秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

始まりもなければ終わりもない

2011-09-23 | 旅・イタリア
夜7時半頃から披露宴会場に入場です。
確か500年ぐらい前の建物と聞いたように思います。

大きなカーブを描いた階段を上がった二階が会場で
奥に新郎新婦の席があり、全部で102席がセッティングされてました。
日本と違って、なんと、家族や親族の席が新郎新婦のまん前だった。

たぶん日本から訪れた親族は9名で、
新婦のお友達が外国からたくさん参列してくださり驚いた。

彼女が学生時代リトアニアに1年間留学したので、そのときの友人が1人で来てました。

シンガポールのリッツカールトンで勤務していた時の同僚グループが10名程度。
現在住まいとしているオーストラリアのメルボルンからも参列者いました。
日本からは親族以外で10名程度でしょうか。
友人たちはそのおかあさんや、友達と一緒だったりお連れがいました。
日本人の友人でたった一人でイタリアへ来た人はいなかったかも。
私もたった一人で参加する勇気も度胸もないなぁ~

残り60名ほどがイタリア人でしょうか。

外国での結婚式、皆さん自費でよくまぁ参列してくださったことに感謝と同時に、友人関係の広さにすごいなぁ~とこれも驚きでした。



いよいよ和装姿にお色直しして新郎新婦の登場。

妹や他の家族が手分けしてスーツケースに詰めて持ってきたのだった。
イタリアでは着付け担当者もいませんから、妹が着物を着せて、新婦の妹がメイクとヘアー担当です。


やっと新郎新婦が席について、さぁ~始まるぞ、
と思いきや、いつの間にかワインが注がれて各自勝手に飲み始める。
そして料理が運ばれてくれば、どんどん食べ始める。

式次第もなく、開会宣言もなく、乾杯の音頭もありません。
ココが始まりというけじめがありません。


新郎新婦は、テーブルで食事する間をめぐり、それぞれのグループごとに乾杯したり、談笑したり、一緒に写真撮影したり。

たぶん新郎のイタリアでの友人達でしょうか、常に盛り上がってます。

この調子では、「宴たけなわではありますが、ここで中締め」もありえないことになる。
せっかく持っていった半被…
このままでは披露する場所がない!

上着を半被に着替えて、そのグループのところへ行きました。
そして英語の単語を並べて、日本のハンドパフォーマンス、手打ちを説明。
伝わったかどうか分かりませんが、日本ではコングラチュレーションの場で手打ちするんだと言いきりました。

イタリア人にレッツ プラクティスを強制したあと、3回ほど大阪締めをしてきました。
明るい陽気なイタリア人は喜んで参加してくれました。

そのあと日本人のグループに新郎新婦がやってきた。
新郎のお父さんは日本人の江戸育ち、3本締めをしたいと思われていたようです。
広島からの参列者の提案で皆で5本締めを執り行いました。
私的には大阪締めのほうがラテン系であったと思います。



ほぼ料理も食べつくし、残すはデザートとなった頃、
サプライズがあるから中庭にでて欲しいと言われました。


中庭の木立の右側の窪んだところに、大きなプールがセットされ、
水は張られませんでしたが、ロデオの機械にサーフボードが。


新郎や、イタリア人の友人などがその上に乗り、みなノリノリで振り落とされてました。
広島からの参列者の日本人の若い男性もチャレンジしました。
しかしお酒を飲んだあとでぶんぶん振り回されて、あとでゲーッ でした。
お気の毒。。。



日本人親族の間で、こんなサプライズをセッティングするのに、たぶん30万円ぐらいかかるんちゃうか。
(イタリアの友人達からのプレゼントのようではありましたが)

なんかお金の掛け方、わかわからん…

深夜1時半頃、クレモナの街に戻るためのバスが来ました。
このレストラン会場があるアグリツーリズモに宿泊する、親族と友人の何人か、そして自家用車で来ているイタリア人達が残りました。

日本人はもうへとへとで、部屋に引き上げました。

いつの間にか自分が納得した時に終わりにしていくようです。
終わりはパーティ主催者ではなくて自分が作るのね。

夜半3時過ぎるまで生バンドの音や騒ぐ声が聞こえていたので、現地の人たちはそれまで楽しんでおられたのでしょう。

夜通しでパーティできるイタリア人たちはパワフルです。
このパワーをイタリアの財政難克服に活かされるといいのにね。

アグリツーリズモで披露宴

2011-09-23 | 旅・イタリア
披露宴会場は、クレモナから車で30分はかかると思われる田舎にありました。
イタリアでは、レストランが美味しいかまずいかは、一族で代々語られるそうで選択は気を使うそうだ。

結婚式が終わり、移動するためにチャーターしたバスが約束の時間通りに来なくてやきもきしました。

到着した頃はもう日が暮れていて、翌朝門の外にでて撮影↓



Agriturismo La Colombara Corte Dei Semplici


アグリツーリズモはイタリア語で、英語ではルーラルツーリズム
ヨーロッパが発祥となる田舎のスローライフを楽しむバケーション。
日本ではグリーンツーリズムという名前で、かつて輪島で体験したことあります。
そのときの記録は→2007年5月8日

到着したら、中庭でシャンパンとちょっとしたおつまみでもてなされます。




…続く

イケてるイタリアーノ&イタリアーナ

2011-09-21 | 旅・イタリア
結婚式が執り行われる教会へ、挙式直前に新婦が乗せてきてもらった車は、
トイレットペーパーでぐるぐる巻きにされてました。
(すでに参列者は教会中で待機しているので、式終了後に撮影)

結婚式が始まるまでに新郎と新婦は顔を会わせてはいけないそうだ。
先に新郎が乗ってきた車は、挙式前に撮影できました。
サイドミラーに花が飾られてかわいい。



挙式に参列する方がどんどん増えてくる。
ホンと、イタリアーノってイケてるメンズのイケメンばっかり。


新郎のお友達のイタリア人の格好良さに見ほれて、撮影を申し出た右手:日本人


イタリアの結婚式にどんな服装ででるか、
やはりお国が違えば異なるだろうとは思ってましたが、予想通り。
イタリアでの結婚式の服装は、自由な感じがしました。

聖歌隊の服装もカジュアルテイストでちょっと驚いた。


ご参考までに、挙式後スナップを何枚か載せておきます。






ライスシャワーで用いるお米が入った紙包み


年配女性も肩を出したドレスお召しのイタリアーナが多かったです。


             新婦の弟・うちの長男・新婦の妹


        長かった式を終えて疲れ切った年配姉妹。

イタリアで結婚式

2011-09-21 | 旅・イタリア
帰りの飛行機ミラノ-ドバイ間で隣に乗り合わせた中年紳士が、ビジネスかと英語で聞かれました。
イタリアで結婚式があったと、もちろん英単語を並べて答えた。

顔をまじまじと見て、怪訝な感じがしたので、
私ではないよ、
姪っ子という英単語がわからなかったので、妹の娘だと言いました。
そしたらそれはネヒューというと教えてくれた。

先ほど確かめてみたら、ネヒューは、nephew どうやら甥?
姪は niece かも。
彼もイタリア人でネイティブスピーカーではなかったからね。


で、その結婚式は、イタリアはクレモナにあるサンミケーレ教会で行われました。
最初の画像のようなチラシがクレモナの街角あちこちに貼られていました。
新郎の妹さんが貼って廻ったとのこと。
なんか町中が祝ってくれてるみたいな感じがします。

9/17(土)夕方4時半から始まりました。
たぶん新郎の一族のお子さんたちが先導してくれて


花嫁の父と一緒に入場



父親から新郎アンドレアに、早速KISS


神父さんによるもろもろの手続きがあって、立ったり座ったり。
長~いお説教かなにかわかりませんがイタリア語で、延々ずっと立って聞いてた。
途中聖歌隊の演奏や歌も入りました。

指輪の交換などの後、最後のほうで新郎新婦のサイン、続いて立会人の署名。


両家の家族が揃って記念撮影


1時間半程度を要し、終了後教会外で、ライスシャワー

このあと、ものすごい量のお米が空を舞い、多くの人の髪にお米が残ってました。


日本にある教会での結婚式は過去に参列した経験ありますが、
カトリックの本場イタリアの結婚式、厳かでいて親しみのあるものでした。

カトリックって離婚は認められないのでしたよね?
家族の絆を結ぶその要となる挙式、なるほどなぁ~と見入りました。

宝の持ち腐れ

2011-09-20 | 旅・イタリア
クレモナのドゥーモ

今夜無事帰国しました。

★ココよりPCにて追加投稿します。

夕方5時ごろ関空に着いたら、雨で濡れてるし少し風もある感じ。
電話で台風が近づいていることを知りました。
家に帰ってニュース見たら、またまたあちこちで水害でてるのですね。
明日だったら台風で航空機飛ばなかったかも。
半年前にチケット押さえる時は、運任せでしたから。

ところでアイフォーンに変えたのに、
なぜ海外からブログ投稿しなかったかについて説明しておきます。

アイフォーンはじめスマホは、ソフトウェアやアプリが自動更新により常に最新情報をもたらしてくれます。
日本に居る時は、パケ放題なので問題ないのですが、
海外に出ると、通信料金が1日に数千円を超えることもあると聞いていました。

そのため、世界対応ケータイの場合、データーローミングの設定を変える必要があります。

これをまずオンにして、各国ごとの定額対象事業者(キャリア)を自動検索で探してチェックを入れる。

例えばドバイならDU、イタリアならVODAFONEを選択しました。
こうすると1日最大1,980円の定額となります。

ところが、この1日の設定が日本時間0時から23時59分59秒まで、
ヘタしたらたった10分でも2日にまたがり、1980×2 かかるという事です。

そんなに急を用するビジネスでもないのに、これはもったいない。
国際データーローミングは設定をいじっている時に、
何度かオンにした時間帯があっても、ほとんどをオフにしていた。
このオンの時間帯でもパゲット請求が来るのかどうか、まったくわからない。

ちなみに数年前、イギリスとフランスへ行った娘は、
世界ケータイで後々恐ろしい請求がきたのだった。

ドバイ乗換えでミラノに行ったので、飛行機に往復2回づつ乗ってます。
乗り降りの度に、電源おとしたり、機内モードにしたり、
もうわけわからんぐらい振り回されてました。

ドバイ空港のトランジット滞在中は、空港のWi-Fiを利用してSMSメールなら無料だと聞きました。

家に帰ってじっくりその説明書を読むと、モバイルデータ通信をオフにすると書いてあった。

イタリアでは、このモバイル通信をオンにしてあった。
ということは、3Dでデータ通信をしてものすごい請求来るのだろうか?

こうした設定のしかたがちゃんとわかって使いこなせたら、
航空機のチケットもオンラインでチェックインできてたのに…

帰国便ミラノ発15:20より90分前までに空港に到着できなかったため、
せっかく前のいい席を電話で予約してあったのに、
チェックインが遅れたため無効となってしまってた。

便利な機械も宝の持ち腐れでした。