『キラー・マネキン』
DON'T LOOK AWAY(2023年カナダ)
監督:マイケル・バファロ
脚本:マイケル・バファロ
マイケル・ミットン
出演:ケリー・バスタード
マイケル・ミットン
コルム・ヒル
レーン・レイ
エイブ・ダカリー
マイケル・バファロ
■ストーリー■
深夜荷物を移送中ののトラックが強盗に襲われ荷物を荒らされるが、荷台の中の箱に入っていたマネキンだけだった。強盗団は謎の死を遂げ、謎の人影におびえ逃げ出したトラックの運転手はフランキーに轢かれてしまうのだった、、。
急に飛び出してきたとのことでフランキーは家に帰されるが、そのとき目撃した謎の人影のことを警察や同居するボーイフレンドのスティーヴにも話せないでいた。しかし、家の中でも人影を感じるようになりクラブに遊びに行ったときに友人に話すのだが、目を離したときにクラブでは大虐殺が行われてしまうのだった、、。
フランキーの話を友人たちは誰も信じなかったが、友人たちもマネキンを目撃するようになり、、1人、また1人と襲われていくのだった、、。
■感想■
マイケル・バファロ監督、脚本のホラー映画。
今回、記事を書くんで調べたら、マイケル・バファロ監督、色んな作品を撮ってました、、。
列車版の”ダイ・ハード”として未公開映画ファンで話題になりそうだった『ハードジャッカー 標高10,000フィートの死闘!』(1994年)の脚本や、『DEATH GATE~11:11』(2004年)、『NAKED ハンター・キラー』(2008年)や『激突!2015』(2016年)を監督しています。
どちらかと言えば、低予算のホラー、スリラー映画系の監督、、っていう印象でしたが、、今作は、すごーく面白い!!
いつものZ級系の作品??って思って観始めたのが良かったのか、、すごーく面白く観れました!
まず、ちゃんと撮影されています!!
映画でした!!
それだけでも、、評価できちゃいます!!
なぜ、マネキンが襲ってくるのかとか、、そんな説明すっ飛ばして、、とにかく怖いマネキンからどうやって逃げたら良いのかということに終始していて好感持てちゃいます!!
ヒロインのいうコト誰も信じてくれないとかいうシーンもあっという間に、すっ飛ばして、、堂々とマネキンは瞬間移動しちゃう上に、被害者のそばに現れます!!ヒロインのいうコト、信じないワケにいかないレベルの暴れまくり度!!
今作の中でも、トラックを襲う強盗3人、運転手、クラブにいたお客全員、友人たちと、、あっという間に退場しまくり、、。
「ダーティハリー」シリーズかジェイソン・スティサムのアクションアクション映画くらい人が次々と退場しています!!
あまりにも、素早く退場していくので気持ち良いくらい!!
『激突!2015』のときとは、、まるっきり違う監督みたいに面白い!!8年も経ってますからね!!
日本では『激突!2015』以降、日本では公開作のないマイケル・バファロ監督ですが、本国では”Amber's Descent”(2020年)、”Flu”(2020年)、”myPhone”(2022年)、”Ascnsion”(2023年)とコンスタントに監督しています。”myPhone”はホラー系でなくドラマのようです。
マネキンが襲ってくると言っても、マネキンが暴れるシーンなど特になく、、被害者がどんどん退場していきます、、。ジーンズが襲ってきたり、ナマケモノが襲ってきたり、そんな奇妙なシーンがなく、被害者たちが次々と退場していきます。
マネキンを下手に動かさないで、そこにいるだけにしているのも変な動きになってなくて良かったです!!
Z級と思っていたから、、これは良かったです!!
期待しないで観るって、大事ですよねー、。
こういう低予算ホラー映画の場合、解決方法がなく登場人物全員退場みたいになりがちですが、、そうもならずにちゃんと解決(一応)するし、、楽しめました!!自分の基準の中では超合格!!
アイデアで勝負度 ★★★★
マネキン怖い度 ★★★★
最後は定番のオチ度 ★★★★
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