宮崎自動車道でえびの高原を半周して鹿児島空港を左手に見て(ここには西郷さんが紋付を着た像が立っていました)、鹿児島市内に入り、仙厳園を目指しました。
仙厳園は、磯庭園とも云われ、磯御殿が有名です。
万治元年(1658年)、19代島津光久が別邸として構えたもので、歴代の島津当主によって受け継がれてきました。
27代島津斉興のときに庭地が拡張され、28代島津斉彬は隣接地に集成館を築き、ここが近代化の事業発生地ともいわれています。
ここから見る桜島は、雄大でまさしく鹿児島の象徴ともいえる光景です。
昨年の大河ドラマ「篤姫」の撮影もここで行われたそうです。
磯御殿は、明治17年(1958年)に大規模な改築が行われ、明治21年から10年間あまり29代島津忠義が本邸として使用していました。
時間があれば、御殿内部も見学出来るのですが・・・・案内がついて1時間ほどかかるようです。
仙厳園に隣接して集成館があり、大砲を鋳造した反射炉跡や機械工場などが残されて、重要文化財となっています。
ここも入る時間的余裕がなく、これらゆっくり鑑賞すれば、かなりの時間が必要なようで、一度のツアー訪問では、無理なようです。
<!-- 磯御殿 -->