去る17日の続きです。
”くま川鉄道”は、明治42年に、当時鹿児島線として開通した人吉駅を分岐として人吉から湯前間24.8Kが大正13年3月30日に開通した路線区です。
最盛期には、木材を運ぶ貨物列車が毎日運転されていましたが、新建材の発達や輸入材木に押され貨物列車は廃止され、その上自動車の普及とともに旅客も減少され廃止寸前にまでになりましたが、昭和62年に第3次地方交通として選任され、その後平成元年に第3セクターによる「くま川鉄道」が誕生しました。
くま川鉄道の観光列車”KUMA1”
”KUMA1”の車内 本棚もあり、さしずめ図書館ですが、本を見ていては
車窓が見れないのですが・・・・・
このローカル線は、日本の古い原形があります。
沿線には、幸福が付く”おかどめ幸福駅”があり、記念乗車切符が発売されています。
始発駅は、現在のJR肥薩線人吉駅に隣接した人吉温泉駅です。
この人吉の街は、小京都と言われ、国宝の青井阿蘇神社や人吉城跡があり、城下町でもあり、温泉が湧き、温泉町でもあります。
日本三大急流の一つの球磨川が流れ、球磨川下りが有名で、その水で出来た焼酎も有名だそうです。
人吉城址 鎌倉時代の相良氏が地頭として以来、この地に35代670年間
治めており、その年代の深さが忍ばれます。
古い街並みは、散策には打ってつけの街なのです。
が、滞在時間が限られている僕は、焼酎蔵、人吉城址と人吉温泉の元湯に入ってきました。
今回の旅では、まだまだ行き足りませんが、この自然と歴史が融合したこの地を機会があれば再度訪れたいと思います。