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『地獄の戦士ブラストファイター』 イタリア版”ランボー”

2024-12-11 17:58:40 | イタリア映画/アクション

地獄の戦士ブラストファイター
BLASTFIGHTER(1984年イタリア、フランス)
 監督:ジョン・オールド・Jr(ランベルト・バーヴァ)
 脚本:ルカ・フォン・ライト(ルカ・デ・リータ)
    マックス・フォン・ライト(マッシモ・デ・リータ)
 原案:モランド・マクモランド(モランド・モランディーニ・Jr)
    フランク・コスタ(ダルダーノ・サケッティ)
 コンセプト:ランベルト・バーヴァ(ノンクレジット)   
 出演:マイケル・ソプキウ
    ヴァレリー・ブレイク(ヴァレンティナ・フォルテ)
    ジョージ・イーストマン(ルイジ・モンテフィオリ)
    リチャード・レイモンド(オットヴィアーノ・デラッカ)
    マイク・ミラー(ステファノ・ミンガルド)
    ミケーレ・ソアビ

 ■ストーリー■
 妻を亡き者にされ、弁護士に守られ無罪になった犯人を警官のタイガーことジェイクは退場させ、罪に問われ服役を終え刑務所から出所してくる。出所したジェイクを待つ友人ジェリーは、最新兵器のライフル”ブラストファイター”を渡すのだった。しかし、タイガーは暴力を否定し、弁護士に復讐するのを止めかつて住んでいた故郷の田舎町へと戻って来るのだった。
 しかし、その町ではウォーリーをリーダー格とする密猟をする不良の若者のグループが暴れまわっていた。自然や動物を愛するタイガーは、密猟品の工場を破壊、不良の若者のグループと軋轢が生じるのだった。ウォーリーはタイガーの友人トムの弟だったこともありトムの仲裁で事なきを得るのだった、、、。そんなとき、祖父と暮らしていた娘のコニーがジェイクの元へとやって来るのだった。タイガーに恨みを持つ不良グループは、コニーやその友人ピート、ジェリーたちに目をつけ嫌がらせをするのだが、、、。

 ■感想■
 最新兵器のライフル”ブラストファイター”で、どちらかと言えば関係ない人まで巻き込んで退場させまくるイタリア版”ランボー”の活躍を描くアクション映画。

 当初はSci-Fi映画として企画されていたらしいですが、予算でアクション映画になった作品です。
 タイトルはすでに決まっていたので、同名でアクション映画になったようです。

 
 
 allcinemaのサイトで調べると、TV題で『ダーティ・ファイター』があるんですが、地上波でいつ頃放映されたんでしょう??今作の雰囲気から観て地上波で放送されたとすれば、関東ローカルだと、ゴールデンタイムならTV東京「木曜洋画劇場」、深夜枠だとTV朝日「ウィークエンドシアター」でしょうか??観たかったです、、。
 
 TVの放送音源つきで、Blu-ray発売してくれないでしょうか??

 刑務所で心が入れ替わって決定的な暴力を否定していた主人公が結局我慢に我慢を続けて暴れ出すというイタリアのB級アクション映画らしくないマジメなストーリー!!

 マリオ・バーヴァ監督の息子で、やたら評価されていないランベルト・バーヴァですけど、演出力はそこまでひどくないですよねー、、。
 『デモンズ』(1985年)、『デモンズ2』(1986年)、『暗闇の殺意』(1983年)、『死神ジョーズ 戦慄の血しぶき』(1984年)、『キャロルは真夜中に殺される』(1986年)、『ボディ・パズル』(1992年)しか観てないですけど、、。

 限定公開だけの『アンティル・デス』(1988年)とか、どこかのメーカーさんBlu-ray発売してくれないでしょうか??

 『ランボー』(1982年)の主人公がおとなしかったのに比べ、今作の主人公タイガーは暴れまくり!!
 不良グループに命令され、タイガーを追いつめる町のハンターたちを退場させまくり!!
 昔の時代劇で、主人公に退場させまくられる悪い上司の部下の侍たちみたい、、。
 でも、今作の悪役の不良グループ、やりすぎ!!
 ここまで、やっちゃたら、いくら暴力を否定していたタイガーも、スィッチ入っちゃいますよねー、、、。

 でも、1人退場させただけで刑務所に入れられるっていう今作の設定からして、映画のあとの主人公、どうなっちゃううんでしょう??町中の人、退場させまくり、、。
 途中で、逃げちゃった町のハンターの人たち、その行動正解です!!

 「午後のロードショー」で『ランボー』放映するなら、前の日か翌日に今作も放映して欲しいです!!

 今作はアメリカのジョージア州クレイトンでロケしています!!ロケまで本格的!!
 映画の作りもマジメ、ロケもアメリカ、出演者がヨーロッパの雰囲気なんでイタリア映画って思いますけど、アメリカの俳優ばかりだったら、どこの国の作品か調べるまで分からないかも??
 
 「ランボー」度      ★★★★
 不良たちやりすぎ度    ★★★★★
 主人公のその後気になる度 ★★★★★
  


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