能見と杉内の投手戦となり、どちらも譲らぬ内容で、６回まで０行進でした。
しかし、能見には可哀そうなことをしました。
野球は点取りゲームであり、点を多くとった方が勝ちなのですが、取れると思われるチャンスには、取れるように作戦を取るのが試合の流れと言うものと思っていたのですが・・・・
首脳陣は、どうやら点を取るより、相手を押えることに重点をおいたのでしょう。
２死満塁で、それも７回という後半に入り、０対０であれば、先に点を取った方が有利になるのですが・・・・・
先発オーダー 試合結果
２アウトから、好投している能見をそのまま打たせて、無得点に終わりました。
ここで、なぜ代打を出さなかったのでしょうか？
考え方は色々あるでしょうが、杉内も人間だから、相手によってモチベーションは変わると思います。
つまり、相手が能見であれば、投げる方はそれだけ有利となり、代打がでれば、それなりにプレッシャーがかかるのです。
野球は、奇跡を待ってるとか、相手のエラーをあてにするほど甘いものではありません。
確率的に、勝利に近づけるのが、首脳陣の仕事ではないでしょうか？
たら、もし、は野球に限らず勝負事には禁句なのですが、ここで代打を送っても点が入らなかったかも知れません。
例え、代打を出して点が入ったとしても、救援投手が打たれたかもしれません。
結果論と言われればそれまでですが、試合を有利に進めるようにしてこそ、そして勝つことが最優先のはずなのですが・・・・
チャンスらしきものは、７回と９回に訪れました。
８回まで、両チーム無得点でしたが、９回、能見が力付きました。
７回のチャンスに、バッターの能見は、よく粘りました。
そこで心身とも疲れ果て、８回以降は、今までの能見ではありませんでした。
９回のチャンスも２死から代打桧山の２ベース、城島の四球で２死１，２塁。
ここで代打 林の一発で一挙サヨナラと夢を見たのですが・・・・
結果的に打てないのが、敗因なのですが・・・・・
それには、それなりに、相手にプレッシャーをかけるようにして欲しかった。
今年のトラには、どうやら夢も見られない状態になったようです。
あとは、偶然とか奇跡をまつしかないのでしょうか？