今月28日まで大阪市立美術館で「住吉大社1800年の歴史と美術」特別展が催されています。
主催者の一つである産経新聞に招待券下さいと8月からお願いしてたのにもらえなかった。
期日が迫り、1200円の入場券代を支払っても見ごたえあるものなのか
ネット検索していて、いいのを見つけた。
梅田阪急ビルの17階にあるNHK文化センター梅田教室で、
住吉大社権禰宜・小出氏の講演「今、明かされる!住吉大社に秘められた力」が開催、
電話予約したら無料で聴講できることを知りました。
先着65名ということでしたが、私の整理券番号は11番で、
当日は35名もいなかったように思います。
午後7時から1時間半、あっという間でとても面白かったですねとお隣の席の女性とも話しました。
資料もいっぱいもらいました。
住吉大社に秘められた力は、長年観光資源としてさえ使われることもないのがたくさんあるということでした。
目次をご紹介すると
①現存する古代の神殿「住吉造」
初詣で賑わう本殿は身近にある古代建築だった!
単なる古代遺跡ではなく、建物も信仰も綿々と受け継がれている生きた遺跡です。
②古代難波と住吉津
上町台地にあった外交・留学・貿易の玄関口
住吉津には遠浅の砂洲が広がり、夏になると海水が温泉のようになるのでその塩水に浸かることでお払いや禊をする習慣が生まれた。
また白砂青松の風光明媚な場所であったので、都から多くの人が訪れた。
③和歌・文学の守護神
住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路ひとめよくらむ
万葉集や古今集など和歌集には住吉を詠んだものがものすごく多い。
④おとぎばなしと住吉信仰
住吉は一寸法師の出身地、浦島太郎の里だった!
万葉集や御伽草子などの文献にちゃんと書かれているそうだ。
他にも、三ツ矢伝説、坂田金時(金太郎)、源義経、一休和尚、大阪版モモ太郎など
⑤住吉にゆかりのキーワード
意外と知られていない「こぼれ話」を紹介
この部分が一番へぇ~と思うことが多かったので、別項にして次回に続けて書くことにします。