだつかないのは自他共わかっているところだから、
やはりあと3年くらいのスパンで小沢さんは見ているのではないか。

それまで上記の200人の小沢へ投票した議員が生き残り、成長していけば、新しい政治家が出てくる。私はその可能性は現状では5分5分であると思う。

小沢さんは自分自身が古い政治家であることを理解しているが、2010年9月の
今はまだ引退できないし、戦いもやめられない。だからこの屍は喫緊の比喩でなく、長期的な比喩だ。2004年の時の演説でもこのような話はしていたから。

それはこの秋からドルが大きく崩れて、2012年まで世界大恐慌へ突入していく流れと平行していく。

庶民の気持ちとしては今日からでもやってほしいのだが、文明史的なスパンでみたら、
こんな調子で2012年までずっと行くだろう。

そめいさん、主婦が一番経済を肌で理解しているのですよ。家計のやりくり、スーパーでの
買い物など、主婦こそ最高の経済学者じゃないですか。植草先生や亀井静香先生は
そう言っています。日本の政治は主婦の方の政治意識の向上にかかっています。

学問道場は会員専用の「ぼやき」の広報ページがありますね。
あそこには10年分の素晴らしい原稿や知識がたまっています。私の原稿も何本かあります。辞める前に、会員専用のぼやきの原稿を自分のPCにファイルでかたっぱしから保存して
おくといいですよ。時間がある時にゆっくり読んで自分のペースで勉強するんです。
あのぼやきの会員ページの原稿は書物より内容が濃く、短いのでかなり勉強になります。
私も最初の1年間はその作業をじっくりやりました。お陰でほとんどのことがわかるようになり、たくさん投稿もできるようになりました。書籍代の節約にもなりますよ。
会員費を払う最大のメリットがあの「会員専用ぼやき原稿」なのです。

植草ブログは敷居も低く、気楽ですから今後もよろしくおつきあいください。居心地が
よく、学問道場脱会後、私は2年もずっとここに居候させていただいております(笑)
管理人さんに感謝。最近私物化しているわたし。


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小沢一郎の片面しか伝えない化石メディア

2010-09-20 20:03:49 | マスゴミ

小沢一郎の片面しか伝えない化石メディア
テーマ:政治

いま「新報道2001」を15分ほど見て、相変わらずの低レベルに嫌気がさして、早々にテレビの前から退散した。




テレビ芸者のような政治家が「為替介入が遅すぎる。早ければ87円になっていた。90円でなければならない」と発言する。これなどは、輸出企業の社長の代弁にすぎず、円高の効用という視点は抜け落ちてる。




福沢諭吉の「文明論之概略」に、盾の両面を見よ、メダルの表裏を見よ、という意味の記述がある。




たとえば、農村の百姓は「正直なれども玩愚なり」とし、都会の市民は「怜悧なれども軽薄なり」とする。




そこで、百姓と市民とが、目的や立場をはっきり交通整理しないままに論争すると、百姓は市民を「軽薄児」と言い、市民は百姓を「玩陋物」と罵ることになる。




喧嘩することが目的ならば、メダルの片面だけを見て、互いの欠点をあげつらえばいいが、それでは何物をも生み出さない。感情的亀裂が残るだけである。




現代の大新聞の論説は、まさに、両眼で両面を見ることをせず、片眼で片面を見るのが常である。




片眼片面思考ゆえに、つねに分かりやすい文章を書くのが星浩氏であるが、それだけ突っ込みを入れやすく、ついついこの人を槍玉にあげることになる。実のところ、他の記者も似たようなものである。もちろん、朝日だけの問題でもない。




さて、16日に朝日一面に掲載された「危機の政治」なる記事で、星浩氏は「古い小沢政治」から脱却し、「強い菅政治」に進化せよ、と説いている。




さっそく、「古い小沢政治」の説明に目を凝らしてみよう。記事の冒頭にこうある。




民主党代表選のさなか、菅直人首相は伸子夫人から、こう励まされた。「恐竜時代を終わらせて、哺乳類の時代にしなくてはいけません。橋渡し役を果たすべきです」

 いささか大げさな例え話だが、菅氏周辺の雰囲気を言い当てている。恐竜はもちろん小沢一郎氏を指す。




なぜ小沢氏は恐竜なのか。それは以下のような理由によるものらしい。




自民党田中派に所属し、建設業界などに通じた。自民党を飛び出しても、豊富な資金を背景に数十人の議員集団を率いて、政界の合従連衡の中心にいた。民主党に合流した後も、自らの勢力を増やし続け、いまや150人規模に膨らんだ。




カネと数の力を背景にした政治を、恐竜のような「古い政治文化」と呼び、小沢氏の歩みのうちそれに該当するイメージの断片を取り出してつないだのが上記であろう。




では、今、だれが、どのような「新しい政治」をしているのか、あるいは「新しい政治」の明確なビジョンを示しているのか。そこに照準を合わせて言及している部分は見当たらないが、あえて取り出すとすれば、こういう記述がある。




菅氏が小沢氏を「カネと数の原理が色濃い古い政治」と評したのは誇張ではない。「古い政治」を乗り越えた勝者を待つのは多くの難所である。・・・首相に近い政府高官は、あるアイデアを温めている。予算案や法案の審議で、自民党とは交渉の場を持たなければならない。ならば、自民党と一緒に景気対策の補正予算案作りを進めてはどうか。それがまさに政治主導の政策決定だ。




これが「新しい政治」なのだろうか。それも、菅氏に近い政府高官の話を持ち出すありさまだ。論者に明確な「新しい政治」へのイメージがなくて、やみくもにそういう気体のようなフレーズを多用しても、虚しさがつのり、それこそ恐竜ならぬ「化石」のような響きしかない。




小沢氏こそ、旧来の官僚支配体制から、政治家主導による新しい政治を求めて活動をしてきたのではなかったか。その実現のためのリアル・ポリティックスとして、人を結集する必要があり、それなりの資金も投じなくてはならなかったのではないか。




そういう観点から、星氏が描いた小沢像コインの反対側の面に、プラスイメージの小沢像を書くとしたら、下記のようになるはずである。




 自民党田中派に所属し、政権中枢で党や行政組織の動かし方を学ぶ一方、建設業界と通じ資金問題で自滅する大物政治家を反面教師とし、政治資金収支の透明化など、政治改革を志す。

 自民党内での改革を断念して離党、細川非自民連立政権を樹立して、小選挙区制導入など政治改革法案を成立させた。二大政党制の実現をめざし、新党結成、解党を繰り返したすえ、民主党に合流し、国民の選択による政権交代を昨年夏、実現させた。




「カネと数の原理が色濃い古い政治」というならば、その点をよく検証してみよう。




小沢氏は、並みの政治家とは段違いに支持者が多く、それだけ政治資金が集まる。政治献金が多いのはむしろ、政治家としての信頼と実力の証である。問題はそれを何に使っているかだ。




まず、調査・研究活動。これは彼が自民党総務局長だった1982年ごろから始まっている。外交、安保、地方制度などテーマごとに、若手学者、在野の専門家を集めて研究会をつくり、93年にはその集大成として「日本改造計画」を著した。




田中角栄や竹下登は、情報、知識を官僚組織に依存したが、小沢は自前で専門家に研究、調査を委嘱し、報酬や調査費を支払ってきた。




外国との草の根交流にも資金を注ぎ込んでいる。日米の精神的絆を深めるため90年に「ジョン万次郎の会」を設立した。以来20年、毎年数百人規模の交流を積み重ねてきた。




同時に小沢は日中関係も重視し、「長城の会」をつくって、毎年、数百人を連れて中国各地を訪問している。




政治理念にこだわる一方、現実主義者でもある小沢は、秘書を戦力として鍛え上げ、選挙や政策考案の実力集団に育てることに心を砕いてきた。




1993年、小沢らが自民党を飛び出して新生党を結成したとき、早大の政治好きな学生たちのサークル「鵬志会」のメンバーが、勝手連的に「新生党学生部」をつくり小沢政治の世界にのめりこんだ。




こうした学生のなかから、小沢の眼鏡にかなった者が、深沢の私邸で書生をつとめるようになっていく。これが小沢軍団の起源である。




「掃除のできない奴が政界を掃除できるわけがない」という小沢は、靴磨きから犬の世話まで料理以外の家事をこなせるよう、書生を仕込んだ。「理屈より下働き」の修業に耐えられた若者だけが小沢事務所の秘書となる。




秘書といっても三人の公設秘書のほかは、私設秘書である。イギリス人、韓国人、中国人を含め、その数、20名程度といわれる。




小沢の情報収集と政策立案力の根源は、以上のようなことに政治資金を投入しているところにある。




マスメディアはこうした小沢の真の姿をほとんど伝えない。「剛腕」「壊し屋」などの記号と、「政治とカネ」なる呪文によって、小沢という人物の説明を簡単に終わらせる。




その虚像をつくりあげたテレビは、「小沢はダメ」という、自らが扇動したお茶の間談義に話題を提供することのみに心を砕き、国民の目を曇らせている。




こうしたなかで発足した「菅改造内閣」が、官僚支配に目をつぶったまま、星浩氏の取り上げた政府高官のアイデア、すなわち自民党との連携に走るようなら、ますます「政権交代」の根本的意義が問われることになる。




 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)




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NHKは日本偏向協会として出直しを図るべし

2010-09-20 19:37:41 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

NHKは日本偏向協会として出直しを図るべし
NHKが民主党代表選を素材に「NHKスペシャル」を放送した

 NHKがこのような偏向報道を続ける限り、偏向報道に賛成しない国民は、直ちにNHKへの受信料支払を中止するべきであると思われる。
 
 NHKは国民に対して、半強制的に受信料を徴収している。
 
 しかし、NHKは事業仕分けの対象にもならず、巨大な規模を放置し、国民から調達した資金をもとに放送事業を行っている。
 
 NHKの運営を国民が負担するには、NHKの運営に視聴者の主張が反映されるべきことは当然である。「代表なくして課税なし」である。
 
 NHKは日本相撲協会に膨大な資金を注いでいるが、日本相撲協会の体質はまだ改善されていない。現在、相撲中継が行われているが、本場所開始直前に相撲部屋での暴力事件などが新たに発覚した。それにもかかわらず、これらの不祥事をまったく報道せず、本場所中継再開に突き進んだ。
 
 横綱白鵬の連勝が続いているが、興業のために連勝を仕組んでいる疑いが濃厚である。7時の定時ニュースに連勝のニュースを長々と報道することを視聴者は誰も望んでいない。
 
 白鵬は制限時間いっぱいでの段階で、体に噴き出す汗を拭かずに取り組みに向かっている。このような不正を放置していることにも批判が生まれている。
 
 さて、NHKスペシャルだが、スタジオには、藤井裕久氏と寺田学氏が出演した。菅直人支持派の二人をスタジオに登場させて、公平な論議になるわけがない。
 
 NHKは新政権に媚を売って、受信料の強制徴収を政府が認可するのを狙っているのではないかと考えられる。
 
 NHKが国民からの受信料収入で今後も経営を賄う考えを持つのであれば、直ちに偏向報道をやめるべきである。偏向報道に賛成しない国民が一斉に受信料不払い運動を開始すれば、NHKの運営には甚大な影響が発生するはずである。
 
 藤井氏は参議院選挙で敗北した総理が4人いることを紹介した。宇野首相、橋本首相、安倍首相、そして今回の菅首相である。過去の3人の首相は、全員、参院選敗北の責任を取って首相を辞任した。辞任していないのは菅首相だけである。
 
 このことについて、藤井氏は国民の7割が菅首相の続投を求めたと発言したが、ウソを言ってはいけない。7割というのは、マスゴミが実施したという世論調査の結果に過ぎない。そのサンプル数を見れば、国民の7割などという数値がまったくのウソであることは明白である。0.007%にも満たないサンプル数だろう。
 
 民主党代表選時の世論調査を見ても、世論調査など、まったく信頼が置けないことは明白である。公正取引委員会は、「世論調査」との名称を不当表示として摘発するべきである。マスゴミ世論調査は悪徳ペンタゴンがねつ造する人為的数値に過ぎないことを、多くの国民が知り始めているのである。




参院選の前に、菅直人首相は、「参院選が菅政権に対する信任投票である」ことを明言したのだ。その参院選での結果が、まさに主権者国民の声、世論そのものなのである。こちらは人為的な操作を加えた数値ではない。
 
 この選挙に際して、菅直人氏は勝敗ラインを54議席とした。本来の勝敗ラインよりもはるかに低い水準に勝敗ラインが設定されたのである。
 
 主権者国民は、この菅政権に54議席以上を与えると信任の意思表示、54議席以下の議席付与は不信任の意思表示であることを明確に認識して投票に臨んだ。
 
 その結果、民主党は44議席しか獲得できなかったのである。主権者国民は、まったく信用できないマスゴミの世論調査ではなく、全数調査の参議院選挙で菅政権不信任を明確に意思表示したのである。どうして、この当たり前の真実を語る人物を番組に登場させないのか。
 
 今回の代表選報道を通じて、NHKが根幹から腐りきっていることが明確に確認された。NHKの姿勢が明らかに偏向していると判断する国民は、直ちに受信料支払を中止することを決断するべきである。
 
 偏向報道に賛成する国民だけが受信料を払うなら、NHKは正式に「日本偏向協会」に名称を変更して、新たに再出発するべきである。


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国会議員=鈴木宗男を、検察が強引に「デッチアゲ」逮捕し、

2010-09-20 18:37:32 | オルタナティブ通信

国会議員=鈴木宗男を、検察が強引に「デッチアゲ」逮捕し、刑務所に収監し、「ツブサナケレバ、ならない」本当の理由


「鈴木宗男・有罪判決を出した、最高裁判所=売国組織の真意」、参照。


http://alternativereport1.seesaa.net/article/162817951.html





 警察では、裏金作りが日常化している。所轄の警察署が地元の暴力団に「命令し」、拳銃の密輸を行わせる。暴力団はロシア・マフィア等、日頃から麻薬の密輸で「付き合いのある」海外のマフィア経由で、拳銃を密輸する。暴力団は、その拳銃を駅のコインロッカーに入れ、警察に公衆電話からコインロッカーのナンバーを「知らせる」。

それを警察が「発見」し、「匿名の人物からの通報により、拳銃を摘発」として、拳銃摘発の褒賞金を警察庁本庁から入手する。その褒賞金が裏金となり蓄積される。

警察は、拳銃密輸の「お礼」として、暴力団の麻薬密輸、他の拳銃密輸を、「見逃す」。

日本全国に麻薬が行き渡り、麻薬中毒患者が続出し、暴力団員が「末端まで、ピストルを持っている」、その本当の理由は、警察・検察の裏金作りにある。

この裏金は警察官・検察幹部達の「飲み食い」、そしてソープランド等での買春に使われる。

警察・検察は、国民の税金で女性の体を買っている。

警察・検察とロシア・マフィアが一体化し、犯罪を行っている。

この裏金は、警察署長等の退職金、警察幹部のボーナスの「上乗せ金として、不正に私的に着服される」。そして警察庁、検察への「上納金」として、ミツギモノにされる。この上納金の少ない所轄の警察署の幹部、署長は、「イヤガラセを受け、出世が遅れる」。

警察庁本庁の幹部の「好きな、地方名産の酒のツマミ、地酒」等を正確に把握し、それを「裏金」で購入し、「付け届け」として年中、上納する。この「地酒と、ツマミ」の調達の上手な人間が、出世する。出世には犯罪者の摘発の能力等は、関係ない。


 この裏金作りのため、偽の領収書も偽造される。

警察署の内部では、文房具、パトカーのガソリン代、出張費用等々、あらゆる偽の支出で領収書が偽造される。犯罪についての情報提供に対する謝礼を「捜査費」から支出する事は許されているが、架空の人物から情報提供があった事にし、偽の謝礼金の領収書を大量に偽造する。警察署の本署の近くには、必ず印鑑屋がある。領収書に押す偽造用の様々な名前の印鑑が置いてあり、偽造のたびに印鑑を借りに行く。

この偽造文書用の印鑑のレンタルだけで、印鑑屋は「生計を立てている」。

いかに大量の偽領収書が作られているかが分かる。警察署の会計課の仕事の99%は偽造領収書を作る仕事である。飲み食い、買春の他、警察署長の退職の際は、この裏金から退職金が1500万円程「上乗せ」される。全て国民の税金である。 


 「この裏金作りは日本全国どこの警察でも行われている」。2002年4月22日、大阪高検公安部長の三井環が内部告発した。検察の幹部の一人である三井の告発は、全国の警察・検察に衝撃を与えた。しかし、すぐに検察・警察組織は、全力を上げて三井への報復に出る。三井の身辺を全力で探った検察・警察は、三井が住所移転の際に、引越し前に住民票を移し、新しい住民票を入手しているのを「発見」した。時間に余裕のある時等、引越し前に住民票移転の面倒な手続きをやってしまう等、日常的にある事である。警察は、それを「まだ住んで居ない場所の住民票を役所から騙し取った」と、サギ罪で三井を逮捕した。通常、近々引越す移転先に先に住民票を移しておいただけで警察が問題にする事は無い。逮捕等、有り得ない。仮に、罪に問われても、書類送検か罰金という程度の軽い罪である。

明らかに警察の裏金を告発した事への嫌がらせ、報復である。

裏金作りという、警察全体、組織を上げてのサギという悪質な犯罪を問題にすると、告発した者は、ほとんどデッチアゲで刑務所送りにされる、と言う事実が見える。

警察は治安を守る組織ではなく、ロシア・マフィア等、暴力団組織と一体化した、それ自体が一つの犯罪組織である。

 民主党政権が日本に成立すると、検察による鳩山由紀夫・小沢一郎の「摘発」が厳しく始まった。それは、民主党が事業仕分けで官僚の利権・不当な利益を摘出し始めた事に対する、検察官僚による「予防」=「検察官僚の裏金等の利権だけは見逃してくれないと、適当な理由を付けて国会議員を逮捕するぞ」という懇願・脅迫=陳情行為である。

なお、ロシア・マフィアからの密輸拳銃は、ロシアから密輸されてくるカニ等の海産物の箱に混入され、隠され、北海道から日本に入って来る。これが、日本の警察・検察全体の「裏金の源泉」である。北海道選出の国会議員の中には、こうした、日本の暴力団とロシア・マフィアの連携という、陰湿な経済関係を問題化し、正式な漁協ルートでの海産物の輸入に切り替えさせようとする活動を行っている議員がいる。正式なルートに切り替えさせる事で地元の漁協、海産加工業者、輸送業者の仕事量の増加につながり、地元経済が活性化し、同時に、暴力団資金の枯渇と、地元経済のマフィア化が回避できる。北海道とロシア経済の「正規の」パイプを太くする事で、北海道経済を活性化させる試行である。この闇経済の、「正常ルート化」は、そのまま、警察・検察の裏金ルート「ツブシ」になる。

北海道選出の、この国会議員・鈴木宗男を、検察が強引に「デッチアゲ」逮捕し、刑務所に収監し、「ツブサナケレバ、ならない」本当の理由は、警察・検察の「裏金・利権」の確保・維持である。

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