心配しなくとも小沢はヤル時はヤル(ryuubufanのジオログ)
この前の内閣不信任案騒ぎの時もそうであったが、小沢への失望は小沢ジ・エンドを思わせた。
小沢の長い政治歴もそういう絶体絶命の時が何度もあった筈だ。しかし小沢の存在感は全く揺らがない。元々が違うのであるから、それは当たり前である。今日負けたって、3連敗があったって、大横綱は大横綱なのだ。もう終身大横綱である。
政治家は肉体労働者じゃないから、終身大横綱はずっと現役である。多少の浮き沈みなど関係ない。小沢が勝つ時は日本国民が勝つ時だ。必ず勝つようにできているのである。もうそういう時期に歴史が入っているのだ。
我々ネット言論に身を置く者はしっかりした基盤の上で物を言わねばならない。小沢がダメなら初めからダメ。今回の選挙は小沢に足かせが付いたままの状態の中であったから、負けてもしょうがなかっただろう。
前回の206人の腐れ議員と今回の215人はほぼ同数で、腐れはやっぱり腐れたままだったって事を示した。
副島氏の文章を見たが、私の思ってた事を具体的に詳述していた。「大蔵省」事務次官の勝栄二郎のシナリオ通りだそうだ。日本の腐れ政治家は裏金で買われているようだね。不正選挙ってものはいろんなやり方があるものだったようだ。議員達だけで投票する場合は、腐れ議員に裏金をつかませれば票を買える。裏権力の最高責任者だそうである勝栄二郎にはそんなもんお安い御用だ。
まともな議員が今回177人いて、それに忘れていた会派離脱のあの16人と小沢をはじめとした党員資格停止中の議員たちを加算すれば、202人とかいう話だった。前回の代表選の200票とやはり同数規模の小沢系議員が変わらずにいた事になる。
要するに悪党どもと伯仲している訳である。小沢さえ出馬できれば勝つのだ。小沢の圧倒的な存在感は表にいようが裏にいようが、光を出し続ける。人が集まる。小沢は新党の件も考えている筈。状況を見ながらやるべき時には最善の一手を打ってくる。
輿石が幹事長だそうだ。ちょっと驚き。菅の時には考えられなかった事だ。輿石が入ると、小沢系が新党に進み難くなる難点はあるが、何しろ幹事長だ。これを利用してできる事は全部やってしまおうではないか。まずは小沢の党員資格停止を解除だ。幹事長権限は非常に大きいらしいから、政府の方とも緊張関係を保つ上からもいい事だ。
逆に取り込まれるという懸念もあるが、そこは勝負だ。チャンスを生かせるも生かせないも実力次第。
やはり小沢の支配力が敵陣営の内部にもゆるくではあるが浸透して行ったという事を示した一件である。
増税やらTPPやら懸念材料に事欠かないが、菅時代よりは改善した状況の中でどんどん戦って行かねばならない。結局日本の政治は小沢を中心に回転するのである。小沢が巨大な中心軸である事に何の変わりもない。