『シティ・オブ・ブラッド』
STREETS OF BLOOD(2008年アメリカ)
監督 チャールズ・ウィンクラー
脚本 ユージン・ヘス
原案 ユージン・ヘス
デニス・ファニング
出演 ヴァル・キルマー、カーティス“50セント”ジャクソン、シャロン・ストーン、バリー・シャバカ・ヘンリー、マイケル・ビーン
■ストーリー■
大型ハリケーン「カテリーナ」が襲った後のニューオーリーンズの街ではギャング同士の抗争が起きていた。チャモロ率いるラテンキングの組織が3NGの組織を潰し、街を牛耳っていた。市警の麻薬捜査課の刑事アンディは、ハリケーンが襲ったときにパートナーのケニーが何者かに殺されたため、警邏課のスタンを麻薬捜査課にスカウトし新しくコンビを組むのだった。アンディとスタンは連邦の麻薬取締局のデラクロワが売人だという情報を得るが、デラクロワは同僚の市警の麻薬捜査課の悪徳刑事ペペとバーニーに撃ち殺されてしまうのだった。アンディとスタンはデラクロワの背後関係の捜査を始めるのだった。
■感想■
ニューオーリーンズの街を舞台に悪徳刑事たちが活躍するヴァル・キルマー主演の犯罪物。
ヴァル・キルマー、シャロン・ストーン、マイケル・ビーンと未公開作品としては豪華な出演者ですけど完全なB級系になっちゃってます。まぁ、ヴァル・キルマーもマイケル・ビーンも未公開作品の常連といえばそれまでなんですけどね…。
ヴァル・キルマーの新しいパートナーのスタンを演じるカーティス・ジャクソンは有名なラッパーらしいです(音楽は全然わからないです・・・)
ハデな銃撃戦が何度も出てくる割には、全然盛り上がらない!本当に盛り上がらない!!
主人公や同僚の悪徳刑事たちの行動がいつも、その場まかせの行き当たりバッタリみたいな印象で、突然、他人の家に踏み込んで撃ちまくっているようにしか見えないです!!
ストーリーをかいつまんで言うと、売人をやっている麻薬捜査局の捜査官が怪しいから、調べようとしたら、同僚の悪徳刑事が、その売人を殺しちゃってて、結局、背後関係を調べてみることに。
って、ただ、それだけの内容で90分は長すぎでしょ!!せいぜい1時間のドラマ(実質45分)くらいの内容しか無いんですよね!!いくら何でも、間延びさせすぎ!!
観客を退屈させないように、ハデな銃撃戦をちょこちょこ入れて誤魔化しているんでしょうけど、主人公たちが勝手に暴れているようにしか見えないです!!
あと、ギャング、ラテンキングのボスも他のギャングを皆殺しにしてますけど、あれって抗争が広がるだけじゃないでしょうかね??
ギャングなんてボスに成りたがっている連中が多そうだし、ボスたちを殺して、それで終りなんてリアルさのかけらも無いでしょ。
大体、主人公や同僚の刑事たちも、誰でも彼でも殺しまくりの殺人狂みたいで、登場人物たちに全然感情移入できない上に、ストーリーが納得できないんで救いがないです!!
冒頭、ヴァル・キルマーのパートナーの刑事ケニーが死体となって出てきますけど、ケニーを殺したのは誰だったんでしょう??新しいパートナーを登場させるためだけの死体じゃ無いですよね??
ギャング同士の争いといっても、白昼堂々、マシンガンで武装した奴らがギャングを皆殺しにしても警察は捜査しないんですか??
近未来の終末世界を描いた『マッドマックス2』(81年)や『ニューヨーク2019』(84年)じゃないんだから、いくら大型ハリケーン「カトリーナ」が襲ったあとだからって、
これじゃ、無法地帯すぎ!!
あとはキャスティングの段階で分かる黒幕の正体も何とかして欲しいです!!もっと驚きのキャスティングをして欲しいですよね!!黒幕はシャロン・ストーンだったみたいな!!
まぁ、実際、シャロン・ストーンが黒幕だったら、それはそれで、唐突すぎで呆然としちゃいますけどね。
あの黒幕が主人公ヴァル・キルマーの父親の仇っていうのも唐突すぎ!!『スターウォーズ帝国の逆襲』(80年)で突然、ダース・ベイダーがマーク・ハミルに「お前の父親だ」って言ったくらい唐突です!!30点
STREETS OF BLOOD(2008年アメリカ)
監督 チャールズ・ウィンクラー
脚本 ユージン・ヘス
原案 ユージン・ヘス
デニス・ファニング
出演 ヴァル・キルマー、カーティス“50セント”ジャクソン、シャロン・ストーン、バリー・シャバカ・ヘンリー、マイケル・ビーン
■ストーリー■
大型ハリケーン「カテリーナ」が襲った後のニューオーリーンズの街ではギャング同士の抗争が起きていた。チャモロ率いるラテンキングの組織が3NGの組織を潰し、街を牛耳っていた。市警の麻薬捜査課の刑事アンディは、ハリケーンが襲ったときにパートナーのケニーが何者かに殺されたため、警邏課のスタンを麻薬捜査課にスカウトし新しくコンビを組むのだった。アンディとスタンは連邦の麻薬取締局のデラクロワが売人だという情報を得るが、デラクロワは同僚の市警の麻薬捜査課の悪徳刑事ペペとバーニーに撃ち殺されてしまうのだった。アンディとスタンはデラクロワの背後関係の捜査を始めるのだった。
■感想■
ニューオーリーンズの街を舞台に悪徳刑事たちが活躍するヴァル・キルマー主演の犯罪物。
ヴァル・キルマー、シャロン・ストーン、マイケル・ビーンと未公開作品としては豪華な出演者ですけど完全なB級系になっちゃってます。まぁ、ヴァル・キルマーもマイケル・ビーンも未公開作品の常連といえばそれまでなんですけどね…。
ヴァル・キルマーの新しいパートナーのスタンを演じるカーティス・ジャクソンは有名なラッパーらしいです(音楽は全然わからないです・・・)
ハデな銃撃戦が何度も出てくる割には、全然盛り上がらない!本当に盛り上がらない!!
主人公や同僚の悪徳刑事たちの行動がいつも、その場まかせの行き当たりバッタリみたいな印象で、突然、他人の家に踏み込んで撃ちまくっているようにしか見えないです!!
ストーリーをかいつまんで言うと、売人をやっている麻薬捜査局の捜査官が怪しいから、調べようとしたら、同僚の悪徳刑事が、その売人を殺しちゃってて、結局、背後関係を調べてみることに。
って、ただ、それだけの内容で90分は長すぎでしょ!!せいぜい1時間のドラマ(実質45分)くらいの内容しか無いんですよね!!いくら何でも、間延びさせすぎ!!
観客を退屈させないように、ハデな銃撃戦をちょこちょこ入れて誤魔化しているんでしょうけど、主人公たちが勝手に暴れているようにしか見えないです!!
あと、ギャング、ラテンキングのボスも他のギャングを皆殺しにしてますけど、あれって抗争が広がるだけじゃないでしょうかね??
ギャングなんてボスに成りたがっている連中が多そうだし、ボスたちを殺して、それで終りなんてリアルさのかけらも無いでしょ。
大体、主人公や同僚の刑事たちも、誰でも彼でも殺しまくりの殺人狂みたいで、登場人物たちに全然感情移入できない上に、ストーリーが納得できないんで救いがないです!!
冒頭、ヴァル・キルマーのパートナーの刑事ケニーが死体となって出てきますけど、ケニーを殺したのは誰だったんでしょう??新しいパートナーを登場させるためだけの死体じゃ無いですよね??
ギャング同士の争いといっても、白昼堂々、マシンガンで武装した奴らがギャングを皆殺しにしても警察は捜査しないんですか??
近未来の終末世界を描いた『マッドマックス2』(81年)や『ニューヨーク2019』(84年)じゃないんだから、いくら大型ハリケーン「カトリーナ」が襲ったあとだからって、
これじゃ、無法地帯すぎ!!
あとはキャスティングの段階で分かる黒幕の正体も何とかして欲しいです!!もっと驚きのキャスティングをして欲しいですよね!!黒幕はシャロン・ストーンだったみたいな!!
まぁ、実際、シャロン・ストーンが黒幕だったら、それはそれで、唐突すぎで呆然としちゃいますけどね。
あの黒幕が主人公ヴァル・キルマーの父親の仇っていうのも唐突すぎ!!『スターウォーズ帝国の逆襲』(80年)で突然、ダース・ベイダーがマーク・ハミルに「お前の父親だ」って言ったくらい唐突です!!30点
シティ・オブ・ブラッド スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンこのアイテムの詳細を見る |