『セクシー・キラー リベンジ・オブ・ザ・デッド』
SEXYKILLER MORIRAS POR ELLA(2008年スペイン)
監督 ミゲル・マルティ
脚本 パコ・カベサス
出演 マカレナ・ゴメス、セサール・カミーノ
アレホ・サウラス、アンヘル・デ・アンドレス
フアン・ディアス、ナディア・カサード
フェルナンド・ラマーロ
■ストーリー■
スペインのエリート大学で連続して殺人が起きる。犯人は“キャンパスキラー”として恐れられていた。そんなとき、被害者の解剖を手伝っていたトマスとアレックスは被害者が見ていた映像を視覚化できる装置を発明するのだった。
■感想■
スペイン製のホラーコメディ。
DVDのパッケージから、低予算のセクシー物かと思いきや、正真正銘のホラーコメディです!
キャンパスで殺人を繰返すシリアルキラーのヒロインが、最後はゾンビと対決することになるというぶったまげ系の作品です!
とにかく、映画の冒頭から、ヒロインが殺す!殺す!殺す!
理由もなく、理由があっても、とにかく殺しまくり!
はっきり言って、あんなに連続殺人事件が起きたら、学校は休校になっちゃうはずなのに、普通にやってます。まぁ、コメディ映画ですから気にしちゃぁいけませんね。
冒頭の更衣室での、いたずらシーンが、次のシーンではマジに殺人シーンに!
あまりのあっけない殺人シーンに、ちょっと笑いがクスクス!
その後、愛犬ジェイソンを車でひき殺されたヒロイン、バルバラが犯人をおいかけ、犯人を車のボンネットに、はりつけにして回想シーンを語り始めます!
そして、バルバラが今、話題になっているキャンパスキラーと分かったのに、なおかつ、自分の車のボンネットに鋭利な刃物で手を串刺しにされているのに、この犯人、最後に文句言っちゃいます!せっかく逃してくれそうだったのに!
シリアルキラーが、自分の正体をペラペラしゃっべちゃうとか、しゃべった相手を殺そうしないとか、コメディ映画だから深く考えないでね!状態!!
冒頭の更衣室での殺人も、誰にも見られず、どうやって死体を運んだの??そこも、とにかくコメディだから突っ込まない!突っ込まない!
とにかく、こんな感じでコメディタッチで、どんどん描かれていきます。
“シリアルキラー物”と思わせておいて、最後は、なぜか“ゾンビ物”にッ!!
あっという間の100分間です!
最後はなぜか、“サソリとかえる”の寓話が出てきます!
ヒロインの口から、このセリフが出てきたんで、当然、ラストは想像通りの展開になります!
ヒロインが、自分と同じくシリアルキラーだと勘違いして、解剖をやっていた学生トマスを好きになってしまいます。その後、トマスがシリアルキラーでなく、解剖の話をしていたことを知ったあとに、に言うセリフなんで、この“サソリとかえる”の話が活きてきます!
ハッキリ言って、『クライングゲーム』(1992年)の100万倍効果的に使われています!!
エンターテイメント度では、ニール・ジョーダン監督なんかと比べられたら、今作の監督ミゲル・マルティをバカにし過ぎですね!監督のミゲル・マルティに謝らないと、いけないですね。
こんな面白い映画が、劇場未公開だなんて、もったいないです!
腐ったような邦画を上映するなら、こういう映画ファンを増やすようなエンターテイメント作品を上映して欲しいですね!80点
SEXYKILLER MORIRAS POR ELLA(2008年スペイン)
監督 ミゲル・マルティ
脚本 パコ・カベサス
出演 マカレナ・ゴメス、セサール・カミーノ
アレホ・サウラス、アンヘル・デ・アンドレス
フアン・ディアス、ナディア・カサード
フェルナンド・ラマーロ
■ストーリー■
スペインのエリート大学で連続して殺人が起きる。犯人は“キャンパスキラー”として恐れられていた。そんなとき、被害者の解剖を手伝っていたトマスとアレックスは被害者が見ていた映像を視覚化できる装置を発明するのだった。
■感想■
スペイン製のホラーコメディ。
DVDのパッケージから、低予算のセクシー物かと思いきや、正真正銘のホラーコメディです!
キャンパスで殺人を繰返すシリアルキラーのヒロインが、最後はゾンビと対決することになるというぶったまげ系の作品です!
とにかく、映画の冒頭から、ヒロインが殺す!殺す!殺す!
理由もなく、理由があっても、とにかく殺しまくり!
はっきり言って、あんなに連続殺人事件が起きたら、学校は休校になっちゃうはずなのに、普通にやってます。まぁ、コメディ映画ですから気にしちゃぁいけませんね。
冒頭の更衣室での、いたずらシーンが、次のシーンではマジに殺人シーンに!
あまりのあっけない殺人シーンに、ちょっと笑いがクスクス!
その後、愛犬ジェイソンを車でひき殺されたヒロイン、バルバラが犯人をおいかけ、犯人を車のボンネットに、はりつけにして回想シーンを語り始めます!
そして、バルバラが今、話題になっているキャンパスキラーと分かったのに、なおかつ、自分の車のボンネットに鋭利な刃物で手を串刺しにされているのに、この犯人、最後に文句言っちゃいます!せっかく逃してくれそうだったのに!
シリアルキラーが、自分の正体をペラペラしゃっべちゃうとか、しゃべった相手を殺そうしないとか、コメディ映画だから深く考えないでね!状態!!
冒頭の更衣室での殺人も、誰にも見られず、どうやって死体を運んだの??そこも、とにかくコメディだから突っ込まない!突っ込まない!
とにかく、こんな感じでコメディタッチで、どんどん描かれていきます。
“シリアルキラー物”と思わせておいて、最後は、なぜか“ゾンビ物”にッ!!
あっという間の100分間です!
最後はなぜか、“サソリとかえる”の寓話が出てきます!
ヒロインの口から、このセリフが出てきたんで、当然、ラストは想像通りの展開になります!
ヒロインが、自分と同じくシリアルキラーだと勘違いして、解剖をやっていた学生トマスを好きになってしまいます。その後、トマスがシリアルキラーでなく、解剖の話をしていたことを知ったあとに、に言うセリフなんで、この“サソリとかえる”の話が活きてきます!
ハッキリ言って、『クライングゲーム』(1992年)の100万倍効果的に使われています!!
エンターテイメント度では、ニール・ジョーダン監督なんかと比べられたら、今作の監督ミゲル・マルティをバカにし過ぎですね!監督のミゲル・マルティに謝らないと、いけないですね。
こんな面白い映画が、劇場未公開だなんて、もったいないです!
腐ったような邦画を上映するなら、こういう映画ファンを増やすようなエンターテイメント作品を上映して欲しいですね!80点
セクシー・キラー リベンジ・オブ・ザ・デッド [DVD] | |
マカレナ・ゴメス,セサール・カミーノ,アレホ・サウラス,フアン・カルロス・ベイード | |
ビデオメーカー |