老茶狂様から極品鉄観音の試飲セット8種を頂戴しました・・・「勉強せいっ!!」という意味だと思い、真剣にテイスティングしようと思います。今回は伝統製法と現代風製法の比較セット!!要は萎凋にエアコンを使うか使わないか・・・ということらしいのですが・・・写真は左が伝統製法茶(以下D)、右が現代製法茶(以下G)・・・お茶を拝見すると、Dは萎凋時の温度が若干高いのか、Gに比較して青みが少ない・・・茎の太さがかなり違うのですが、原料は同じなのでしょうか???もっとも一袋が7gですから、袋ごとに多少の差はあると思いますが・・・
さて、実際の淹茶は磁器の蓋碗で淹れました。磁器だとそのままが出ますからね・・・審査用の茶器にしようかとも思いましたが味気ないので・・・f^_^; お茶は天秤秤でキッチリ3g・・・お湯は煮水器を手動にしておいて(やや沸騰ぐらいですかね?)浸出時間3分・・・水色が見やすいように茶漉しを使いました。水色は現代風のほうが濃かったですね(予想に反して・・・)
そして肝心の香りと味は・・・香味共にGのほうが圧倒的に良いと思いました(もちろん勝手な好みですが・・・)。Gは鉄観音らしいやわらかな甘味と、とても澄んだ香りがしました。一方、Dのほうは茶殻ではあまり感じないのに、ほんの少しむれ臭とむれ味を感じました。香気はGに比較して弱いように感じましたし、渋味があるのもむれと関係しているのか・・・? 1煎目に時間をかけたせいもあるでしょうが・・・もったいない飲み方だったかな・・・(;_;) しかし、やはり極品!!贅沢な評価ばかりしてしまいましたが・・・凄いお茶なのです。その証拠に硬葉特有の酸味は、どちらも、ごく僅かしかありませんでした(^‐^)
これからの6種のほうが、もっと高価なお茶らしいので・・・いやぁ・・・楽しみです。ただ、そろそろ花粉が飛び始めたという情報が・・・気になります(@_@)
開設からの連続アップ118日目
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