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九州旅行 五日間 ⑧ -知覧・西大山ー

2009年12月16日 13時04分14秒 | 旅行・観光

薩摩半島を南下して”知覧”に向かいました。
知覧は、九州にある8市町の一つ”小京都”です。
知覧の他に佐賀の伊万里とか大分の日田などです。

小京都は、全国に53市町があるそうですが、歴史を秘めてたたずむ史跡や往時の面影をとどめる街並みなどが残っているところです。

江戸時代、知覧は薩摩藩の軍事行政上の拠点で、武家屋敷群が残っています。
また、太平洋戦争時は、知覧飛行場より陸軍の特攻隊員が飛び立ったところでもあります。 ちなみに海軍の特攻隊員は、大隅半島にある鹿屋から飛び立ったそうです。

  

今回の旅行では、武家屋敷群を見てきました。
ここは、島津家の分家である佐多氏が治めており、現在残る武家屋敷群は佐多氏18代島津久峯(1732~1772)の時代に造られたものとされています。

この武家屋敷群は薩摩の典型的な作例の一つで、折れ曲がった通りに沿って連なる石垣と生垣からなる景観で、昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、そこの庭園は、国の名勝に指定されました。
それぞれの屋敷には、今も人が住んでおり、見学は、その屋敷の門をくぐり、庭を拝見させて頂くというものです。

   
    開聞岳がくっきりと見えました


そこから、薩摩半島の南端にむかい、本州最南端の駅”西大山”で記念撮影をしました。
ちなみに、駅員に居る本州最南端の駅は、その隣の駅”山川”です。
その駅の隣の駅が”指宿”です。
今日の宿泊は、砂風呂で有名な”指宿いわさきホテル”です。
砂風呂や露天風呂を十分堪能してきました。