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トラ、スタンリッジ、今季初完封で快勝

2011年06月19日 19時14分18秒 | 野球・タイガース

チームで3人目の完封勝利投手が誕生しました。
完封するには、投手の器量だけではなく、キャッチャーの女房役、堅固な守備や打撃陣の的確な援護など色々な要因が必要です。

今日は、そのいずれもが、完封出来る環境になってゆき、終わってみれば完封していたということでしょう。

何よりも、最近のトラは、先取点を取れずに、ズルズルと負けるパターンが多いようです。
が、今日は、幸先良く2回女房役の藤井のタイムリーで先制したのは、今日の勝利にとって大きな要因です。

それだけでなく、3回には藤井の2塁打を足場に、スタンリッジのバンドに、楽天 嶋のエラーを誘い1.3塁となりますが、2アウト後の鳥谷のライトへの強烈な2塁打出て加点し、新井が三遊間を抜いて、この試合の勝利に近づける3点を入れ、計5点差を付けました。

 
   今日のヒーローインタビューは、スタンリッジと藤井のバッテリーでした。

いわゆる、今まではここと言う時にタイムリーが欠乏していました。
叩き込む攻撃が出来なかったのが、得点能力の低下につながったのです。

 
  2回 藤井の先制タイムリー            4回 2アウトから 
鳥谷の2ベースタイムリー

2アウトからの鳥谷の一撃がこの試合の行く末を決定づけたのではないでしょうか。

4回まで、いままで途切れていた打線がつながりました。
この試合に限って言えば、その繋ぎときっかけが、キャッチャーである藤井が役割をし、それがバッテリーとして波に乗ってゆき、相乗効果が出たのではないでしょうか?

 

  
   4回、鳥谷に続き新井の2点タイムリー     6回、鳥谷2号2ランでダメ押し

6回の鳥谷の2ランも試合を決定づけるには充分な加点で、それが益々スタンリッジを調子つかせることになったのです。

つまり、投手と野手がお互いに刺激しあって相乗効果を増してゆく、このことが投打のバランスがとれ、勝利に結びつくのではないでしょうか?
願わくは、この調子を崩さないように、選手や試合の采配を願いたいものです。

その意味において、立ち上がりが不安のあったスタンリッジも益々安定し、見ていても安心して見ていられました。