チャールズ・ブロンソンが晩年までシリーズに出演して、ある意味、ライフワークのようになってしまった印象を与えるであろう”Death Wish”シリーズの第3作目『スーパーマグナム』(1985年)が、2016年2月12日(金)BSジャパンで日本語吹替え版で放送されます!!
チャールズ・ブロンソンの声は大塚周夫さんでなく、磯部勉さんでのバージョンです!!
なんでも、大塚周夫版は音声が無いそうで、新緑になったそうです!!
なんか、つい最近まで、放送していた気もしますが、言われてみれば、地上波の映画枠自体が減っているので、もう10年以上放送していないかもしれませんね!!
マーチン・バルサム、デボラ・ラフィン、エド・ローターの声も今までのバージョンとはもちろん違う方での新緑のようです。
今までの大塚周夫版と、2月12日に放送される磯部勉版2つの音声収録して、DVD再発してくれないですかね??
大塚周夫版の音声は、広く募集すれば集まりそうな気がするんですが、どうなんでしょう??
『クーデター』
NO ESCAPE(2015年アメリカ)
監督 ジョン・エリック・ドゥードル
脚本 ジョン・エリック・ドゥードル
ドリュー・ドゥードル
出演 オーウェン・ウィルソン
レイク・ベル
サハジャック・ブーンタナキット
ピアース・ブロスナン
■ストーリー■
支援事業としてアメリカの水の会社からとある東南アジアの国に妻と幼い2人の娘とやってきたジャック。着いた翌日、新聞を購入するため町に出たジャックは、暴徒と化した群衆と警官隊との争いに巻き込まれるのだった。命からがらホテルへ逃げ帰るジャックだったが、群衆は政府と外国人に対して起きたクーデターであることを知るのだった。
□■□ネタバレあり□■□
■感想■
オーウェン・ウィルソンとその家族がクーデターに巻き込まれるスリラー映画。
監督は『RECレック ザ・クアランティン』(2008年)『デビル』(2011年)『地下に潜む怪人』(2014年)のジョン・エリック・ドゥードル。
東南アジアの某国(国名はありません。架空の国)へ水の支援事業として家族とともに転勤してくるオーウェン・ウィルソンの家族。
でも、国に着いたころ、王宮(か、どこか?)では、クーデターが発生していて、国の統治者は殺されちゃっています!
翌日、ノホホンと新聞に買いに町まで行ったら、暴徒と警官隊の衝突に巻き込まれ、大変な目に!
そこからは次から次へと暴徒が外国人を殺しまくり!
命からがらホテルまで逃げ帰ると、なんと上の娘がプールに1人で行っちゃってます!!
「なにーッ!!なんで、プールなんかに行ってるんだよ~!!!」
奥さんは事情があまり呑み込めてないようだし(すぐに銃声がして理解しますが…)
オーウェン・ウィルソン、大ピンチ!!
娘を救い出したオーウェン・ウィルソンは、飛行機の中で知り合ったピアース・ブロスナン演じる謎のイギリス人ハモンドに助けられ、ホテルの屋上へ行くようにアドバイスされるのだが…。
ピンチ!
ピンチ!
ピンチ!
屋上に行ってもピンチ!
助けてくれたピアース・ブロスナンはその後しばらく出てこないし!!ピアース・ブロスナンは暴徒が次から次へとやってくる階段を下りていったんでしょうか??
屋上からは、隣のビルへ子どもを投げるシーンが出てきますが、ムリ!ムリ!あの幅はムリ!せめて子どもが飛べる幅にしておかないと。
あの投げ方で、あの距離は飛べないでしょ!!
外国人殺されまくりなのに、なんだかんだ言っても、ハリウッド映画らしくオーウェン・ウィルソンの家族だけは無事に最後まで!
こんな状況で、あの家族だけ生き残るというのは、少し都合良すぎでは??とも思いますが…。
ピアース・ブロスナンが暴れまくるシーンが意外に少ないのが惜しい感じですが、最初から最後まで手に汗握るアクションの連続!!
では、あるものの、暴徒と化した群衆が実は、自分たちを守っているだけという痛い説明つきで何か観終わってからドンヨリした気分に…。 70点
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オーエン・ウイルソン,ピアス・ブロスナン,レイク・ベル | |
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